心が死んだ日、全部諦めようと思った。耳に入ってくる音も親しかったはずの人の声も、優しかったはずのにおいも、全部いらないと、拒絶したいと思った。誰にも踏み込ませない、心の部屋を作った。安全で限りなく孤独で、ひとりぼっちの部屋。いつ手放せるんだろう。

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