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本音の声

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ドロドロも悲しみも、全部ここにある。
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2023.10.8制作した詩

2023.10.8制作した詩

【voice】
ムラサキのおひさまを描いた時
本当に伝えたかったことは何?
声にならないSOSなんかじゃなかった
画用紙の声

空も緑も空気も、すべて味方だった頃の色
気付けば、いつも曇り空
描いた澄んだ世界を忘れるべきだと心が泣いた

キミが見てきた世界の色
聴きたいと願った人の声
ぜんぶ間違いなんかじゃない
願いも希望も心も、空っぽにしなくてよかったんだよ

真っ赤なおひさまを描いた時
本当に

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2023.10.11制作した詩

2023.10.11制作した詩

【half world】
空も空気も温度もない、6畳の部屋
ノブを壊した内側の中で
どんな涙で笑っていたの?
伸ばしたい手は鎖で縛ったままで

くだらないけど大切な名前をつけた、ぬいぐるみ
手振りを交えて唄えた曲
広げた腕の中に飛び込む笑顔
あったはずのキラキラは鈍感にした
心にはいらない記憶

憎んで、愛して、尽くして、傷つけて
ただひたすら愛を待ってた
”それだけでいい”自分を待ってた

時間

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2023.8.7制作した詩

2023.8.7制作した詩

【生暖かい罠】
先に広がるのは、別の悲しみと地獄
本物なのかも分からなくなった涙
心のない怒号
その日だけの愛

そんなこと、分かってる
とっくに分かっていたけど その地獄があったから
生きてこられた瞬間があった

泣きながら笑って
怒りながら喜んで
好きだといいながら憎み、蔑んで

人を人と思わなくてもいい瞬間
受け身で嘘を受け入れる時間
その罠から抜け出せる強さを探していた

【それだけいい恋

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澄んだ青が眩しすぎて 空を見ることができない日がある。
足元に咲いている花に 優しくなれない日だってある。

それでいいんだ きっと
だって たくさん頑張ってきたんだ
たくさん我慢してきたんだ

心の悲鳴
そこには価値がある

バツイチじゃなくて、マルイチだねって、泣いてたあの人に伝えた3年前。

その1年後に、既婚者だったことが分かった時、その事実よりも「マルイチ」に込めた想いをゴミ箱に捨てられたような気がして悲しかった。

「大人だから」って都合のいい言葉。
大人でも、大人でいたくない日もあるし、大人だから、大人でいれない日もあるよ。

何かを背負った人が好き
いびつな形になった人が好き

きれいな丸じゃなくて
さんかくやバツの人が好き

人間してるって思うから。

隣をみれば
あなたがいる
その感覚がすきだった。

真っ暗な夏の夜
行くあてもなく歩いた、夜の道
たどり着く先は笑顔だと思ってた

あの道を
誰かと笑いながら歩く日は
もう二度とこない

あの私は死んだんだよ
あのあなたも死んだんだ

心が死んだ日、全部諦めようと思った。耳に入ってくる音も親しかったはずの人の声も、優しかったはずのにおいも、全部いらないと、拒絶したいと思った。誰にも踏み込ませない、心の部屋を作った。安全で限りなく孤独で、ひとりぼっちの部屋。いつ手放せるんだろう。