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ちっぽけな私が世界を変える。

記事を読んでくださっているみなさんこんにちは!シーちゃんです🌷

突然ですが質問です。

みなさんは「地球温暖化」と聞いて何を感じますか?

「なんか今、世界大変らしいね。」

「自分も何かしなきゃとは思ってはいるけどね・・・。」

「身近じゃないから実感湧かない。」


では次に、「福祉業界」と聞いて何を感じますか?

「3K(キツい、汚い、危険)って言われてるイメージ。」

「この日本社会に必要不可欠なのはわかるけど、まだ自分には関係ない。」

「そもそも考えたこともない。」

こんな風に思いませんでしたか?

正直、私は思っていました。

しかし、ひょんなことから始めたインターンシップで
その考え方が450度変わりました。
(なぜ450度なのかは後で説明します。)


そして、こんなちっぽけな私が世界を変える。

そんなお話を今日はしていきます。

長尺になり、読み苦しい部分があるかと思いますが、ぜひ最後までお付き合いください。



インターンをはじめたきっかけ

私は今までの人生の中で、1番になったことがありません。

小学校4年生から高校卒業まで必死にやっていた陸上競技でも

リレーでの優勝はあっても、個人はいつも2位。

そもそも陸上を始めたのも、

「姉がやってるから私もやろう。」

と、姉の後に続いて始めました。


大学生になって人生で初めてのアルバイトでは、

「周りの友達みんなが飲食だから、私も飲食にしよう」

とCafe & Bar でアルバイトをしました。


こんな私の人生を振り返った時、

私は1番になったこともなければ、何かの先駆けになったこともない。


「ああ、なんか嫌だな。」

「誰かの先駆けになるような経験がしたい。」

そう感じました。


「先駆け・・・。0から1を作り出すもの・・・。企画だ!」

今思えば、なんて安直すぎる考え・・・。

そんなこんなで

このインターンシップに応募しました。

この時は、とにかく企画をしたいという思いが強く

分野なんて正直、なんでもよかったです。

だから、当時の私には福祉に関する正しい知識など全くありませんでした。

(当時のことは下記の記事に記載されています。ぜひ読んでみてください。)https://note.com/0kara_pj/n/n7c697beecedb  


福祉業界への偏見

3K(キツい、汚い、危険)

ニュースで見かける福祉施設の事件

誰でもできる仕事。(家族で介護をしている家庭も多くあるから。)


私は、正しい知識を持っていないどころか、
福祉業界に対してたくさんの偏見を持っていました。

この記事を読んでくださっている方の中にも
そんな風に思ったことがある方はきっといるはず。

でも、福祉ってそんな浅いものじゃない。

この活動はそう気づかせてくれました。


「利用者さんの生きがいを作る仕事」

(ある介護職員さんのお話)_____________________________________________________________

介護職は、食事の介助や排泄の介助をする仕事。

そんなイメージがあると思います。

でも、それは利用者さんの幸せを作る

”手段”でしかなくて、”目的”ではないんです。

私たちの仕事は、

利用者さんの生きがいを作る仕事なんです。

介護職員が、利用者さんに

「リハビリも兼ねてお散歩に行きませんか?」

と伝えても、

「いや。今日はめんどくさいからいいよ。」

と何日も立て続けにおっしゃる方がいらっしゃったんです。

でも

「地域の子どもたちのためにゴミ拾いに行きませんか?」

と伝えると

「あぁ。それなら行こうか!」

と意欲的に参加してくれたんです!!

そして、地域の人から、

「ゴミ拾いありがとうございます!」

と言われました。

利用者さん、とっても嬉しそうでした。

介護職員の伝え方一つで

その人のやりがいや生きがいを作ることができるんです。

_____________________________________________________________


冒頭にお話した

"450度"

覚えてますか?

私はこのインターンを通して、考え方が450度変わりました。


「180+180+90=450」

最初の180度は、

介護職の仕事は、利用者さんの幸せを作る仕事だということを知って

固定概念をぶち壊された180度。


しかし、

食事の介助や排泄の介助、

3Kと言われるキツいことや危険なこと

それらが仕事内容の中にあるのは当然だということを痛感して

また180度、振り出しに。

しかし、最後の90度。私にとっては大きな変化でした。

辛いことやキツいこと、3Kって言われる事は事実。

でも、それが介護のゴールではない。

生活の介助は、

利用者さんやそのご家族の幸せ、生きがいを作るための過程でしかない。

誰かの役に立ち、「ありがとう」と言われる

そんな喜びを、いつまでも感じてほしいという介護職員さんの想いが

利用者さんの生きがいや幸せを作っているんです。

生活の介助と利用者さんの生きがいや幸せを作る工夫

その2つの両立が介護の仕事には必要だということがわかったから
最後に私の考え方は 90度 変わりました。


世の中そんな簡単には変わらない。

福祉の魅力を発信する動画作りをしてきた私たちは、

「この動画でたくさんの人に魅力を伝えて、それが社会に広がって・・・!」

そんな風に考えてました。

でも、現実は

・動画作りは、超えた壁の先にもっと大きな壁。

・SNSはフォロワーが増えず、たくさんの人に見てもらえない。

・そもそも、福祉に偏見を持っている人が、福祉関連の動画を見るのか?

・もし動画を見たとしても、それだけで心が動くの?


そう、世の中そんなに甘くないんです。

こんなちっぽけな私一人がどうあがいても、世界は変わらない。

私自身も思ってたし、みなさんもきっと思いますよね。

冒頭に質問した

「地球温暖化」ときいて何を感じますか?

「私一人が夏場にエアコンの設定温度を28℃に設定したところで何が変わるの?笑」

「私一人くらい地球温暖化対策してなくても関係ないよね。」


たしかに一人の力では、

今皆さんの目の前にあるのに見えないホコリ1つがなくなる程度かもしれません。


でもそれが増えたら?


「私一人くらい」

じゃないんです。

「私一人でも」

です。


1人が10人に。10人が100人、100人が1000人・・・・・

”1人” が積もれば

地球温暖化なんて屁でもないんです。



福祉業界も一緒です。

「なんか知らないけど大変そうだよね。関係ないからどうでもいいけど。」
そう言うのは簡単です。


でも

「福祉ってこんなに素敵な仕事なんだよ!」
そう周りの人に伝えることも、そんなに難しいことではないと私は思います。


こんな一人ひとりの考え方や行動は

”介護の人材不足”

”介護難民”

”虐待”

たくさんの社会問題を解決できる力を持っています。


私はちっぽけです。


私一人がどうあがいても


世界は大きく変わりません。


でも、このちっぽけな活動が
誰か一人の心を動かせたなら。


その誰かが、周りの誰かにこの活動のことを話して
その人も共感してくれたなら・・・。


私は世界を少しづつ変えています。


ちっぽけな私でも世界を変えることはできる。


いや、変えてやる。


君も一緒に。


お知らせ

実は、この2月でインターンシップの任期が終わっってしまうため、

私が記事を出すのはこれで最後になってしまいました。

短い期間ではありましたが、

私たちを暖かく見守ってくださった方々、本当にありがとうございました。

記事を読んでくださっている方の中で、

一人でも心が動かせたなら、大変光栄です。


ここで一つ告知です・・・

今まで私たちが活動してきたこのインターンの

第二期生を募集します!

私たちが経験した以上のことを学べるインターンになってます。

少しでも興味のある方は

絶対に後悔しない選択をしてください。
(自分の中に”怠惰なおじさん”はいませんか?
https://note.com/0kara_pj/n/n7c697beecedb 参照)

詳細・応募はこちら⬇️
https://activo.jp/articles/86635 

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