論理哲学論考読む 1 2022/05/05
はじめに
友人の Nと読書会をしようということになったので読んでいく。
中公クラシックス版と岩波版と光文社古典新訳版がなぜか家にあったので読む。論理とか数学とか興味ないので読めるかどうか心配だ。
あとがきなどの周辺から読むタイプ
中公版に『二十世紀の天才哲学者』という野家啓一氏の書いたエッセイが載っているのでまずこれ読む。
エッセイ始まって1ページ目でベタ褒めである。
ハードルあがる! 10年ぐらい積ん読してるしなぁ。
論理哲学論考は1922年に刊行されたウィトゲンシュタイン生前唯一の著作だそうだ。100ページたらずの本書は、またたくまに20世紀前半の哲学地図を塗り替え、「言語的転回」と呼ばれる大きなうねりをもたらした。
よくわからんがすごそう!
コペルニクス的転回なら知ってる。言語の世界でそれが起こったということかな?
ルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインは1889年4月26日 オーストリアハンガリー帝国の首都ウィーンで生まれる。
自分が生まれた年の100年前なのでいきなり親近感覚えた。お父さんが鉄鋼王でお金持ち! らくらく人生と思いきや4人の兄のうち3人が自殺!
いろいろ大変だ。
一通り目を通したけどよくわかんないので別の本に移動。
光文社古典新訳文庫の高校生のための『論考』出前講義読む。こっちのほうが楽そう、と思ったら解説同じ人じゃん! 野家啓一さん!
優しく語りかけてくれる感じでさっきのより親しみやすい。
そんな日ほとんどないので自分はウィトゲンシュタインとは正反対だなぁ。
よく考えることのできる人は、悩んでしまうんだろう。
語り方変えただけでさっきの解説と内容ほぼ一緒だった嘘つき!
言語批判がなんか重要らしい。
そもそもの哲学は言語でなりたってるから、言語を定義させることでそれまでの哲学自体が変わってしまった!!!
って感じの妄想予想をする。
岩波の訳者解説を読む。野矢茂樹さんはこれまでも何冊か読んだことがある。
重要な箇所を発見。思考の限界に線を引こうとしたらしい。言語の限界を明らかにすることによって思考の限界を明らかにする! テーマが壮大でワクワクするッ!
次から岩波版をメインに本文読んでいく。
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