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どん引きペットボトル。
八ヶ岳から琵琶湖に向う。
気温はグングン上がり
息苦しいほどの暑さだ。
琵琶湖に着き、長浜で有料駐車場に停めたはいいが
フェリー乗り場のある長浜港まで相当距離があり
ボトボト汗を落としながら長浜城を歩く。
(ちゃんと地図見ておけばよかった)
たどりついたエアコンの効いたフェリー待合室は
まさにオアシスそのものだった。
宿で夕飯を食べながらニュースを見ると
今日走った岐
ゼロヨン、セコイア、朽ちたベンチ
「何やってんだお前は!」
その日、社長に怒鳴られた。
いや、正確には「その日も」だ。
新潟の学校を出てから俺は、埼玉にある伯父が経営する
会社に就職した。
いくらでも稼いで好きなものを買えばいいと、
いい話ばかりされてここに連れて来られたが、
蓋を開けてみると7万円の給与で
会社の3階に住み込み、昔でいう「丁稚」のようなものだった。
「もう一度得意先を回って来い!」
俺はパンフレッ
その楽器は音が出ない
「え!?」
「何やってんだよ、いったい。。」
高1の春のことだ。
俺はあちこちの親戚からもらった入学祝いを
銀行に預けに行った。
窓口で渡された記帳済みの通帳には
さっき預けた金額しか残高がなかった。
幼稚園の時から全く使わずに貯めに貯めた
数十万のお年玉は
1円残らず引き出されていた。
この通帳の印鑑は、おふくろが持っていた。
「あんたの時もしてあげるから」
銀行からぶっ飛ん
いつもここから、この海から。
「うおっっっ!!」
夜10時ちょっと前
このクソ重く熱いズンドウに山盛りになった鶏ガラを
ぶっ壊れて半分ヒビの入ったゴミバケツにあける。
もうもうと湯気の上がるゴミバケツの傍らで
夜空を見上げながらタバコに火をつける。
地元に帰ったまではよかったが、事故で複雑骨折をしてしまい
知り合いがせっかく口を聞いてくれた
カメラマンのアシスタントも辞めるハメになった。
足を引きずっ