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東京、独身、一人暮らしのコロナ闘病【2日目】
この日も9度の熱。そして、東京都から、オキシパルスメーターと食料と飲料が届いた。
ポカリ、トマトジュース、コーヒー、ゼリー飲料、おかゆレトルト各種、カレーレトルト各種、ハヤシライスレトルト、パスタ、パスタソースレトルト、レンチン用の白ごはん、シーチキンの缶詰、カップラーメン、袋麺、お茶パックなどなど。ありがとう、一ヶ月は籠城できそう。でも、肝心の食欲がねぇ。。。ひとまずゼリー飲料を飲む。
東京
飼い猫チョコのこと やってきた頃の病院編③
当時の我が家は、3つ上の姉との二人暮らし。地方都市のマンションの8階、3LDKの好立地という、今となっては後にも先にもないぐらいの立派なところで暮らすことができていた。家賃は姉と折半。とはいえ、私は学生の身分で、月々の仕送りで払っていた。親のおかげ。
おっと、チョコのことだ。そんな我が家にやってきたチョコは、その頃、玄関の靴箱の下にずっといた。怖かったんだろうな。
猫おばさんから買ったドライの
東京、独身、一人暮らしのコロナ闘病【1日目】
発症を0日目のとして、1日目の出来事を。前日、病院でまさかの陰性判定をされた私は、念を入れて、コロナの病原菌が活性化するまで1日待つことにした。一日過ぎた朝、9度4分で目覚めた。もう、頃合いだろう。薬局で購入したコロナウイルス抗原検査キットで診断することに。今度こそ陽性が出てもらわないと困る、逆になんの病気だよ?!ってなる、祈るように判定を待った。
陽性!!✨
ようやっとだ。よしっ、これからの
飼い猫チョコのこと 出逢い編①
私が大学時代に暮らしていた地方都市には、週末になると、繁華街に通称猫おばさんと呼ばれる人が出没していた。アーケード内に1メートル四方の柵を貼り、猫数匹をそこに入れ、その横に小さなチェアーを出して日がな一日気怠そうに座っていた。今思えば、譲渡会の先駆けのような活動だったが、猫おばさんの放つ精気の感じられない目線が怪しげに見えて、とても近寄りがたかった。
私は大学に通うために実家を離れ、社会人の姉と
殿様みたいな野良猫さんの話
歩道の真ん中に、白色に黒の斑模様の大きな猫がいました。私は、猫を驚かさないように、猫を中心として1メートル程度の距離を測りながら、周りを囲むように迂回することにしました。
でも、心の中では、「1メートルぐらいの距離では、迂回したとしても、猫はきっと逃げ出すだろう」と思っていました。しかしながら、その予想は大きく裏切られ、猫は迂回する私をジロリと睨みつけながら、微動だにしませんでした。まさに威風堂