瞑想が楽しくて習慣になった→衝動性が改善されてきた！

「瞑想ってよくわからない」を変えてくれた人

瞑想っていうとマインドにフォーカスするイメージがあったり、呼吸法をマスターしないといけないと思っていた。ネットで調べて見よう見まねでやってみるけれど、できてるのかの実感を得にくいので、やりがいを感じられず続かなかった。

でも瞑想家のネオショウ・ムニンに出会って、一緒に瞑想するようになって瞑想のイメージが変わった。

いつも瞑想する時に彼に言われるのは、背筋を伸ばさず胸を張らず、とか、意外なものばかりだった。

いい姿勢じゃなきゃいけないとか、手はこの位置で良いのかな？とか、自分の中に正解と間違いがあると思っていることに気づく日々。

段々と、瞑想中はだらしなくてもいいからダラーんと楽な姿勢で居続けようと思うようになった。

実際に座ってダラーんとしてると、いや、ダラーんとしてるよりここはシャキッと伸ばした方が逆に身体が楽だなあとか、やってみてわかることが多くて、どんどん思い込みが外れていくとともに身体の力が抜けていった。（面白いのが、昨日うまくいったからと今日同じことをやると全く効果的でなかったりして、それも思い込みです〜ゲームをしているみたいなの。笑）

瞑想習慣化までの道のり

これまで疲れたときとか、リラックスしよう→とりあえずお布団に入りたい→やば3時間も寝ちゃった→自己嫌悪　をよく繰り返していた。

それが、横になるよりむしろ座って瞑想をして、デフォルトで力が入っているところに気づいていくほうがリラックスするじゃん、と思うようになった。自然と瞑想しようって思うことが増えた。（私はtiktokでライブ配信をしていて、ある日瞑想しよ〜って声かけて、嬉しいフィードバックをいただいたことも、またしたいと思えた理由の一つかも。）

自然と瞑想しよ〜って思う瞬間が増えたら、日々自分が無自覚に緊張しているときでも、ふと身体が強張ってることに気づくようになった。それでまた、瞑想が始まる。実は今も文字を打ちながら、自覚しました。笑

怒りが湧いてきたとき、感覚の変化と瞑想の効果を感じた

この前、ネオショウさんとショッピング中に、イラっとする瞬間があった。
ひとりでぷんぷんしているその渦中に、あれ、今身体めっちゃ力入ってるじゃんって気づいた。

身体をほぐしてみた。そうしたら、それまで怒涛のように脳内で湧いてきていた怒りの言葉たちがスッといなくなった。
そしてその言葉たちは、被害者意識が強くて、ネオショウさんの行動を勝手に私が都合悪く解釈して怒ってるだけだって気づいた。

ちょっと、ぷんぷんをネオショウさんに出してしまったけれど、それでも渦中にいながら、そこに気づいてそのまま全部ぶつけずに済んだことは私にとってひとつの成功体験になった。

この人なんて酷いんだ！！って思う時、そんな自分を否定もせず、あれ、今めっちゃ身体力入ってる、と俯瞰してさっき湧いてきた怒りをニュートラルに観察してみると、怒りに隠されていた本当は（自分に）気づいて欲しかった本音に辿り着ける。

その本音から相手とコミュニケーションをとると、自分ももうスッキリしていて何も我慢していないし、見えていなかった(私が知らない形の)相手の優しさに気付ける。

これは、瞑想によって身体がリラックスした状態を知っていたから、そして習慣化していたことによって怒りの渦中にいて、ものすごく視野が狭くなっていたとしても、あれ？いつもとなんか身体が違うぞ？と気付きやすい状態になっていたんだと思う。

瞑想にはさまざまな段階があるけれど、マインドをどうにかしようとしなくても、身体の力を抜いていくだけで(思ったより人は緊張している、まさか鼻周りの小さな筋肉とかももっと力抜けるとか思わんよ…)結果的に生活におけるちょっとした揉め事が起きにくくなったり、穏やかに安心して過ごしたいというニーズに対して、ものすごく効果を感じている。

私は機能不全な家庭で育ったことの影響をいまも受けている部分があり、そのひとつが身体の強張り。それから、その状態だと判断能力も低下しがちで、イラッとしたときに自他との境界線が曖昧になりやすい。

自分も悪かったかもしれないから我慢しないといけないのかな？でもむかつく！！でもどこからが自分の問題！？どう伝えたらいいかわかんない！！となるときがある。機能不全な家庭での処世術を、家庭から離れた今、どうやって手放して生きていくか、その試行錯誤のプロセスが誰かの役に立ったらいいな。

次の記事では数日前、毒親の洗脳メカニズムに気づいて覚醒した体験について書いていこうと思う。