【21年秋アニメ研究】「SELECTION PROJECT」の分析【2：構成の分析】

2021年12月8日 17:49

※引き続き、2021年秋アニメ「SELECTION PROJECT」の第1話を分析します。まずは【1：鑑賞者の体験の分析】をご覧になることをお勧めします。

本記事全体のまとめ

※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです！

14歳の少女・鈴音が、アイドルオーディション＜SELECTION PROJECT＞に挑戦する。

彼女は善戦するものの、最終予選で敗退。

帰り道、鈴音は1人涙を流した。

▶第1幕（0-5分）

・鈴音は生まれつき体が弱かった。彼女は灯（大人気アイドル）に憧れ、病院のベッドで灯の歌を聞いて育った。

・そして……14歳になった鈴音は、アイドルオーディション＜SELECTION PROJECT＞に挑戦中だ。現在、北関東地区の最終予選進出者4人の内の1人に残っている。彼女は歌声が高く評価されていた。

▶第2幕前半（5-11分）

・最終予選当日、鈴音が会場に到着した。

・同じ頃、北海道、東北、南関東、近畿、中部、中国、四国、九州・沖縄の各地区でも、最終予選進出者が会場に集結。

・ちなみに……＜SELECTION PROJECT＞は今回で7回目だ。1回目の合格者はあの灯である（ただし、灯はいまから3年前に事故死している）。

▶第2幕後半（11-17分）

・全国9地区で最終予選が始まった。北関東地区のトップバッターはセイラだ。

・しばらくして、鈴音の番がやってきた。

▶第3幕（17-23分）

・鈴音は途中立ちくらみを起こして座り込んでしまうものの（緊張？体調不良？）、それでも素晴らしいパフォーマンスを披露した。

・各地区の勝者が発表される。北関東地区の勝者はセイラだ。セイラは驚く。私よりも鈴音の方が優れていたはずだ……！一方、鈴音はセイラの勝利を笑顔で祝福した。

・しかし帰り道、鈴音は1人涙を流した。

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