YuU、

空色の思い。居場所。

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  • ちょっと立ち止まって

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    読書、映画などに触れて、こぼれた感情や思い。

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嫌いじゃないよ、

二人の少年が楽しそうに遊んでいる。 「この部屋掃除するから出てって!」 先生にそう言われながらも楽しそうに、部屋を出たり入ったり。 「〇〇くんなんて嫌い」 なんだか雲行きが怪しくなってきた。ボールでどうやって遊ぶか、意見が食い違ったみたい。 「嫌いじゃないでしょ」 「嫌い」 声色的に、本音じゃないとわかるから、僕は台拭きを洗いながら聴く。 一人の子のお迎えが来た。もうそんな時間か。「一緒に遊べなくてごめん」なんて僕が思う。 その子が親の元へ行こうとした時。 「嫌いじゃな

    • 『小説新潮』を読む。2024年1月号。住野よるさんの『炎上系ファンファーレ』 分厚い雑誌だから、読み応えがすごい。読み応え、というより持ち応え。「自分、今本読んでる!」という感覚。この感覚好き。やはり紙の本。 いきなりの「じじいとばばあ」の登場。もうおもしろい。住野よるさん好き。

      • 慣性の法則

        赤信号。横断歩道の前で止まる。 早く帰りたい。止まりたくない。 この場面になるたびに、止まりたくないのは慣性の法則によるものなのではないかと思う。 物体は変化を嫌う。歩いているなら歩き続けたい。今の状態を維持したい。これが事故につながることもあるのではないかと思ったりもする。 変化には、エネルギーを使う。 歩くという動作をやめる。 止まった状態から動き出す。 エネルギーは有限だから、なるべく省エネしようと脳が司令しているんじゃないかな。 でも。ふと、止まることでエネルギ

        • スポンジのような僕

          子どもたちからとび出るチクチク言葉、暴言。 僕は、それを吸収する。 多分、あの先生にはそんな言葉使わない。 自分よりも強そうな人に対しては言わない。 というより、言えない。 自分にだからこそ言える。そう思うと、悪い気はしない。強い言葉を言われて、いい気持ちにはならないけれど。 いい気持ちにはならないけれど、その裏に隠された思いを受け取る僕には、違う意味に聞こえる。 強い言葉を使わなくても、ちゃんと見るのに。 なんて思いながら、笑顔を向ける。 スポンジになる。僕には、は

        嫌いじゃないよ、

        • 『小説新潮』を読む。2024年1月号。住野よるさんの『炎上系ファンファーレ』 分厚い雑誌だから、読み応えがすごい。読み応え、というより持ち応え。「自分、今本読んでる!」という感覚。この感覚好き。やはり紙の本。 いきなりの「じじいとばばあ」の登場。もうおもしろい。住野よるさん好き。

        • 慣性の法則

        • スポンジのような僕

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        記事

          何をしてもうまくいかない時期なので、ここに書き出す

          何をしてもうまくいかないので、とりあえず家事をする何をするにしてもうまくいかない。そんな時期。 暑さ、疲れ、寝不足。 人と関わりたいのに関わりたくない。怖さも出てくる。一人になりたい。 そんな時期。 休みの日も、ただ動画を見る。目が疲れてるのに、ケータイを手に取ってしまうのは、もう依存に足を踏み入れてしまっているのかもしれない。 これではいけないと、なんとなく洗濯物をたたむ。いつもはやらない皿洗いもやってみる。 継続の試練 こういう時期でも、人と関わらなければならな

          何をしてもうまくいかない時期なので、ここに書き出す

          比べられるつらさって、どのくらいなんだろう

          「お兄ちゃんならもっとできてたよ。」 「お姉ちゃんはいつも高得点取ってたよ。」 テストの後、感情があふれだした子がいた。 家庭で、学校で、兄弟姉妹と比べられる。それがイヤで、つらくて、なのかな。 その子の周りに温もりが、一人、二人と増えていく。「大丈夫だよ。」心からの言葉。 「お昼ご飯、食べよ!」 キミは、大丈夫。 キミはキミだし、仲間もいる。 そんなことを心で思いながら、見守った。 僕には弟がいる。 僕は、勉強ができた。クラスのリーダーもやっていた。それどころか

          比べられるつらさって、どのくらいなんだろう

          継続が大切で、だけど難しい、だけどおもしろい

          「継続」が大切 主人公が努力してきた過程がカットされ、5秒で終わった。 5秒後の主人公は、「主人公」になっていた。 世界を変えてしまうような能力を身につけて。 数年という時間、毎日毎日、続けてきたからこその能力。主人公は主人公になるべくしてなっている。それは「継続」の賜物。 「継続」が大切。でも、それが難しい。 そこをカットするなんて。 そこを見せないなんて。 と思ったけど、そんな場面、誰も見ないかも。 見たいと思わないか。 数時間の筋トレの場面。 机に向かってただ

          継続が大切で、だけど難しい、だけどおもしろい

          来ないで、やっぱ来て

          行かないで 「来ないでよ。」 そう言っても、笑いながらここにいてくれる。 ちょっとして、どこかに行こうとするから、 「なんで行くの!?」 ここにいて 「はい、ここ座って!」 友達挟んだ位置に座ってもらう。隣も空いてるけど、隣はちょっと。どうしたらいいかわかんなくなる。 「ずっとここいて!」 立ち上がって、隣に来ようとするから、 「ダメ!こっち!」 本当はダメじゃないけど。 来ないで、やっぱ来て 「何?来ないで。 …やっぱ来て。」

          来ないで、やっぱ来て

          間違えて、その都度直して

          こんにちは、YuU、です。 「遊び」を楽しむ一日一日を必死に生きてる。 そんなことも考えないくらいに忙しい夏でした。最近、生きることとか、一日を大切にとか、そういうことを考えません。 時間的に余裕がないから、というのもあります。考える暇もなかったのは事実。働きすぎ。注意。 でも、考え方が変わったのが一番大きいです。 その時その時を楽しもうって。この先の人生の話とか昔何があったかとかよりも、「今」を楽しもうって。言葉にするとこんな感じだけど、実際はちょっと違う。「今」ってい

          間違えて、その都度直して

          居場所ができる 「帰らないで、ここにいて」

          自分のところへ来てくれる子目が合うと、いつも笑ってくれる子がいる。 「ボール遊びしよ!」 元気いっぱいで、その子がいるときは一緒に遊んでいることが多い。 その子が最近、体調を崩していた。微熱がある、咳も少し。マスクをしている日が続いた。風邪か、熱中症か。 目が合っても、表情は変わらずそのまま目がそれる。今までの笑顔はどこへ。近くに座ってくれたり、話してくれたりすることも多かった、けれど。 声をかけるのもためらわれて、見守った。ただ目が合う時が何度かあるだけ。心配。 そん

          居場所ができる 「帰らないで、ここにいて」

          今日こそは早く寝る

          今日こそは早く寝よう。 毎日そう思って、21時。 お風呂に入るの遅れて22時。 お風呂から出てやる気がみなぎって23時。 明日の準備とか、授業の計画とかしちゃったりなんかして。 動画に手が伸びて0時。 アニメおもしろすぎて1時。 22時台には寝れたのにな。 なんなら21時に寝たいのにな。 どうしたら早く寝れるのか。 今日こそは。

          今日こそは早く寝る

          母という存在

          お母さんが隣を歩いてくれる。 それで救われる子どもたちがいる。 お父さんでも、友達でも、恋人でも。 「好き」な人が隣にいてくれる。 隣を一緒に歩いてくれる人がいるということ。 「先生」は、そんな存在になれるだろうか。

          母という存在

          落としたボールペンが帰ってきた!

          学校から帰る途中で、ポケットに入れたボールペンがないことに気づいた。 200円弱のボールペン。また買えばいい。けど、気になる。 次の日。別の学校に行く日だが、少し早めに出て、前日の学校でボールペンを探している自分がいた。 見つからなかった。 また次の日。あきらめムードで学校に行き、図書館を今一度くまなく探した。見つからない。 忘れよう。そう思ったのだけれど、気になる。 職員室に行き、ふと前の机を見た。 置いてあった。 ボールペンが帰ってきた。たったそれだけだったけれ

          落としたボールペンが帰ってきた!

          ハトと平和

          ハト バサバサッ。 空を見上げます。 ハトが3羽。 空へ飛び立っていきました。 「あ、平和」 こんにちは。YuU、です。 今、平和なのかな? 平和の象徴とされるハトを見て、「平和」って思って、今、平和なのかな?って考えて。 そう思うのは多分、世の中に目を向けているから。世界のどこかでは、この瞬間にも平和からは遠い場所がある。かもしれない。 自分には、自分が「見える」部分の世界があるだけ。「見えない」部分がどうなっているかは、確率。今回だと、平和かそうじゃないかの

          ハトと平和

          なんか書きたい、なんか投稿したい

          暑い夏 めちゃくちゃ暑いですね。この夏、ゆっくりして過ごそうと思っていたんです。学校図書館行き出して、子どもたちと関わる日々で、心の中も夏が来たかのように燃えていて、実際は暑い中外に出る毎日。 さすがにちょっと休憩。それが今です。 こんにちは。YuU、です。 アニメ『推しの子』 ハマっています。子どもたちと一緒に。オススメされて、午前中に見始めたら気づいたら夜中になってました。アニメ、第一期の第3話、第4話で心持っていかれました。子どもたちに笑われるくらいの熱量で話し

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          笑顔と生きていく

          僕の長所は、笑顔。 笑顔を褒めてもらえることが多く、徐々に自信になっていった。 ただ、どんな時でも大体笑顔。 それは、悲しい時でも、困った時でも。ごまかしのためにも笑顔を使う。 笑ってた方が周りも楽しいかなって思ってそうしていた。 でも、笑顔で傷つく人もいる。 笑われた、と思われて。 僕が大抵笑顔でいるのと同じように、無表情でいる人もいるんだろう。 物語中の和久井くんに共感する。 「俺はやっぱり笑っちまう」 僕は、今も、自分が笑顔でいることで周りに勇気や安心を与えられ

          笑顔と生きていく