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生物とか科学とか雑学が好き。アニメはあんまり見ないけど、たつき監督関連概ね好き。 気に…

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生物とか科学とか雑学が好き。アニメはあんまり見ないけど、たつき監督関連概ね好き。 気になったこととか、調べたこととか、考えたことを記事にする予定です。

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  • 生物学・植物学

    生物とか植物の面白い話題をまとめます。

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    園芸とか農業関連、観察記録など。同じ植物を育てようとする方に情報共有できればと思います。

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    ゲームやアニメやドラマに関する記事をまとめています。主に考察系。

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    主に最近起こった事件やニュースに関連して、意見をまとめたりしています。

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栗拾いという語彙について

栗をとるときは熟語として「栗拾い」と言いますが、これは実際に栗を収穫している人間にとっては違和感のある語彙なんですよね。 新鮮な栗を得るためには栗を叩き落すのであって、しかもイガをむく必要があり、ただ拾うのではないから。ドングリは確かにドングリ拾い。でも果物は一般的に「りんご狩り」「りんごとり」のように「狩り」か「とり」「採り」「もぎ」なのに、栗だけは「拾い」。もちろん、落ちているのを採るのだから「拾う」でいいのではないかと言ってしまえばそれまでですが、ふと深堀りしたくなっ

    • ツインターボの走りこそがウマ本来の走りであるという話

      ツインターボが素晴らしいという話です。 ツインターボ師匠の走り ウマ娘、そして史実上のツインターボというウマの走りの特徴が「先行逃げ切り」です。アニメでもちょっとおバカな子として描かれ、それはまあ可愛いのですし、実際に ”レースの走り” としてはツインターボの走りは必ずしも合理的ではなく、どちらかというと勝ちにくい走りです。 しかし、野生の馬の生態でいうと、むしろツインターボの走り方こそが基本と言って良いものです。 ペースをちょっと極端なグラフにすると、ツインターボは最

      • 竹のこのこのここしたんたん(竹の伐採について2)

        以前、竹の伐採や管理について書きましたが、追加情報ができたので公開します。 ごく若い竹はへし折るだけでもいいかも5月~6月くらいまでは順次タケノコが生えてきますが、生えてから半月くらいまでは柔らかく、簡単にへし折れます。 そして、若い竹は防御物質を蓄積していないため、簡単に腐ります。遠隔地でなく、何度か見に行けるならこうして折りつつ、タケノコは美味しくいただくというのがベストかもしれません。 若いうちは掘り出せる徹底的にやるなら、掘り出してしまうこともできます。成長し固

        • 原作があるドラマ等のライセンス契約テンプレートの別紙

          調査結果が公表されたようです。 契約書別紙の必要性前に書いた契約書のテンプレート、別紙も重要なので、出しておきます。原作者の意向やスタンスをきちんと共有できていなかった、連絡がうまくいっていなかった、というのが日本テレビ側の見解なので、可能な限り書類化しよう、という話です。 別紙A:作品出版関連資料 別紙B:作品内容資料 別紙C:著作者人格権関連 別紙D:職務分掌、連絡先、内部告発関連資料 別紙A:作品出版関連資料 準拠する作品リストです。 別紙B:作品内容資料

        栗拾いという語彙について

        • ツインターボの走りこそがウマ本来の走りであるという話

        • 竹のこのこのここしたんたん(竹の伐採について2)

        • 原作があるドラマ等のライセンス契約テンプレートの別紙

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          原作があるドラマ等のライセンス契約テンプレート(20240427版)

          これは何か?セクシー田中さんの原作者さんである芦原妃名子さんが自ら命を絶たれてから、もうすぐ3カ月が経とうとしています。かけがえのない命が失われ、もはや真相は知りようがありません。しかし、外野から見てもひとつだけ、確実に改善できる問題があります。それは「契約」です。誰が悪い、というよりも、「誰にどの程度どのような責任があり、何を遂行すべきで何をするべきでなかったか?」が曖昧なまま、全ての行動が悪い方向に向かった、それは間違いないと思います。実はこの手の問題はテレビ業界でたび

          原作があるドラマ等のライセンス契約テンプレート(20240427版)

          生成AI関連パブコメ2

          はじめにここ2月と3月は生成AIに関する政府のパブリックコメント募集が重なっており、せっかくなので出せる奴は全部出しました。中には政府に予防的対策を希望したものもあり、いくつかは生成AIのもたらす新たなリスクに警鐘を鳴らすものでした。後で「想定外でした」とか言われるのは癪なので、ここにパブコメの同文を掲載しておきます(あと4本くらいある)。基本的にこれらは全て日本政府の担当官庁の手に渡っているはずで、具体的な企業名とか問題になりそうな固有名詞を除いて、後に公表されるものです。

          生成AI関連パブコメ2

          責任あるAI推進基本法(案)に対する意見

          このような提案がありまして、論拠とか書いていたら長くなってしまったのでこっちにまとめます。 規制については市民の意見を取り入れる旨が示されており、パブコメではありませんが意見することも意味があると思います。 意見の骨子④義務遵守状況の報告義務と監督 ⑤罰則等 について。 まず、現状の規制案については、以下の5点が不十分になることが危惧されるため、具体的なリスクと対策について提示しますのでご検討いただきたく。 ❶悪意(嫉妬、愉快犯など)による軽率かつ執拗な犯人の大量発生 ❷

          責任あるAI推進基本法(案)に対する意見

          パブリックコメント「AIと著作権に関する考え方について(素案)」 の下書き

          今日締め切りのパブリックコメントに出すつもりの下書きです。ご意見あればコメントに。なお、2000文字しか受け付けてもらえないところ、1995文字の本文であるため、内容の追加はできません……今日の23:59締め切りなので、ご意見あればどうぞ、以下のリンクより入って奮ってコメントしてあげてください。 1.はじめに 全体として、今考えられる懸念事項は1~6までで概ね網羅されていると感じた。一方で、「何が重大な問題の素因となりうるか」については、想定が不十分だと考えられる。各項で詳

          パブリックコメント「AIと著作権に関する考え方について(素案)」 の下書き

          原作者とTV局の関係

          セクシー田中さん の問題。脚本家もクリエイター側であり、落ち度無しとは言わないけど、原作者と脚本家の間に明らかな情報の齟齬があり、間に立っていた人間の責任の方がはるかに大きいと思う。 脚本家だけに攻撃している人もいるが、話の流れとしては 1.脚本家が、原作者からの修正依頼がきついと愚痴 2.原作者が、元々漫画の世界観を大事にする契約だったとしぶしぶ反論。加えて、何度TV局側に設定を守るよう言っても話が通らず、結局最後の2話分だけ自身で書いたが、TV脚本の流れを切ってしまい、

          原作者とTV局の関係

          他人の憎しみに過度に干渉しない

          今年最後に思ったこと。 他人の憎しみを否定しない方がいい。 誰かが、誰かや何かを憎んでいるとき、その対象によっては「憎しみなんて何も生まないよ、憎しみを捨てよう」といいたくなることもある。例えば特定のメーカーを蛇蝎のごとく憎んでいる人。例えばテレビに出てくる有名人を憎んでいる人。生きてる限り絶対にどこかで目につくから、一々憎んでいたらキリがない。 ただ、第三者からすれば無意味に見える怒りや憎しみも、本人だけにしかわからない事情があるかもしれない。 「憎むのをやめようよ」と

          他人の憎しみに過度に干渉しない

          Wikipediaの「下駄」の記述について

          下駄 についてちょっと気になったので……2021年8月25日の改定で僕の好きな項目が大幅に消えてしまったので、復旧の希望を込めて。 2021年6月19日 (土) 14:09の版[下駄の種類] https://ja.wikipedia.org/w/index.php?title=%E4%B8%8B%E9%A7%84&oldid=84107892#%E4%B8%8B%E9%A7%84%E3%81%AE%E7%A8%AE%E9%A1%9E について28種類も列挙されそれぞれの

          Wikipediaの「下駄」の記述について

          カヤの貫通能力とヘビ

          昔話に「ワラビの恩」という話があります。 簡単に言うと、昼寝していたマムシの下からカヤという植物の芽がのび、マムシの体を貫いてしまい、そのマムシの体をさらに下からのびてきたワラビの芽が押し上げて抜いてくれたため、マムシはワラビに恩を感じている、というストーリーです。 初めて読んだときは子供心に「そんなことあるわけない、話を面白くするためにちょっと大げさに言ってる」と子供らしくないことを思っていたのですが、最近もしかしたら実話かもしれないという事例を発見したのでご紹介。 カ

          カヤの貫通能力とヘビ

          栗の渋皮煮の作り方

          栗の渋皮煮、今年は何度も作って試行錯誤できたので、「ベターなレシピ、コツ」をまとめます。 材料についてまず材料ですが、2点。 新鮮な栗が必須! 栗は結構傷みやすく、すぐ風味が落ちます。家に栗の木があれば、渋皮煮をつくる日の前日に一旦すべての栗を回収し、翌日の渋皮煮Day当日に落ちた栗、および枝から叩き落した栗を使用します。 買う場合は、地元の産直市でなるべく新鮮そうなやつを。お尻を見て綺麗なものが良いです。本当にとりたてだとお尻は白く、時間経過と主に黒ずみます。 そして

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          カレーリーフの発芽率

          インド原産の木本性ハーブであるカレーリーフは発芽率が高くないと言われることもありますが、種まきには2つコツがあります。 1.収穫後なるべく早く植える。乾燥すると発芽率がガタ落ちする。 2.果肉には発芽抑制成分が含まれるので、ぬるぬるしなくなるまで綺麗に洗う。 1.を検証するために、収穫後5日間、順に10粒ずつ、計50株を植え付けました。予想では、時間とともにゆっくりと発芽率が落ちるはずです。 全部発芽はい、失敗しました。高々5日程度では発芽率は落ちないようです。きちんと水

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          MingwとGDBでヒープ破壊を検出する

          はじめに 題の通り、Mingwでヒープ破壊(ヒープコラプション、Heap Corruption)を検出する方法とそのためのライブラリを作ったので公開します。必要な人は限定的ですが、役に立つ場合は役に立ちます(笑)。 先に書いておくと、近代の一般的な開発環境では不要と思われます。なぜなら、VC++もLinuxのGCCも、ヒープ破壊を検出する機構を備えているからです。ところが、Windows用のGCC環境であるMingwにはいくら探しても公式のメモリ保護機構やヒープ破壊検出機構

          MingwとGDBでヒープ破壊を検出する

          これは本当にいいエピソード note公式さんがおすすめしてた 多分、note公式の中の人が個人的にもこの話すきなんじゃないかな https://note.com/subuta_yuki/n/nb908d42ed889

          これは本当にいいエピソード note公式さんがおすすめしてた 多分、note公式の中の人が個人的にもこの話すきなんじゃないかな https://note.com/subuta_yuki/n/nb908d42ed889