見出し画像

「土台作りは自信に、自信は実力につながる」。厳しくもユーモアを忘れないコンサルティング部 部長の仕事観 #MANGO社員インタビュー コンサルティング部・橋本 貴史

MANGOをカタチづくる社員一人ひとりがどのような考えや想いを持って日々仕事と向き合っているのか、リアルな声と共にMANGO社員の魅力をお伝えする #MANGO社員インタビュー 。今回は、コンサルティング部/部長の、橋本 貴史のストーリーをお届けします。


MANGO株式会社 コンサルティング部部長 橋本 貴史(はしもと たかし)
東京都出身 。2006年、MANGO株式会社の親会社である株式会社セプテーニ・ホールディングスに入社。入社後は、セプテーニ・ホールディングスをはじめとしたグループ企業にて、人事やIR、営業や広告運用など幅広い業務に従事。2022年より、MANGOコンサルティング部の部長として従事する。

橋本 貴史は、これまでセプテーニグループで長きにわたり人事や広告運用コンサルタントなどさまざまな業務に従事してきました。多くのキャリアを積み、2022年にMANGOのコンサルティング部 部長として着任した橋本が、大切にしている価値観やMANGOのメンバーと共に成し遂げたいことを語ります。


やるからには納得がいくまで。教員志望から広告業界へ入り、人事も現場も経験

2006年、新卒採用担当として株式会社セプテーニ・ホールディングスに新卒入社した橋本。大学時代は社会科の教員志望でしたが、「社会の先生が、実社会を知らなければ、社会は教えられない」と思い、就職活動を開始しました。

「限られた時間や枠の中でメッセージを伝える」ところに広告の仕事と教員の仕事(授業)の共通点を感じ、広告業界に進むことを決意します。

橋本「入社して5年ほど人事やIR業務に従事していました。多くのステークホルダー(※)と関わる仕事は好きだったのですが、『せっかく広告会社に入ったのに、現場を経験していない』という点に引っかかっていました。現場でみんなが熱く働いている様子にも強く影響を受け、異動を申し出ました」

※企業の直接・間接の利害関係者。従業員や採用候補者、株主や取引先など

当時設立されたばかりだった、営業から広告運用、オペレーション業務(※)までを1人で行う部署へと異動した橋本。これまでの業務との違いや知識の壁にぶつかったと話します。

※広告を配信するための入稿業務や、配信結果のデータをまとめるレポート業務など。当社オペレーション部のお仕事紹介記事はこちら

橋本「当時は、研修プログラムなども今ほど充実しておらず知識が追いつきませんでした。もっと知識を付けて自信を持ってから営業活動をしたいという想いと、今すぐ実績を出さなければならないという想いとの間で葛藤していましたね。

しばらくして、別部署向けに行われていたオペレーション業務の研修を受けたことで、ようやく運用型広告の構造や基礎的なスキルが身についてきました。この経験を踏まえ、基礎的な知識やオペレーション業務のスキルなど、土台がしっかりしていた方が確かな自信になり、実力につながると今でも思っています」

グループ企業のMANGOへ着任。東京と宮崎を行き来する生活が始まった

▲MANGO着任後はじめての内定式での1枚

人事から営業、広告運用コンサルタント、オペレーション業務まで経験した橋本は、その後約11年にわたり、リスティング広告運用業務を中心としたプレイヤーやマネジメント職に従事しました。

そして2022年には、リスティング広告やSNS広告など幅広いメディアのデジタル広告運用を行う、コンサルティング部の部長として着任します。

橋本「MANGOも組織として大きくなり、セプテーニと電通の協業も加速する中で求められる業務レベルが高くなっている時期でした。そもそも正解のない仕事ではありますが、MANGOの広告運用コンサルタントもおそらく自信が持てない状況だったと思います。そこで、長く広告運用に携わってきた自分が、宮崎で直接『業界最高水準の運用』に必要な経験やスキルを伝えることで自信を付けてもらう。そんな役割として着任しました」

MANGOメンバーと一緒に仕事をしていく上で、橋本はまずオープンマインドを心掛けたと話します。

橋本「同じグループとはいえ、異文化の上司がやってくることにメンバーも不安があったと思います。だからこそ、とにかく明るく元気よく、ユーモアを交えながらオープンマインドで接することを意識していましたし、今でも心がけています。

セプテーニ時代からやっている『勤怠大喜利』というコンテンツも取り入れてみました。毎朝お題を出して、出勤報告をする時にお題に答えるというものです。もともとは、コロナ禍で出社制限がかかった時に物理的な距離が生まれ、孤独な環境でタフな業務に向き合う中で心理的な距離も生まれてしまいやすい状況がきっかけで始めたものです。

入社したばかりのメンバーや、関わりが浅いメンバーの人となりを知るきっかけにもなるし、朝イチに少しでもみんなが笑顔になれたら1日を楽しくスタートできるかなという想いから、今でも続けています。『大喜利』と名付けていますが、おもしろいことを言わなきゃいけないわけではなく、真面目なお題の時もあります。距離を超えて心理的安全性を高めることを目的として行っていますね」

広告運用コンサルタントは、顧客ビジネスのパフォーマンスのカギを握る大事な役割

オープンマインドでMANGOメンバーの懐に飛び込んだ橋本が、仕事をする上で大切にしている価値観は、「MASTERMIND」(※)だと言います。

※ここでは「偉大な知能で業績を牽引する指導者・立案者」という意味で使用しています

橋本『顧客ビジネスの成長』をリードする存在として、広告効果改善の重要な役割を担うコンサルタントがそのキーマンでありたい、という意志を表した言葉として掲げています。

AIや自動化による生産性の向上が進む中で、油断すると『機械に使われるヒト』になってしまいそうな時代ですが、『ヒトのチカラ』をまだまだ信じて、『ヒトだからこそできる仕事』も加えた上で、顧客満足度の最大化を成し遂げていきたいと思っています」

明るさやユーモアを大切にしながらも、「やるからにはちゃんとやる。仕事のクオリティには厳しいと思います」と話す橋本。広告運用コンサルタントの仕事について、次のように語ります。

橋本「MANGOでの仕事は、広告主様と直接やりとりをせずセプテーニの営業を通した連携になるので、広告主様が本当に何を思っているのかどうしてもつかみづらい部分はあると思っています。自分たちを『バックオフィス』という風に感じてしまい、場合によっては顧客視点がなくなってしまうかもしれません。

でも、僕たちのポジションは『広告代理店』なので、広告主様が目的としているゴールを達成するための広告にまつわる業務を代理で行っている、広告主様と同じチームなんですよね。広告運用の知識やスキルを持っていて、課題解決や目標達成のためにどうしていけばいいかをわかっている、そんな人でなければならないんです。

だからこそ、広告主様と直接やりとりをしている営業とも密に・対等に連携し、ワンチームとして向き合っていく必要があります。自分のことを『下請け』のように捉えると自分の意見を伝えられないなど、健全ではない関係性になってしまう可能性も秘めていると思います。

広告運用を行っているコンサルタントは、広告成果の大事な部分を握っています。『自分たちがリードするんだ!』くらいの強い気持ちで仕事をしていくことが広告主様のためにもなると思っているので、そのマインドで向き合っていますね

行動や実績が自信につながる。自己成長しながらメンバーの成長を見守りたい

チームの雰囲気について、「一言でいうと、『素直でいい人の集まり』!」と答えた橋本。メンバーと向き合う上での想いを次のように語ります。

橋本まじめで、誠実で、やさしいメンバーばかりで、それゆえに苦労しているなと感じる場面もあります。我慢や遠慮=やさしさではないと思うんです。人柄ゆえの部分もありますが、もっと自信を持てるようにしていくことが自分の役割だと思います

チーム全体で取り組んでいることで言えば、毎月部会を行って各課のMVPを表彰しています。CVAといった半年に一度の社内表彰式はありますが、コンサル業務に特化した称賛の機会が必要だと感じ始動しました。MVPは各課の課長が毎月選出し、賞状を作ってコンサルティング部のメンバー全員の前で発表します。

選定基準などは各課に任せていますが、『具体的な行動やエピソードで、その月の旬な人を称賛する』という方法が個人的にはいいと思い伝えています。いろいろなメンバーにスポットライトが当たるし、『大変なこともあったけど見てくれてたんだ、乗り越えてよかった』と喜びや自信にもつながると思うんです」

実際に、メンバーから「自信が持てない」と相談を受けることも多いと橋本は話します。

橋本「相談を受けた時は、まずその理由を聞くようにしています。理由が知識不足であれば、知識を付けることで結果的に広告主様のためにもなることを伝えます。そこからは、行動を変え、実績を積み上げるしかないと思っています。

もちろん知識は必要ですが、インプットした知識をアウトプットして行動に移し、その結果や実績を積んでいくことで『自分はこれができるんだ』という自信につながる。そうすると、『仕事を自分でやっている』『成果をコントロールできている』感覚も大きくなり、もっと仕事が楽しくなると思います。そういう風に伝えて、成果が出るところまで見届けていきたいです」

教員志望から、広告業界に入りマネージャーとなった橋本。最後に、現在の仕事について次のように語ります。

橋本「人の成長に携わる仕事は、心が動く仕事だと思っています。自分が伝えたことが何かのきっかけになって相手が成長していく姿を見られた時の喜びはすごく大きい。

それに、何かを伝えるためには自分自身も成長し続けなければならないので自己成長もしていける、そんな仕事だと思います。今の仕事は、自身のルーツである教員の仕事とも結果的につながっていると感じています。

今後も、『若くして活躍したい!』『挑戦や変化も楽しむぞ!』という、熱い志を持つ仲間たちに集まってほしいですし、そういう人たちの成長を見届けられることを楽しみにしています!」


※記載内容は2024年3月時点のものです


コンサルティング部 お仕事紹介記事を読む

デジタル広告オペレーション事業を行うMANGO株式会社では、一緒に働く仲間を募集しています


この記事が参加している募集

社員紹介

企業のnote

with note pro

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?