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材料が無いのに料理してる

 何も書きたいことが無いのに書こうとすることは、なにもない台所で料理するようなものだ。逆に言えば、何か材料があれば書けるってことでもある。
 お題が書きやすいのはそれが思考の元になるからだ。テーマは多すぎても何を選べばいいのかわからなくなるからよくない。そう考えると三題噺は良く出来てる。書けないなぁと嘆いたら何かアイテムを3つ探してみよう。そこから連想してもいい。手がかりが3つに限定されることで思考に指向性が生まれる。方向が見えれば目的地も見える。限定し決めていくことで文章を書こう。文章を書くことは選択の連続だ。思考してでてきた連想や空想の中から残す言葉を選ぶんだ。別の言葉を諦める作業をくぐり抜け完璧への断念で文章は完成する。

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