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税理士を諦めるということ。

自然に触れたいなと思う今日この頃。

私、決めました。
週末はプラネタリウムに行ってきます。

今まで、色々なことを先延ばしにしてきました。
コラージュするのもそうだし、
プラネタリウムに行くのもそうだし。

でも、いつ何が起こるか分からない。
明日、突然大災害が起きて
自分の命が消えてしまうかもしれない。

だとしたら。
今日をこんな風に過ごしていいのかな。
そう考えるようになったんです。

今週末は3連休。
あいにくそのうちの2日は休日出勤ですが
唯一の休みである1日の間に
プラネタリウムに行ってこようと思います。

この記事を書いたら早速チケットを取るぞ。

本当はこうしてnoteを書く時間もそうだし
コラージュする時間も確保したい。

でも、仕事に埋もれている今は難しいので
いったんおあずけせざるを得ない。

ただ、上司に相談しました。

長く働き続けられるように、
働き方を見直したい、と。

自分は外向きの能力を持っていない。
その代わり、社内のことを進める力はある。

表立って前に出るのではなく、
裏方で会社のみんなを支える。

そんな業務をしていきたい。
そんな業務に時間を使いたい。

そして、できれば休日出勤はしたくない。
大切な人との時間を大事にしたい。

とにかく自分の能力が最大限発揮できる場所で、
長く働き続けること。それが目標。

……というようなことを上司に言いました。
どのように受け取られたかは分かりませんが。

でも、一つ辛いことがあります。
それは、実質的に税理士の道を諦めるということ。

人とのコミュニケーションが苦手な私は、
外出して人と接すると一気に疲れ果ててしまう。

だからこそ社内業務に携わりたい、
そう意見したわけですが。

税理士たるもの、
お客様と接することができてなんぼ。
税理士は顧客を持てないと
お金を稼ぐことは難しいです。

私はそのレールから外れる決意をしたということ。
私から上司への相談は、そういう意味なのです。

実際のところ、諦めきれてないんですけどね。
まあ、まだまだ人生は長いし何があるか分からない。

とった資格は無駄にならないし、
あいにく税理士資格は一生ものなので。

いつかは上手く活かせるといいな、と思いつつ。
私は私らしい道を選ぶことにします。

お父さん、お母さん、
立派な税理士になれなくてごめんなさい。

叔父さん、私に税理士という
職業を教えてくれてありがとう。

大学の教授、私は実務家にはなれませんでした。
でも、自分なりの道を切り開いていきます。

実務家の先生方。
いつか肩を並べて仕事をしたかったです。
税理士会にも所属したかったですが、
私はその場に一向に行けなさそうです。

いつかはなれる日が来るかもしれない。
でもきっと、今ではないのだなと思います。

この資格を取得するのにどれだけ苦労したことか。
朝から晩まで大学の図書室に入り浸って勉強。

大学時代は一切遊ぶことなく、
大学の勉強とバイトと専門学校の勉強に追われ。

専門学校の費用はすべてバイト代で賄い。
バイトか勉強しかしていなかった大学生時代。

だからこそ、こうして税理士資格を取得できて。
その頑張りは無駄じゃなかったと思う。

でも、やっぱり悔しい。
みんなと同じができないのが悔しい。

若い子たちがどんどんできるようになっていくのに、
置いてけぼりにされている自分が悔しい。

輝く先輩の背中を追ってきたはずなのに、
気付けば私は泥まみれでそこら辺に転がっていて。

追いつくなんて、とんでもない。

ああ、生まれ持った能力が
たまたま税理士に合わなかったんだな。

それって結構残酷なことだな、と思います。
これから進路を決める学生たちに声を大にして言いたい。

勉強だけがすべてではない。
資格だけがすべてではない。

勉強が得意で資格をとれたとしても。

その先にある仕事が自分に合わなければ
働き続けることはできない。

なんなら合わない仕事を続けることで
心身ともに病んでしまうことだってある。

これだけ苦労してとった資格。
だからこそ手離せなかった資格。

でもこうして何度も目標半ばに
会社に行けなくなってしまうということは。

きっと私には税理士は向いていない。
手離したくなかった。手離したくない。

本当は手離したくない。

でも、手離さずに持っているのも辛い。
このまま頑張り続けるのも辛い。

だから、いったん離れてみる。
大丈夫、自分の手の中のものは
決して消えてなくなることはないのだから。

ずっとずっと、その手の中にあるのだから。





思いのままに綴ったので
資格を手離すことに対する葛藤が
そのまま表れているかもしれません。

読んでいて辛くなった方が
いらっしゃったらごめんなさい。

とりあえず私は涙を呑んで
この文章を書きあげました。

きっとすべての経験が無駄にならないと信じて。
とりあえず、自分のできることを積みあげます。

いつか、道が開けるといいな。

みなさんにも幸せが、訪れますように。


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