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#ホラー
短編小説|ディープナイトコンビニエンス
隙間からギラリと反射しているそれは、刃物であることは間違いない。数秒だったか数十秒だったかの後、心臓の鼓動が倍になった。
「えぇ、うそだろ…」
おれは自分の意思とは無関係に、顔が引きつっているのが分かった。
「一連の事件の犯人は、いわゆる刺身包丁を凶器として使用しており、警察は現在…」テレビからは、最近起きている連続殺人事件のニュースが流れていた。
※
いつもの時間、いつものコンビニにお
隙間からギラリと反射しているそれは、刃物であることは間違いない。数秒だったか数十秒だったかの後、心臓の鼓動が倍になった。
「えぇ、うそだろ…」
おれは自分の意思とは無関係に、顔が引きつっているのが分かった。
「一連の事件の犯人は、いわゆる刺身包丁を凶器として使用しており、警察は現在…」テレビからは、最近起きている連続殺人事件のニュースが流れていた。
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いつもの時間、いつものコンビニにお