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【たーぼうの教育ニュース①】 2024年2月24日(土)

 こんにちは!たーぼうです!
 
 寒いっすね。気づいたら今日ピックアップするのは、全部探究関連のニュースな感じがします。

 さてさて、今日の結論は「もう探究ってすごいわ!」です。探究って名前のつく前から、そんなことはやっていると思います。古い概念ですからね。

 しかし、今後学校教育がブーストしていくところは探究の文脈でほぼほぼ動いていくんじゃないかと思いました。探究の面白いところは、学校と社会を変える可能性があることですね。探究によって民間の会社も学校にコラボすることが増えてきたし、教育文脈の会社も増えてきているのでそこがかなり良い方向に進んでいるんじゃないかと思います。

 さて、前置きが長くなりましたが、本日も思考の整理の一環で、実験的にやっています。もし良ければご覧ください〜!

・第1弾(土曜日):教育関連のニュース
・第2弾(日曜日):インタビュー・イベントの紹介
・※第3弾(不定期):SVPの活動紹介

 

 ということで、本日は第1弾:教育関連ニュースです!よろしくお願いします!



■1:教育ニュース

2/21 東洋経済education×ICT
教員匿名座談会、日本のイマイチな「キャリア教育」の理由は「教員任せ」の裏側 「子の背を押す」ために親も教員に相談したい

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 キャリア教育の魅力と位置付けの低さについて語られている座談会です。私はキャリア教育にはかなり関心が強いタイプなので、このニュースはちょっと残念でした。

 キャリア教育に関わろうとする先生たちにはよくお会いします。その先生たちは、生徒たちが何をしたいのか、どんなことに関心があるのか、社会とどう接点を持つのか、どんな大人たちと会わせるのか、どんな内容を授業で扱うのか、そしてどんな自分で在りたいのかなど、学校だけに留まらず、自分自身の人生をかけてチャレンジしている人たちです。外部のイベントや勉強会にも行くし、素敵な大人たちと生徒を引き合わせる先生も多くいます。

 最近はゲストをたくさん呼ぶことがSNS時代に比較的簡単にできるようになってきました。ですが、思うのは「生徒のためではなく、自分のために人を連れてくる」というケースも増えていると感じます。もちろん悪いことではありませんし、生徒に何かのきっかけになることもありますが、「こんな知り合いがいるんだすごいだろ〜」なども散見されます。

 また「学校の先生たちに任せられないから、私が話をする」というゲストのケースもよくあります。(そういう時はほんとしんどいです。)

 もちろん外部が入ることは良いことであると思いますが、その間を取り持つ選球眼がないと、結構お互いに残念に終わることが多々あります。(私も多く失敗したなと反省もたくさんあります。)

 どのように外部と連携を取るのかというのは、難しい問題だなと思います。最近は探究が盛り上がってきたので、今後は良い方向に進むとは思いますが、そこでの外部連携の難しさもあるなと感じます。やはり今後、高校を変えていくのは探究の文脈だと思います。

 繰り返しますが、私の周りのキャリア教育に関心のある先生たちは、本気で人生をかけてやっています。キャリア教育はやはり、教育の醍醐味でもあるなと思います。



■2:生徒指導ニュース

2/21 沖縄タイムス
「個性失われているのでは」授業で研究した校則 メイクや私服を試しに解禁 心配する教員に取り組み説明 沖縄県立球陽高

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 生徒指導も探究の文脈から変わる可能性があります。と感じられた記事でした。沖縄県の高校で、探究の文脈で校則の見直しが実験的に進められています。

 面白いのが、探究の文脈が校則を上回るというポイントです。今までの学校の文化では、校則が上位概念であり、絶対有利なものでした。しかし、この事例は探究の文脈で生徒指導が変わったものだと感じます。 

 こういった探究の実験的な試みが増えていくことは、学校の生徒指導を変えていく1つのキーポイントになっていくのはとても面白いなと感じました。



■3:探究・キャリア教育ニュース

①2/23 Yahoo!ニュース(岐阜新聞)
全員が武義高生、美濃市が新設部署 「未来創造課」地域の課題解決策を提案

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 岐阜市がめちゃくちゃおもしろそうな取り組みをしているようです。ちょっと凄すぎて、あんまりよくわかりませんが、ビジネス科の生徒が週に1回勤務をする部署があるようです。市政の会議にも参加するようですね。すごいな。主権者教育にもつながる感じがします。

 これは今後も記事にしてほしいですね。そして夢が広がる取り組みだなと感じました。




②2/20 Yahoo!ニュース(神戸新聞NEXT)
農業高校生が作る「オンリーワンドッグフード」、兵庫で評判上々 県外から購入の問い合わせも

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 これもめっちゃすごい事例でした。害獣の肉と廃棄野菜でドックフードを作るという取り組みでした。農業高校なので、昔からこういった取り組みは得意分野ですがすごいですね。探究の文脈で商業・農業・工業など職業高校もかなり元気になっているし、さらなる可能性を感じました。



 第2弾:インタビュー・イベント紹介はこちらです!

 以上です!お読み頂き、ありがとうございましたー!!
 またお時間があればご覧ください〜!



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