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おおぬき
2024年7月16日 18:09
大人になると人と人とのコミュニケーションは言葉を通じて行うことがしばしばである。その際にいろいろ便利な言葉があるが、その代表格が「アッス」ということばだ。これは特に男性の間で多用される言葉の一つである。人と出会ったときも「アッス(おはようございます)」だし、感謝をするときも「アッス(ありがとうございます)」、別れたときも「アッス(おつかれさまでした)」である。なんなら頼み事をされて「アッス
2024年3月28日 12:08
生まれた頃の娘は寝返りを打てないので眠る時に動くことはさほどなかったが、いまではつたい歩きができるので非常によく動くようになった。毎度素晴らしい寝相で感心するものである。この間娘が体調を崩し、鼻が詰まって眠るのに苦労していたことがあった。呼吸のしやすい姿勢を探してか、何度も頭の位置をずらすのだが、偶然横になっていた私の胸の辺りに頭をことんと落としたことがあった。それきり胸、脇腹、肩、太も
2024年1月27日 23:10
赤ちゃんが動くようになると、本当に赤ちゃんから目を離せなくなる。家の中にあるちょっとしたものにぶつかるだけで、怪我をする可能性があるからだ。親としてはなるべく危なくないよう、机などの角に柔らかい素材の物を貼り付けてみたり、キッチンにつながる通路にガードをつけたりと、さまざま工夫を凝らす。考えてみれば日本の和室は畳とちゃぶ台であるが、ちゃぶ台は足も丸いし台も丸いし、畳には多少のクッション性がある
2023年12月25日 08:19
娘が生まれて早いもので、もう半年が経った。生まれて間もないころはものも言わず目もほとんど開いていなかったわけだが、時間が経つにつれ加速度的に赤ちゃんは成長していき、こちらのほうが日々驚かされるようになっていく。最近になって娘は「マンママンマ」とか「ポァ…ポァ…」とかいうようになった。おそらくママとパパと発声したいのであろうが、うまくいったりうまくいかなかったりしながら、懸命にアウトプット
2023年10月27日 21:53
私は再三、昭和の曲が好きであることを公言している。子守をするときにも幾分暇になってしまうことがあり、その際には決まって自分の好きな曲を適当に歌っている。玉置浩二の「メロディー」や村下孝蔵の「初恋」、杉山清貴の「さよならオーシャン」など、その日ふと口をついた曲を適当に歌う。これは子守をしている際に暇を持て余している私の気分の問題なので、特にレパートリーが決まっているわけではないのだが、令和生
2023年8月8日 12:00
出産が終わり一週間ほどたったころ、赤ちゃんと奥さんの入院が終わった。親の運転する車に乗せられ、赤ちゃんが家に降臨したのである。改めて抱いてみると首はふにゃふにゃ、生まれて1週間くらいなので目もほぼ開いていない。いやはや赤ちゃんはあまりに不完全な形でこの世界に生を受けている。無条件に誰かからの庇護が必要だ。人間は有史以来何万年と歴史をつむいできたわけだが、昔の育児など無理ゲーだったのではない