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社会に提案

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#社会への提案

「いじめは決して許されない」の矛盾

「いじめは決して許されない」の矛盾

突然ですが僕は、テレビなんかでいわゆる「有識者」とか「コメンテーターが」発言する「いじめは決して許されない」系の発言でいつもモヤモヤしてしまうんです。というか、一部の勘違いコメンテーターがこういう発言したらかなり「イラッ」としてしまうと思うんですね。

何故かって言うとこの発言だけで3点の疑問があって、発言したほとんどの人が自己矛盾しているからなんです。

まさか、自分は誰もいじめたことがないって

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怒って社会運動する前に

怒って社会運動する前に

このニュースを見て思ったんですが、

怒っていいんだ!っていうのは自分ひとりで怒るのは勿論自由ですが、相手のこと考えてる?っていうのがありまして、考えたことを書いていきます。

まず、なんでもいいから怒って文句を言ってよいというのはただのクレーマーです。例えば、地球温暖化問題について危機意識を持つのは大切だと思いますが、一企業に「温暖化を促進するおまえの業務を停止しろ」というのは悪質なタイプのクレ

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ワンタイムマイナンバーの提案

ワンタイムマイナンバーの提案

やっぱり転売は許せないのと、給付金とかワクチン接種管理とか明らかにマイナンバーがあったほうが良い場面がコロナ禍でぼろぼろ出てくるので、「漏洩せずに気軽に使えるマイナンバー運用」というのを提案したいと思います。これは以前の記事の焼き直し(技術的な部分を省いた)です。

概要一回限りしか使えないワンタイムマイナンバーの発行で情報漏洩を防げる

ワンタイムマイナンバーなら、利用時に有効かどうかの単純な問

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知名度の武器

知名度の武器

名誉毀損に当たる内容をRTしただけで、名誉毀損に当たるという判例が生まれました(橋本氏の件に続いて2件目?)。

これはまったく別の犯罪要件を構成しうる判例です。名誉毀損の内容を述べるのではなく、RT、つまり拡散したこと自体が罪に当たる。それはすなわち、「拡散罪」というべき概念です。街頭で継続的に特定の人物の悪口を叫び続けることは当然名誉毀損になりえます。ところが現在では、このような明らかな現行犯

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議論のテーブルにつくのだ

議論のテーブルにつくのだ

はじめに

本記事では、「きちんと議論するにはどうすればいいか」について、ツールの面から提案をしたいと思います。政策論争でもワクチンの可否についても、相手を非難するばかりでどうも議論がかみ合っていない場面をよく見かけるので、「もうちょっと建設的な議論をしようよ」という主旨です。

大前提として、建設的な議論は「議論することで対立意見の溝を埋め、妥当な案(妥協案かもしれないが可能な限りマシなもの)を

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マイナンバーの活用

マイナンバーの活用

マイナンバーは利便性の割にまだあまり活用されていないと思うのと、同時にこのままだと活用すると同時にリスクも増えるのでそのあたりの改善案も含めてまとめてみます。

まず、マイナンバー自体は、国民一人当たり一個必ず存在し、かつ一個しか割り当てられていないはずなので、次の用途に使えます。

・引越しの手続き(転居届け(転出・転入届け)、国民健康保険の住所変更、国民年金の住所変更、マイナンバー等。これ以外

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契約書にAIを

契約書にAIを

契約書はお仕事に必須。だけどきちんとした契約書は作成するのも読むのも大変。この契約書がどれだけ大事か、とくに創作に関連してちょっと考えをまとめます。

はじめに創作のお仕事ほど契約書が大事な仕事もそうそうないと思います。どんな仕事でも、「受注」すれば契約が発生し、契約書が作られる”ハズ”です。しかし、創作者は往々にして発注者から軽んじられます。本稿ではおもに、「受注者と発注者の契約」について述べて

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