キツノカ

地下二階から運んだ知らない荷物を開封する。

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AIノベリスト

文章を自動生成するAIにはまっていて、文章を書いてなかった。描写にはパターンがあって、その状況でAIがどこからか描写を選んで持ってくる。ストーリーを物語るのならなんとかできるけど、AIに文章芸術的なのは無理だ。 意外なストーリーは結構作ってくれて複数人で話しながら話作るとかなり笑える。気にいる展開になるまで文章を何度も生成したり、自分で補助的な文章を書き展開を誘導することもできる。 キャラの性格に一貫性を持たせるのが難しいのが難儀だった。AIは8000字ほどしか記憶できなくて

    • 力抜く

      社会的にやらなきゃいけないことから逃避するのは楽しい。 けど罪悪感みたいな申し訳なさも胸の奥のほうにあってたまに重い。 「あーあ、誰の役にもたっていない」 別にそれでいいけど理想から遠く離れているみたいで感情が動かない。 心が激しく揺り動かされることで感動は生まれるらしいけど、 社会との軋轢が無いせいでなにも生まれない。 債券市場みたいに振れ幅の小さい日常。 慣れ親しんだ生活で不穏分子もいないから心地よいけどずっと居座り続けたいわけではなかったみたいで飽きた。 適度な刺激と

      • 2022/06/27 本読んでた。

        筒城 灯士郎の世界樹の棺が面白かった。 久しぶりに叙述トリックもの読んだけど最後に認識が揺さぶられると気持ちいいなぁ。沙耶の唄とか思い出した。 びっくりして好きってなった。 ミステリのトリックにはもともと興味なくて、ただ驚きたくて物語を読んでる。破綻してても予想を超えた展開を見せてくれればいい。 誰かを驚かせようとすると実はっ〜でしたって話になることがあるけど、えげつなくきつい話になるほど感情が揺さぶられて面白いって感じる。 緊張と緩和の揺れ幅が大きいほど面白く感じるのかも

        • 思考過程を考える

           考えている時に自分がどういう風に考えているのか興味がある。どうしてもうまく考えられないから。  できることに興味はなくて、うまくできないことに興味がある。できることはできるようになったらすぐに興味がなくなってしまう。こうやればできるようになるなってルートが見えた時点でも興味がなくなる。未来が見えた絶望というやつだ。なるべくみえていないものがいい。と考えてみたけれど、これは自分を理想化していて、うまくできることはそれはそれで気持ちい。運動とかギターとか。感覚的なことが好きだ

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        • 日記
          21本
        • 論理哲学論考読む!
          2本

        記事

          材料が無いのに料理してる

           何も書きたいことが無いのに書こうとすることは、なにもない台所で料理するようなものだ。逆に言えば、何か材料があれば書けるってことでもある。  お題が書きやすいのはそれが思考の元になるからだ。テーマは多すぎても何を選べばいいのかわからなくなるからよくない。そう考えると三題噺は良く出来てる。書けないなぁと嘆いたら何かアイテムを3つ探してみよう。そこから連想してもいい。手がかりが3つに限定されることで思考に指向性が生まれる。方向が見えれば目的地も見える。限定し決めていくことで文章を

          材料が無いのに料理してる

          タイムトラベルの痕跡としての文章。

           最近何かしら毎日書けているので気分がいい。たとえその文章があまり大したことがないものでも、生み出されたものなので意味がある。その痕跡に意味がある。  今はまだ、あまり意味のない文章かもしれない。けれど、何年後かに見直すとそこに意味が生まれている。何かを生み出したり、写真を撮ったり日記を書いたりしたものは消えない限り、滅びない限り未来に届く。ノスタルジーの魔力のかかったものはどんなものでもきらめいている。その瞬間には二度と戻れない。思い出せても、戻ることはできない。  戻

          タイムトラベルの痕跡としての文章。

          2022/05/12 架空の記憶を思い出す。

           指が動くにまかせて文章を書いている時、頭の中で文章を語る声が聞こえる。声と書かれた文章とどっちが速いのかは曖昧で同時な気もする。書かれた文章を見て頭の中で読み上げているような、頭の中で聞こえる声を書き写しているような、不思議な感覚だ。速さを重視して文章を書こうとする時、その声を追いかける。指先を追いかける。  頭の中のイメージを書き写すという方法もある。いまから思い浮かぶ映像を書き写してみる。大学生の時京都に住んでいたせいか、イメージの中に京都がでてくる可能性が高い。  

          2022/05/12 架空の記憶を思い出す。

          2022/05/11 MOONLANDER

           MOONLANDERの分割キーボードが届いた。早く文章を打つことに昔から憧れがあって、親指シフトを試したりしたが、今は薙刀式を使っている。キー配列によってスピードが変わるのだ。しかし、薙刀式はまだ頭で考えながら打鍵しているため、思考に指をどう動かすか? と思考が混ざるため、全然気持ちがよくない。なので今はまだローマ字入力の時に一番思考ができている気がする。身体が覚えている場合思考を妨げることはない。それに関しては自動化されているからだ。あらためて、意識してローマ字入力しよう

          2022/05/11 MOONLANDER

          2022/05/10 妄想を閉ざしていく作業としての決断。

           夢の中でつつじの低木に引っかかった猫のぬいぐるみを引き抜くと本物の猫になった。その猫みたいなものがドアの隙間に逃げていき、蚊になって僕の腕に吸い付いた。  通常低音で響き渡る自分探しという空虚さ。それは飽くことなく、自分という何かがあると信じるからこそ生まれるものでもあるだろうが、自分は探すものではなく、行動の結果他者の心にイメージとして生み出されるものじゃないか。内面の自分がどうであっても実際に見えるのは、口に出された言葉と行動だけなのだから、繊細になりたがる心のことな

          2022/05/10 妄想を閉ざしていく作業としての決断。

          2022/05/9 勉強したのでえらい。

          10日後にテストなので、家に帰ってから勉強した。20時から22時までは勉強すると決めると少しはするようだった。決めた時間は勉強して他の時間は遊 ぼう。勉強をしていて思ったのだが、そもそもの問題に必要な知識の暗記がキッチリできていないから、その問題を解けないということが多かった。 情報技術者の試験の勉強をしているわけだけど、モチベーションは低い。ウィトゲンシュタインの本を読んだり、昨日買ったゲームメカニクス大全を読みたい。衝動をコントロールするのが苦手なので、そこんとこなんとか

          2022/05/9 勉強したのでえらい。

          2022/05/07 七色スペクトルの海

          今日何年ぶりかに会う人とご飯に行って、久しぶりすぎてどう喋ればいいのかも、何を喋ればいいのかもわからなくてアニメや漫画、ウィトゲンシュタインの話をした。彼女もどう話せばいいのか探っているようだった。相槌や質問が無いと話はすぐに終わってしまう。僕は自分が話している時、相手が興味なさそうにしていると感じるとすぐにその話を切り上げる癖があるなと感じた。彼女は何を話したかったんだろう? それほど深いことは話せなかった。海を見ながら、ごはんを食べて。プラスチックの衝立のせいで声は届きに

          2022/05/07 七色スペクトルの海

          86

          86見てた。後半にかけて更に面白くなったけど、22話、最終話は最高だった! 以下ネタバレ 彼岸花の赤さ、青い花が赤く染まっていくビジュアル。 ミリーゼ大尉が名乗る瞬間から、フレーム部分に枠ができ上下の部分だけが薄くなる。「誇ってもいいのだと思います」と言う部分でフレームが無くなり、シンの目から涙が流れることにより、より劇的に感じた。 死んだみんなに置いていかれている、自分もそっち側にいきたいと考えていたシンが、自分が生きていることを肯定できた言葉だったんだろう。 澤野

          論理哲学論考を読む2 解説をまずよく読む 

          早速本文を読もうと思ったが、解説をしっかり読んでから読んだほうがよいとNがアドバイスをくれたため。解説を再度読む。 論理の歴史論理の歴史としてまず、紀元四世紀にアリストテレスが論理学を基礎づける。三大論法という演繹的推論を体系化!  学問の道具と呼ばれた! かっこいい! この時期の論理学を伝統的論理学と言う。 論理はジョジョに進化していったんだな。 その後フレーゲによる命題、ラッセルとホワイトヘッドの共著『プリンキピア・マテマティカ』により記号論理学と呼ばれるようになる

          論理哲学論考を読む2 解説をまずよく読む 

          論理哲学論考読む 1 2022/05/05

          はじめに友人の Nと読書会をしようということになったので読んでいく。 中公クラシックス版と岩波版と光文社古典新訳版がなぜか家にあったので読む。論理とか数学とか興味ないので読めるかどうか心配だ。 あとがきなどの周辺から読むタイプ中公版に『二十世紀の天才哲学者』という野家啓一氏の書いたエッセイが載っているのでまずこれ読む。 エッセイ始まって1ページ目でベタ褒めである。 ハードルあがる! 10年ぐらい積ん読してるしなぁ。 論理哲学論考は1922年に刊行されたウィトゲンシュタイ

          論理哲学論考読む 1 2022/05/05

          2022/05/04 なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

          読んだ。読書記録をつけていこうと思う。すぐ忘れてしまうから。 2時間ぐらいで一気読みだった。 印象に残ったところを思い出す。 言葉にならないもやもやが大切だというところはたしかにと思った。 もやもやをもやもやのままそこに置いておくのはイライラするので、 僕の場合すぐ忘れてすっきりしてしまう。嫌なものは見ない。 そのため、学びが少ない。 すぐ忘れるのは傷つくのが嫌だからだろうね。 対立の中で自分の意見を伝え、関係性を構築していくのは面倒くさいけどやったほうがいい。長期的な

          2022/05/04 なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない

          有意義な呪縛

           雪があると外に出る元気が減るから今日も家にこもって勉強していた。英語を勉強してる。英語の文章をもっと読めたらいいなと思うし、なにかしら有意義なことをしないと、ひとりだと暇だ。無限に時間とお金があるなら何するだろう? 今は恐怖心や危機感みたいなものが足りないから、知らない町をひとりで歩きたい。海外旅行に行きたいな。  ここ2日ほどずっと聴いてて好き。ホーンセクションがあるのもいいし、hiphop的なビートに歌がちょっと遅れ気味に入ってくるのも好き。こういう曲が好きなんだって

          有意義な呪縛