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#介護
新刊『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に親の介護をするための本』のお知らせ
ご無沙汰しています。ずっとnoteを放置していましたが、実は昨年4月頃から新しい本の企画が立ち上がったためそちらにかかりきりになっていました。
今度の本は『ちょっとしたことでうまくいく 発達障害の人が上手に親の介護をするための本』です。タイトルを見て気づいた方もいらっしゃるかもしれませんが、今回も翔泳社さんの「ちょっとしたことでうまくいく」シリーズでの出版となりました。
以前からnoteにも少
ライフサイクルについて
家族療法について学ぶに当たり、避けて通れないのがライフサイクルという考え方だ。そこで今回はライフサイクルについて私なりの解釈や考えを記したいと思う。
人生の節目に潜む課題ライフサイクルと言われるとピンとこないかもしれないが、日本語で意訳すれば人生の節目とそこで取り組むべき課題と考えればいい。
ライフサイクルについては多くの心理学者たちが述べているが、最も有名なものはエリクソンが提唱したものだろ
母の新型コロナのワクチン接種準備
母のところへ待望の新型コロナのワクチン接種クーポン券が届いたそうで、封筒を渡され、「予約してもらえる?」と頼まれた。
翌朝早速クーポン券の予約受付IDとパスワードを使って早速接種予約サイトから予約した。
ちょうど直前の主治医の診察時「ここでも個別接種やるけど、予約の際ちゃんと会場を指定してね」と注意事項を教えてもらったため、希望会場でかかりつけ病院を検索し、約2週間後に無事1回目の予約をした。
新たなご縁がつながる
介護保険外のケアへのニーズ父の死後今までの疲れが出たのか一気に足腰が弱った母N子さん。まだ早いかと思ったが、今後のことを考えると早いうちに申請した方がいいかも、と考え直して介護保険の利用申請したのが3月下旬。
その後判定を経て5月半ばに要支援2という認定が出たので、我が家近くのサ高住入居時に介護ベッドをレンタル(地元自治体では自費扱いにはなるが、月1,000円前後でN子さんのような段階の人にも必
スマートフォンへの高い壁
ガラケーはもはや絶滅危惧種!?N子さんは長年ガラケー(3G回線)を愛用していた。転居時「電話をどうしようか?」と相談したら「携帯電話あるから固定電話はいらない」と言われた。
「親戚や友人知人にけっこう連絡するんじゃないの?」と言ったが、「転居の知らせは手紙でやるし、電話も決まった人にしかかけないから」と鷹揚に構えていた。
ところがかけ放題プランではなかったため、7月の電話料金のが1万円を超える
N子さん 81歳にしてデビューする
加齢に伴う変化いくつになっても人は成長する-とは言うものの、年齢に伴って新しいことへの挑戦が億劫になるのも事実だ。
N子さんも実家にいた頃は自分や夫の老化や長女家族の状況で少しずつやることは変化していたものの、家事と読書が生活の中心になっていた。
むしろ以前は孫の送迎や近所の買い物に利用していた自転車を「転ぶと危険だから」とやめ、散歩は行くものの、買い物は「たくさん物を持って歩けないから」と一