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読書が好き

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記事一覧

静かに、大胆に

おもしろかった。
今までに読んだことのない感じの物語。
世界って、思ったよりカンタンに変わるんだな、と思った。そして、自分の個性について考えた。
同期の「姉さん」に、言われたことを思い出す。

「YuU、さんって、静かに大胆なことするなーって思ってました」

すごく、しっくりきた。言い得て妙とはこのことだと。
自分を変えて、世界を変えていってやる。
今、そんな気分。

静かに。
そして、大胆に。

これからつくられる過去に向き合う覚悟はあるか

『嚙みあわない会話と、ある過去について』(辻村深月著 講談社 2018)

 読み切りました。
 これは、読まなければならない。そんな使命感にも似た思いに駆られて、一気に読みました。頭も心もぐちゃぐちゃの状態ですが、この思いは今しか書けない、そう思ってこの感想を書き出しました。もしかしたら、今の僕は「早穂」なのかもしれません。
 ホラーよりもホラーな展開。僕はあまりホラーが得意ではありませんが、そ

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やりたいことに理由は必要か

「なぜ、子どもたちと関わりたいのか」

ある先生に言われた言葉。

それまで考えたこともなかった。
この問いの答えが出るまで、子どもたちと関わってはいけないような気がして、一人になった。

考えても考えても、後付けの理由ばかりで、どれも本当の自分の思いじゃない感じがした。

考えれば考えるほど、出てくるのは怒りの感情。

理由なんて、必要なのか。
やりたいことに、理由なんかあるのか。

やりたいか

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【小説『バニラな毎日』を読んで】自分がやりたいこと

【小説『バニラな毎日』を読んで】自分がやりたいこと

『バニラな毎日』を読み終えて、僕は「自分のやりたいこと」を考えました。

僕は、子どもたちと関わりたい。ずっと心の中に、この思いがあります。

「なぜ子どもたちと関わりたいのか」

そんなふうに聞かれたことがあります。
その時、うまく答えられませんでした。
「自分は本当に子どもたちと関わりたいのか?」
思いが揺らぎました。

今でも「なぜ」には答えられません。
でも、それでいい、と今は思えています

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通勤時間

ベネットさんから1日が24時間だと、最初に気付かされたのはこの本でした。

時間の配分について考えて、

「通勤時間の1時間って、貴重だ。」
そう思いました。

『自分の時間』にも通勤時間の大切さが書かれていたことを思い出しました。

ベネットさんの意見は鋭い。

さて、通勤時間に何をするか。

自転車漕ぐので半分は運動と日浴びということになります。

電車の中では読書かな。
引き続き、ベネットさ

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時間の配分

アーノルド・ベネットの『賢者の習慣』を読んでいます。

1日は24時間あるということを、再確認しました。

簡単に計算してみました。

仕事が8時間とすると、残り16時間。
睡眠時間を8時間として、残り8時間。

8時間。

朝の習慣2時間。(朝食を含む)
夜の習慣2時間。(夕食、風呂を含む)

残り4時間。

そのうち1時間は通勤。
往復大体1時間。

残り3時間。

仕事の日。
睡眠時間8時間

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雨上がり

世界が丸ごと洗われたかのように感じる朝。

外に出る。
いつもよりも空気が爽やか。
冷たさよりも、心地よさを感じる。

いつ、雨が降ったんだろう。

雨上がりの匂い。
ガラスのような地面。
清々しい空気の感触。

寝ている間、洗濯機の中にいたのかもしれない。

「雨上がり」と聞くと、この本を思い出す。

生徒にオススメされた、汐見夏衛さんの本たち。

青春だなぁ。

まだ読んでないけど。

202

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本の選び方

本屋さんに行くと、ほぼ必ず買ってしまいます。
それも、何冊も。

最近は少し買い過ぎだなと、反省。
買うとしても1冊にすると決めました。
あんまり守れていないルールです。

僕の本の選び方は、「なんとなく」。

見ているのは表紙と題名。
「これは!」と惹かれたら最後。
気付いたらレジにいます。
でも、今までそれで後悔した本がないので、自分の感覚に絶大な信頼を置いています。

「なんとなく」って大切

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今に集中する

今に集中する

月曜日。
休みのところが多いことを知りませんでした。
行きたいところが開いてなくて。
図書館や美術館なども調べてみると休みのところばっかり。

休みと知って、外出する気分ではなくなりました。

手をつけたのは、本でした。

『エッセンシャル思考』

人が方向性を見失う理由。

僕が最近考えていたことでした。

1つ目。選択肢が多すぎる。

今って、結構自由な時代です。
昔は農民や武士といった身分が

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僕を変えてくれた本たち

僕を変えてくれた本たち

僕が出合ってきたたくさんの本たち。
その中で僕の考え方を大きく変えてくれた本
4冊。

その本で僕は変わりました。
「僕の人生を変えてくれた本」と言っても過言ではありません。

僕と読書1.『嫌われる勇気』

今、読書が趣味と言えるくらいたくさん本を読むようになりました。

きっかけは大学生になるタイミング。
受験が終わって「何をしてもいい時間」ができて。
手に取ったのが家にあった本。
自分、読書

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