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挑戦と失敗を繰り返し、目指すのは「顧客ビジネスの成長」──デジタル広告運用コンサルタントとして働く魅力

MANGO株式会社は、デジタルマーケティング事業を中心に展開するセプテーニグループのグループ企業として、2009年に宮崎に設立されました。

デジタル広告の運用・広告提案などのコンサルティング業務、広告の配信セッティング、広告効果のデータ集計などのオペレーション業務を行い、東京に本社を置くセプテーニと連携しながら、広告主のビジネス成長を支援しています。

今回は、コンサルティング部 ゼネラルマネージャーの青木 栄一に、広告運用コンサルタントの仕事内容や、仕事の魅力について聞いてみました。

MANGO株式会社 コンサルティング部 ゼネラルマネージャー
青木 栄一(あおき えいいち)
滋賀県出身。東京のIT企業でのコンサルタント経験を経て、2016年に宮崎へ移住、MANGOへ入社。入社以降、主にSNS領域の広告運用を担当。2020年より、コンサルティング領域のマネージャーとして従事。

──デジタル広告運用コンサルタントの仕事について教えてください。

コンサルタントのミッションは、一言で言うと「広告主様の課題を解決し、目的を達成すること」です。課題・目的は「ECサイトでの売上を上げたい」「アプリのインストール数を増やしたい」「資料請求数を増やしたい」など、広告主様によって異なります。それらをどうすれば解決・達成できるかを考え、実行することが、広告運用コンサルタントの役割です。

では、広告運用におけるPCDAサイクルを具体的にご説明いたします。

① 設計
広告主様のサービス内容やビジネスゴールを理解し、解決・達成するための配信プランの設計を行います。ここでは、どのメディア(媒体)に、どのようなターゲット層に、どのくらいのご予算比率で……などを考えていきます。

② 配信
広告入稿チームと連携し、①で設計した内容と広告クリエイティブ(画像や動画、テキストなど)を設定してもらい、広告を配信します。配信中は、広告効果の進捗や、ご予算の配分や配信ペースに問題がないかなどを確認し、必要に応じて調整を行います。

※広告クリエイティブの制作は、同グループのSepteni Ad Creative社が担当しています

③ レポート
デジタル広告は配信してから結果まで、すべて数値で確認できることが特徴の一つです。ここでは、広告効果の分析に必要な数値データを集計し、Excelなどでレポートを作成します。

④ 分析
③で作成したレポートを基に、広告効果の分析をします。成果が出ているのであれば、さらなる改善点はないか。うまくいっていないならば、要因の分析と対策を考えます。その後、①の「設計」へ戻り、分析結果を反映した配信プランを再設計します。

これら①〜④のサイクルを繰り返しながら、広告主様の課題解決・目標達成に向けたアクションを実行していきます。

──MANGOでは、どのような広告を主に取り扱っていますか?

金融、ゲーム、不動産、アパレルなど、幅広い業界の広告主様を支援しています。さまざまな業界やビジネスモデルに触れられるのも、広告代理業のおもしろいところですね。

広告の種類は、リスティング広告、SNS広告など幅広く取り扱っていますが、媒体でいうとGoogle、Yahoo!、Facebook、Twitter、LINEなどです。これらの媒体はデジタル広告市場の中でもシェアが高く、MANGOではキャリアステージに応じて、幅広い媒体知識や運用スキルを身につけているメンバーもいます。

一人ひとりが自律的なキャリアを築いていくことを願っているので、新しいことへのチャレンジやスキルアップに向けた取り組みは、会社としても応援・サポートしています。

──どのような部署と連携することが多いですか?

MANGOでは、どの部門もセプテーニのメンバーと連携しながら業務を遂行しています。その中でも私たちは、セプテーニの営業メンバーや広告運用コンサルタントとコミュニケーションを取ることが多いです。

広告主様との直接的なコミュニケーションは営業メンバーが担当しているため、私たちは、営業を介して広告主様からの要望を伺ったり、広告効果の進捗報告や、今後の施策についての相談をしたりします。ときには、媒体仕様に関する質問を受けたり、新規プロモーションの相談窓口となったりすることもあります。

セプテーニの広告運用コンサルタントとは、改善施策の事例共有や、分析手法や方向性の確認、新機能導入についての相談などで連携しています。宮崎にいながら、業界大手であるセプテーニとシームレスに情報共有を行い、運用実績やノウハウを学べることは、MANGOで働く魅力の一つではないでしょうか。

また、MANGOでは一人で複数社の広告主様を担当します。それぞれ担当している広告主様は異なりますが、MANGOのチーム内で施策立案の相談や壁打ちなどを実施することで、より良い広告効果につなげるための取り組みも行っています。

「チーム」として広告主様と向き合うためにも、MANGO内はもちろん、セプテーニメンバーとの密なコミュニケーションと信頼関係の構築は、とても大切な要素になります。

──1日の仕事の流れを教えてください。

朝は、コンサルティング部の「朝会」からスタートします。MANGOでは、在宅勤務とオフィス出社のハイブリッド型を取り入れているため、朝会はオンラインでの実施です。コンサルティング部のメンバー全員が集まり、連絡事項の確認と共有を行った後、それぞれ業務を開始します。

午前中は、前日までの広告効果の確認や、営業メンバーへの報告、広告の運用管理がメインの業務です。その後は、広告主様への報告用の資料や分析コメントの作成、営業メンバーとのミーティングなどを行います。役割によっては、新人育成に関するミーティングに参加したり、チームメンバーとの1on1を実施したりします。

突発的な依頼を受けたり、業務と並行してさまざまなコミュニケーションが発生したりするので、マルチタスクの進行・管理スキルが求められる仕事です。

よく候補者様から繁忙期についてのご質問をいただきますが、週の始まりや月初、GWや年末年始などの連休明けは、進捗確認と報告業務が重なります。それ以外だと、担当する広告主様の業界やご依頼内容によって変動します。

──広告運用コンサルタントとして働く魅力は何だと思いますか?

やはり「広告主様の課題を解決し、目的を達成する」というミッションを達成できたときの喜びはひとしおです。感謝や喜びの声をいただくこともありますし、成果を出せたことは自分の自信にもつながります。

一方で、すべての施策が必ず成功に結びつくとは限りません。私自身、広告主様の期待に応えられず、悔しい思いをすることもありました。

結果に一喜一憂するのでなく、数値や自分の知識、これまでの実績を基に「なぜその結果になったのか」を分析し、試行錯誤しながら「正解」を探していきます。「自分の力で事例をつくり上げる」という挑戦や、その過程を楽しめる方は、コンサルタントという仕事に魅力を感じていただけるのではないでしょうか。

「MANGO」という会社においては、前述のとおり、セプテーニの運用実績やノウハウを取り入れることで、デジタル広告市場の中でシェアの高い大手媒体の運用知識を身につけられることが魅力の一つだと思います。

デジタル広告業界は変化がダイナミックで、まだまだ伸びしろがあると言われている成長産業です。仕事を通して、最先端の情報や技術に触れられる機会が多くあること、自身の市場価値を高められるチャンスがあることは、モチベーションにもつながるかと思います。

──どのような方と一緒に働きたいですか?

繰り返しになりますが、広告運用コンサルタントは広告主様の課題解決・目標達成に向け、PCDAサイクルを回し続けていくお仕事です。常により良い成果を追い求めていくので、「ゴールが存在しない仕事」とも言えます。

その状況すらも楽しめる「飽くなき探求心」をお持ちの方や、思考を深めていくことが好きな方、変化を楽しめる方は、コンサルタントの仕事だけでなく、この業界自体に興味を持っていただけるかと思います。

どんな仕事も、一人で完結する仕事はありません。私たちはセプテーニグループとして、日々、仕事や広告主様と向き合っています。同じ目標を目指す「チーム」として目線を合わせ、視野を広く、視座を高く持てる方とご一緒したいです!

──最後に、一言メッセージをお願いします!

デジタルマーケティングやデジタル広告の分野は、それに特化した専門学校があるわけでもなければ、市場規模に比べて経験者も少ない業界です。
私自身もそうでしたが、みんなゼロからのスタートですし、経験した分だけ、自身のスキルアップにつなげられます。
MANGOでは、基礎からスキルを身につけられる研修プログラムもありますので、業界未経験の方でも安心して飛び込んできてほしいです。

最後になりますが、私たちは、仕事選びにおいて「何をするか」と同じくらい「誰と働くか」は大切な要素だと考えています。

今回、広告運用コンサルタントの仕事についてご紹介いたしました。「何をするか」の部分に興味を持っていただけたのであれば、ぜひ「誰と働くか」の部分を知っていただけると嬉しいです!


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