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原動力は「チームワーク」──Uターンとキャリアチェンジで見えた仕事への想い #MANGO社員インタビュー コンサルティング課・櫻木 仁士

こんにちは、MANGO note編集部です。

MANGOをカタチづくる社員一人ひとりがどのような考えや想いを持って日々仕事と向き合っているのか、リアルな声と共にMANGO社員の魅力をお伝えする #MANGO社員インタビュー 。今回は、2021年11月に中途入社した、櫻木仁士のストーリーをお届けします。

MANGO株式会社 コンサルティング課 櫻木 仁士(さくらぎ ひとし)
宮崎県宮崎市出身。2021年にMANGOに中途入社。入社後は、デジタル広告運用コンサルタントとして従事している。

新卒でアパレル企業に入社した櫻木 仁士。約5年後に地元宮崎へUターンし、MANGOに中途入社しました。デジタル広告業界は未経験でしたが、これまで自身が経験してきたことを基盤に、新たな道を一歩ずつ突き進んでいます。櫻木の仕事へ真摯に向き合う姿勢や、熱い想いはどこからくるのか。その背景に迫ります。

自分の「好き」を仕事に。キャリアを積み重ねる中で確立した仕事スタイル

▲アパレル時代の櫻木

大学で工学部を専攻していた櫻木は、学生時代にアパレルのアルバイトを経験します。いよいよ就職活動を視野に入れたとき、就職先にSE職やIT系の企業を希望する同期が多い中、「自分のやりたいこと、好きなことを仕事にしたい」という強い想いを櫻木は持っていました。アパレルの仕事のおもしろさ、アルバイトながらも責任ある仕事にやりがいを感じていたこともあり、そのまま新卒入社することを決意します。

櫻木 「入社後は福岡、埼玉、東京と拠点を移しながら勤務しました。最初の1年目はプレイヤーとして店舗での接客をメインに担当しました。キャリアアップを目指すにあたって、店舗運営やマネジメント業務にも挑戦していきました」

顧客と直接コミュニケーションを取る接客業務にやりがいを感じていた櫻木。店舗運営では、理系出身ならではの分析力が活きてくるようになりました。

櫻木 「内気な性格というのもあって、私よりも接客が上手い人はたくさんいたんです。店舗運営に携わるようになってからは、自身の本来の強みや得意分野で実績を出せるようになったことを評価してもらえるようにもなりました」

キャリアを重ねていくにつれ、マネジメントにも携わるようになると、その責任感の強さから、すべての業務において自分一人の力でなんとかしようと奮闘し、その度に壁にぶつかっていたといいます。

櫻木 「自分の得意分野をさらに伸ばすというより、苦手なところを潰して、何でも自分の力でできるようになろうとしていました。でもやっぱり限界があって。そんな風に悩んでいたときに、上司から『自分に合った仕事のやり方がある』とアドバイスをもらったんです。実際に自分の長所・短所などを振り返り、自己理解を深めていくと、『自身の得意分野を伸ばして、苦手なところは他者を頼るスタイル』が自分には合っていると気づきました。

それからは、自分で1から100まで全部やるというより、主導権は握りつつ、周りに協力を仰いで100の仕事ができるように意識しています。上司からの一言をきっかけに、自分の仕事スタイルを確立することができました」

転職活動で再認識した大切な価値観──地元宮崎で第二のキャリアをスタート

▲2022年10月現在、父になった櫻木

大好きなアパレルの仕事、壁にぶつかりながらも積み重ねてきたキャリア──自分らしく、やりがいを感じながら仕事を楽しんでいた櫻木でしたが、新卒で地元を離れたときから、いずれは宮崎へ帰りたいという想いがあったといいます。

櫻木 「たとえば子育てをするなら、子どもには自分が育った環境で、同じような経験をさせたいと思っていて。最初の人生設計では、仕事をある程度やりきってから、30代後半くらいで宮崎に帰るつもりでした。結婚というライフイベントをきっかけに、いよいよ『子育て』が身近なものになったとき、キャリアチェンジするのであれば早いに越したことはないな、という考えに変わりました」

30代を目前に、地元の宮崎へUターンすることを決意した櫻木。新たなキャリアを描く場所を探し、MANGOを含め、複数社の選考を受けました。MANGOからも内定は出ていましたが、最終的にOA機器の法人営業の会社へ入社することを選択します。

櫻木 「デジタルマーケティングには興味がありましたし、カルチャーの面でもMANGOにはとても惹かれていました。ただ、Uターンして1社目の会社は歴史もあったので、今思うと、いわゆる『安定』を求めたんだと思います」

そうして宮崎での生活とともに、新しい業界、新しい環境での仕事がスタートします。ここでも櫻木は得意分野である分析力を活かし、徐々に営業パーソンとしての実績をあげられるようになっていきました。しかしUターンから1年ほどが経ったころ、順調な毎日を過ごす一方で、アパレル勤務時代とは異なる想いがあることに気づいた櫻木。その時の心境を、次のように語ります。

櫻木 「営業は個人としての実績を評価され、いわゆる個人プレーで仕事を進めます。それとは異なり、前職は『“仲間とともに”仕事を楽しんでいた』んです。チームワークを発揮したりみんなでチャレンジしたり、互いに高め合える環境にやりがいを感じていたんだと気づくことができました」

「自分と同じような価値観を持つ会社はあるのだろうか」と考えたとき、真っ先に思い浮かんだのがMANGOだったといいます。

櫻木 「MANGOのコア・バリューに共感していたこと、最初の選考時の座談会でMANGOメンバーの仕事に対する姿勢に共通項が多くあったことが印象に残っていたので、『MANGOだったら自分らしく働けるのではないか』という期待がありました。

とはいえ一度は内定を辞退した会社。再度連絡するのは正直気が引けました。でも思えば思うほど気持ちは大きくなって、勇気を出して改めて応募の意思を伝えました」

二度目の選考も無事に通過した櫻木は、MANGOと出会ってから約2年越しの2021年11月、メンバーの一員としての一歩を踏み出しました。

信念を胸に、壁にぶつかりながら仲間とともに一歩ずつ進んでいく

入社後、櫻木はデジタル広告の運用や企画提案をメインに行うコンサルティング課に配属されます。アパレル時代に培ったマーケティングの基本的な考え方や分析手法は、コンサルティング課の業務との親和性が高く、すぐに活かすことができました。

広告運用の専門知識を学ぶことをおもしろいと感じる一方で、覚えるべきことは山のように多く苦戦したという櫻木。入社後に感じたギャップについて、次のように語ります。

櫻木 「セプテーニグループの営業担当者とのコミュニケーション一つとっても、仕事で求められる期待値は想像以上に高かったです。今思えば、これは入社して最初に感じたギャップだったかもしれません」

入社後すぐに、櫻木はOJTの一環で新規顧客の担当コンサルタントとしてアサインされることになります。

櫻木 「3C分析や広告の設計から携わり、広告が配信されるまでの一連の流れを学ぶことができた貴重な経験でした。また、課のマネージャーに伴走してもらったこともあり、研修とは違った角度でのアドバイスをもらいました」

とくにコミュニケーション面では新たな発見があり、多くの学びを得たといいます。

櫻木 「セプテーニメンバーとは、遠隔でのテキストコミュニケーションがメインになります。どれだけ密に連携できるか、が肝になります。お互いの様子が見えないからこそ、連絡がきたらすぐにリアクションをすること。相手の要望にすぐ応えられなくても、『確認している』ことを伝えること。良い仕事をするために、良い関係を自分から歩み寄って構築していくこと。基本的なことですが、この学びが今の自分につながっていると感じています」

コンサルタントとして独り立ちした2022年10月現在も、知識量やコミュニケーション面で壁にぶつかることばかり。研修で基本的な知識は身につけていても、実務では応用レベルのことを求められたり、自分だけでは判断できない場面に直面したりすることも多々あるといいます。

櫻木 「変化がダイナミックな業界で、かつ覚えることも多い。その上スピード感を求められる。そんな中、精度高い正確な対応を求められます。『正確に』という部分を意識していても、ちょっとしたズレがミスにつながってしまい、落ち込むこともあります。

今はまだ、知識と経験が追い付いていないことが多いんです。だからこそ、アパレル時代に実践していた『自身の得意分野を伸ばして、苦手なところは他者を頼る』ことを大事にしています。少しでも不安を感じたら些細なことでも相談し、周りの力を借りることで自分に足りない部分をカバーしつつ、引き出しを増やすことを意識しています」

MANGOが紡ぐストーリーに、深く関われるメンバーになっていきたい

櫻木が進み始めた新たなキャリアへの挑戦は、決して平坦な道のりではありませんでした。そんな日々の中でも、MANGOでは櫻木が大切にしている「チームワーク」を感じる瞬間が多くあり、それが仕事の糧になっているといいます。

櫻木 「コンサルタントは、一人ひとりが担当する広告主と向き合うので、個人プレーで仕事をしているように見えますが、実際は自分一人の力やアイデアだけでは解決できないことも多くて。その都度、お互いに相談し合ったり知恵を出し合ったりして解決しています。その結果、良い方向へ進んだときの喜びをともに分かち合えることが、仕事のやりがいの一つです」

「今後は、自分も周りのフォローもできるようになっていきたい」と語る櫻木に、理想のコンサルタント像について尋ねてみました。

櫻木 「まずは何よりもコンサルタントとしての知識の引き出しを増やし、より広い視野を持てるようになりたいです。具体的には、新入社員の育成トレーナーの役割を担えるほど実力を身につけていきたいと考えています」

一つのものを極めるよりは、満遍なく高いレベルでできるようになりたいタイプだという櫻木。次のように続けます。

櫻木メンバーと補い合いながら、『広く、高く』を軸にしたコンサルタントを目指していきたいんです。だからこそ今は知識と経験を積み上げて、成長することを第一に考えています。

それから、デジタル広告業界は成長産業なので、メンバーとともにMANGOを盛り上げて、成長する過程を一緒に見ていきたいです。そして会社の成長に、私自身も深く関われるようになっていきたいと思っています」

一つの場所で高く積み上げてきたキャリアに終止符を打ち、新たな場所で再スタートを切るのはとても勇気がいること。櫻木は、自分自身が身をもって経験したことだからこそ、これから新たな挑戦を考えている人たちの、背中を押せるような存在になりたいといいます。

そのためにも、「まずは自分自身が成長し、その姿を見てもらいたい」と語る口調からは、強い意志が伝わってきます。櫻木の人生の第二章は、まだ始まったばかりです。

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