Tips #29:ご機嫌力は戦闘力
(709字・この記事を読む所要時間:約1分 ※1分あたり400字で計算)
「生きるって、結局全て考え方よ、考え方」
「嫌な事があっても、大丈夫、平気平気って自分に言い聞かせるのよ」
「気にし出せばおおごと、気にしなければ屁でもないこと」
これらは、いつもニコニコご機嫌な同僚が口癖のように言っている言葉達だ。
この同僚曰く、人生が幸せか不幸かは、全て「考え方」にかかっているとのこと。
どんな大変なことも、「幸せだった、良かった」と思うことが出来ればたちまち素敵な出来事に変わって記憶に定着するし、
逆に「なんて運が悪いんだ、最悪だった」と思ってしまえば、どんな素晴らしいこともトラウマとなって心に植え付けられる。
「心を疲れさせるものはさっさと忘れて、楽しいことだけを積極的に吸収するべき」と同僚。
「長期的にわたる心の疲労はいつか災難を産む」
「人は感情が乱れると呼吸も乱れる。
そんな状態じゃあ、何も出来ない」
私も同僚の考えに大賛成で、何があっても取り敢えず空元気を出すようにしている。
急ぎで対応しないといけない事態でなければ、一旦置いといてまずは友達と遊んだり、趣味に没頭したりして少しでも楽しい気分になる。
凹んでいる私では歯が立たなかった問題も、ご機嫌な私なら余裕で解決出来る。
落ち込んでいる私が「もうダメだ」と否定的になるような現実も、ルンルン気分な私は「大丈夫、何とかなる」とポジティブでいられる。
まさに『ご機嫌力は戦闘力』だ。
だから過去の辛かった思い出が
「大変だったけど、それはそれで良かった。
ありがたい経験だった、幸せだった」
と、前向きに変えられた分だけ心が軽くなり、それに比例して逆境に立ち向かえる力も育つ。
楽しい思い出をたくさん積み重ね、上機嫌を保てる力が付けば、人はどんどん強くなるのだ。
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