【21年秋アニメ研究】「サクガン」の分析【2:構成の分析】
※引き続き、2021年秋アニメ「サクガン」の第1話を分析します。まずは【1:鑑賞者の体験の分析】をご覧になることをお勧めします。
本記事全体のまとめ
※本記事全体をレポート形式にまとめました。本記事後半の文章と同内容ですが、レポート形式の方が見やすいと思います。お勧めです!
ストーリー
未来。人びとは地下都市で暮らしている。
9歳の少女メメンプーは外の世界に憧れを抱き、旅に出たがっている。
だが彼女の父ガガンバーは断固反対。外の世界は危険だし、何よりも……寂しいじゃないか!せめてもう少し傍にいてくれ!
しかしとある事件をきっかけに、ガガンバーはメメンプーの想いの強さを知る。もう止められない。こうなったら俺も行く!親子で旅に出よう!
各パートの出来事
▶第1幕(0-6分)
・未来。人びとは地下都市「コロニー」で暮らしている。コロニー間には危険な未開地帯「ラビリンス」が広がっており、ラビリンスの開拓に従事する者は「マーカー」と呼ばれていた。
・9歳にして既に大学を卒業した天才少女メメンプーは外の世界に憧れ、マーカーになりたいと思っていた。だが彼女の父ガガンバーは断固反対。2人は今日も大喧嘩している。
▶第2幕前半(6-13分)
・メメンプーは、リンダ(10代にして既にマーカーとして働く少女、メメンプーの幼馴染)と外の世界について熱っぽく語り合う。
・一方ガガンバーは、ウォルシュ(リンダの父、彼自身もマーカー)と酒を飲む。ウォルシュは「子どもはいつか巣立つものさ」と語る。もちろんガガンバーだってそんなことはわかっているが……寂しいじゃないか!せめてもう少し傍にいてくれ!
▶第2幕後半(13-17分)
・ある日、メメンプーのもとに宝石のようなものが届いた。送り主はウロロップ(伝説の女マーカー、ラビリンスを踏破したという噂がある)!
・メメンプーは仰天し、早速解析。そしてそれが、信じられないほど広い範囲を描いた地図だと気づく。メメンプーとリンダは大興奮だ。
▶第3幕(17-23分)
・突如、怪物「カイジュウ」がコロニーを襲撃。街は破壊され、人びとは逃げ惑う。ウォルシュとリンダは果敢に立ち向かうが……あっという間に殺されてしまった!
・メメンプーは衝撃を受ける。だがそれでも「危険な外の世界に行ってみたい」という気持ちは収まらない。
・ガガンバーはそんな娘を見て決意した。もう止められない。こうなったら俺も行く!親子で旅に出よう!
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(担当:三葉)
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