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エッセイのようなもの

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子どもたちのこと、思い出ばなし、自分のことなどなど。
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2024年2月の記事一覧

今日のわたしのための本

今日のわたしのための本

 今日は雨ふり。

 雨の日は、なんだか、ホッとする。わたしの身体のスイッチのひとつが、オフになっているみたい。眠気がすぐにやってきてしまう。

 とはいえ、今日はパートがある日。お昼までに夕飯を、だいたい作っておきたい。ぼんやりだけど、息子とおしゃべりしながら、台所に立つ。今日は、ドライカレーと玉ねぎとわかめのサラダ。野菜を刻みながら、息子の話をきく。それから、息子は、勉強すると言って、隣の和室

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自分の身体を大切に〜漢方編④〜

自分の身体を大切に〜漢方編④〜

 漢方編①②③はこちら

 2023年の10月、採血をすることをすっかり忘れて、クリニックに行った。検査は、1ヶ月後にしていただくことにする。申し訳ない。 3ヶ月に一度採血をすることを、忘れないようにしなくては。

 体調はよく、そのまま、漢方薬もサプリも続けることになった。季節の変わり目にも、寝込むことなく、元気に過ごせている。こんなことは、何年ぶりだろうか。うれしくて、もっともっと、体を動かし

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自分の身体を大切に〜漢方編③〜

自分の身体を大切に〜漢方編③〜

 漢方編①②はこちら

 2023年7月末、転院して、新しいクリニックに通うことになった。こちらも整形外科と漢方内科がある。うちから、車で30分ほどの距離。

 クリニックは真新しく、明るかった。受付を済ませ、診察を待つ。たくさんの人が待ってみえるから、時間はかかりそうだ。

 待ち合いには、椅子がたくさん置いてあり、窓辺の机には、シクラメンの鉢があり、手作りの木製おもちゃがいくつか置いてある。こ

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自分の身体を大切に〜漢方編①〜

自分の身体を大切に〜漢方編①〜

 目に前にことに必死になっていると、いつの間にか月日が経っている。自分の身体のことは、つい後回しになりがちだ。そういう方は、わりと多いんじゃないだろうか。わたしは、丈夫な身体を持っている。ずっと、それに甘えていた。

 けれど、娘の大学受験期と、息子の体調不良が重なり、一年ほど過ごした後、娘が大学進学した春に、わたしは倒れた。

 2022年の5月のこと。ひとつ大きな肩の荷が降り、気が抜けたこと、

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自分を信じよう

自分を信じよう

 パートでのこと。

 わたしは、小学校の教室で、放課後の数時間、安全に留意しつつ、小学校の低学年の子どもたちの自主的な活動を見守る仕事している。日によってまちまちだが、子どもたち30人ほどを、パート2人で見守ることになっている。

 来年度から、わたしが中心となって、ひとクラスを仕切ることになった。週3勤務であること、他にもいろいろとあって、そうなる。

 パートを始めて半年ほど。慣れてきたが、

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ラッキーな日

ラッキーな日

 冬になってから、息子は通学時に、腹痛が起きやすくなっている。病院に通う以外にも、食べるものに気をつけ、睡眠時間を増やしたり、また無理せずに活動をセーブしたり、できることはやってきた。けれど、身体は思うようにならない。

 最近は、忙しさを理由に、わたしが息子の話をきく時間が少なかった。反省しながら、話をきいた。話をただきく、きく、きく…息子は自暴自棄になりかけ、それでも、なんとか、落ち着いてきた

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昭和日常博物館に行ってみた

昭和日常博物館に行ってみた

 去る11月、愛知県の北名古屋市の歴史民俗資料館、別名「昭和日常博物館」に行ってみた。無料である。

 わたしは、この博物館を知らなかったのだが、「博学連携と博福連携」の取り組みをしていて、珍しいんだよと、夫が教えてくれた。夫に誘われて、興味が湧いたわたしも、一緒に行くことにする。

 車で向かう。公共交通機関だと、西春駅からバスが出ている。駐車場は、建物の地下一階にあり、すぐ脇にはエレベーターが

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みんなのリズムで読む〜まゆとおに〜

みんなのリズムで読む〜まゆとおに〜

 2月のある朝、小学校に読み聞かせに行った。2年1組のクラスだ。

 読む本は、「まゆとおに」にした。節分もあり、おにのお話を読みたくなったから。富安陽子作、降谷なな絵、福音館書店から出版されている。

 「まゆとおに」は、やまんばのむすめ、まゆのお話。おにを知らないまゆと、まゆを食べようとするおに。まゆは、こちらが思いもつかないことを次々とやっちゃう…

 まゆがおにについていく場面では、一緒に

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