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今に集中する

月曜日。
休みのところが多いことを知りませんでした。
行きたいところが開いてなくて。
図書館や美術館なども調べてみると休みのところばっかり。

休みと知って、外出する気分ではなくなりました。

手をつけたのは、本でした。

『エッセンシャル思考』

人が方向性を見失う理由。

・選択肢が多すぎる
・他人の意見がうるさすぎる
・欲ばりの時代
グレッグ・マキューン著,高橋璃子訳(2014).
『エッセンシャル思考』,かんき出版,pp.33-34

僕が最近考えていたことでした。

1つ目。選択肢が多すぎる。

今って、結構自由な時代です。
昔は農民や武士といった身分があって、生まれたときからあたかもやることが決まっているかのような時代もあった、と歴史より。

今は、「平等」が大切にされています。

この平和な時代に、人間が追いつけていない気がします。
あれもやりたいこれもやりたい。
ああすればこうすれば。
選択肢が多いからこそ、思います。

2つ目。他人の意見がうるさすぎる。

SNS。
勝手に要らない情報が目に入って、頭のスペースが埋まります。

最近、LINEですら邪魔に感じるようになってきました。
あと、TV。

3つ目。欲ばりの時代。

僕は、全部やろうとしてしまいます。

全部やろうとして、中途半端になることが自分の中でコンプレックスのようになっていました。
あと、全部やろうとすると疲れるんですよね。

学校とかでは、全部できる方が評価されます。
あたかもそれがいいみたいに。

こうして、今に集中できなくなっています。

じゃあ、今に集中するためには?

正しいことを、正しいときに、正しい方法でやる。
グレッグ・マキューン著,高橋璃子訳(2014).
『エッセンシャル思考』,かんき出版,p.43

選んで、捨てて、自分にとって「一番」重要なことをやることが大切であるといいます。

本棚を買って、自分の部屋を片付けたけれど、大切なのはこれからだと感じました。
今の状態をキープするために、継続的に取捨選択を。そして、さらに良くしていく。

生き方も同じです。

最近、思い立ったらすぐにやる、ということをやっていました。
それで楽しいと感じているからいいのですが、もっと大切なのは「正しい時期」にやることだと、この本から学びました。

やるときに、一旦考える癖をつけよう。
これは、楽しい?
他にも、好き?自分に合う?得意?ニーズに合う?

まずはここから。


この本を読んでいる時、途中で全く進まなくなりました。
そこで「集中モード」と「拡散モード」のことが頭に浮かんで、読む本を変えました。

『学び方の学び方』

脳には、「集中モード」と「拡散モード」があるようです。

集中することだけでなく、いろいろなことが頭に浮かんだり、別のことが気になったりする「拡散」状態も、学習や思考には重要だといいます。

確かに、お風呂の中でいいアイデアが浮かんだり、テストでとばした問題をもう一回見たら解けたり、テスト期間で部活がなかったのにテスト後卓球が上達しているように感じたり。

これを意図的にやれたらいい、ということか。

集中力が切れることも大切だと学びました。

そう考えると、いつも邪魔に感じていた救急車の音やTVの音も、脳のモード切り替えのために良い働きをしているかも。

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