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劇場までの道のりが辛い季節です(2024年7月の観劇記録)
連日の猛暑(とゲリラ豪雨)にも負けず、3作を観劇。
オーランド
これは何とも難解だった。
PARCO劇場×栗山演出ということで、2021年に観た「ザ・ドクター」のことを思い出した。(あれも難しかった)
劇中に宮沢りえさんの録音した音声を流すシーンが何回かあったのだが、「ザ・ドクター」でも大竹しのぶさんの録音した音声を流していた気がする。
一幕は、短いエピソードがいくつも羅列され、一つのストーリ
言葉、言葉、言葉(2024年5月の観劇記録)
タイトルはハムレットの有名なセリフから。
5月に観た3本の芝居は、いずれも言葉を大事にした作品だった。
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アラビアンナイト文学座の公演を観るのは、2022年の「欲望という名の電車」に続き2度目。
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文学座アトリエについて
今回の観劇の動機の一つとして、「文学座アトリエで舞台を観てみたい」という思いがあった。
キャパ20
はじめて野外劇を観る (2024年3月の観劇記録)
3月は4本の芝居を観た。
なかでも、人生初めての野外劇は印象的だった。
どうしても観る作品の傾向が固定化されてしまうので、2-3ヶ月に1回くらいは全く知らない演劇を観ようと思った。
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骨と軽蔑ケラさんの新作がシアタークリエで上演。
その情報だけで面白そうだと思い、迷わず観劇。
物語は、内戦が起きているとある国で、戦争の兵器や武器を製造して生計を立てている一家の話
ギリシャと神奈川の狭間で(2024年2月の観劇記録)
2月は、ギリシア神話を基にした作品と、神奈川を舞台にした作品の2本を観劇。
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エウリディケ演出が白井晃さんなのに、世田谷パブリックシアター主催ではない不思議な公演。
ベースになっているギリシャ神話は何となく知っていたので、時代設定を現代に置き換えたという点に興味を惹かれて観劇。
しかし、抽象的なセットも相まって、あまり現代に置き換えた意図は汲み取れず、個人的には
こんな舞台を観てきた(2023年12月)
毎年12月は気になる舞台が多い気がする。
2023年も例に漏れず、気になる作品がたくさん上演されていて、その中から6作品を観劇。(うち一つはミュージカルコンサート)
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海をゆく者とてもいいお芝居だった…!
2009年が日本初演で、今回が再々演。
私は今回が初鑑賞。
物語について
アイルランドの劇作家、コナー・マクファーソンさんの作品。
簡単に言うと、5人のお
U30チケットの記録(PARCO)
これまでパルコ・プロデュースの多くの公演では、U25チケットの取り扱いがあり、私も非常にお世話になっていた。
このユースチケット制度が最近変化し、U30チケットとU18チケットの二本柱となった。
パルコがマーケット調査などを実施し、このように制度変更をしたのだと思うが、ユースチケットを使える期間が伸びて、私も率直に嬉しい。
これまでは「U25チケットの記録」として、座席位置等をまとめていたが、