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【火曜日】我が家の庭の風景

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庭で気まぐれに野菜を育てたり、花壇を作ったりして、世話をしたりしなかったりしています。その記録を残すことにしました。
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我が家の庭の風景 part.1

我が家の庭の風景 part.1

朝目覚めると、まず猫の顔がある。枕元で見下ろされていることもあれば、布団の足元のところに乗っかられていることもある。私が起きた時にすでに、昨日の夜ご飯の残りで朝ごはんを済ませて、テレビ台に座って、テレビを付けるのを待っている時もある。パソコンの上に座って、絶対に使わせないぞと待ち構えていることもある。

元日の朝は、一緒に朝焼けを見ようと思っていたが少し遅かった。猫はずっと見張っていたのか、ぱちり

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我が家の庭の風景 part.113 「命の選別」

我が家の庭の風景 part.113 「命の選別」

"雑草という草はない"とは、誰の言葉だっただろうか。雑草という草はなかったとしても、すべての草を生かしておくことはできない。
また、すべての草をむしってしまうことも不可能だ。結局、生き残ってしまう草もある。

パンジーやビオラの切り戻しをしっかりしたおかげで、今年の花付きが良いようだ。空を見上げているパンジーの花もあれば、我が家のリビングを窓から見張っているパンジーもあり、明後日の方を向いて物思い

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「我が家の庭の風景」part.112 花壇の仕立て直し

「我が家の庭の風景」part.112 花壇の仕立て直し

ほとんど使用できなくなっていたブロック壁の花壇の撤去に30分もかかった。とにかく重たくて持ち上げられない。一個外れたところで、これは長くなりそうだとスマホでカメラを回した。SNSのネタになるとでも思っておかなければやってられなかった。

ガーデニングをされている人たちは、庭の装いを毎年変えている印象だ。どうやって重たい庭の装飾品を片付けているのだろうか。

私が小柄で、非力なだけなのか。
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我が家の庭の風景 part.111「蜂と暮らす」

我が家の庭の風景 part.111「蜂と暮らす」

強い風が吹く庭に、蜂はいない。
蜂たちはどこに隠れているのだろうか。
蜜蜂のために小松菜の花を残している。
決して、庭の片付けが追いつかないからではない。

どこかでは雪が降ったらしい。
天気予報では時々雨。
もしかしたら少し雨が降ったのかもしれない。
建物の中にいたら、天気の移り変わりは時間単位でもよく把握できない。
日が差した間に庭作業に出た。
風がびゅうびゅうと音を立てて近くの竹林を揺らして

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「雨の日にしたいこと」第十五回 3月4月焼き菓子づくり記録

「雨の日にしたいこと」第十五回 3月4月焼き菓子づくり記録

お茶に合うお菓子って何だと思いますか?例えば紅茶、例えば緑茶、例えば、ハーブティー。コーヒーに合うお菓子ですら、私にはまだ何か分かりません。コーヒーの味の違いもおいしい淹れ方も全く知らないのです。

それでも最近は、「このお菓子はそれほどよくできなかったけれど、お茶菓子としてお茶と一緒に食べるとおいしい」とか、「このハーブティーは色がきれいに出て、お菓子にもよく合う」とか、「香りもいい」とか思うよ

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我が家の庭の風景 part. 110 「汚言と汚庭」

我が家の庭の風景 part. 110 「汚言と汚庭」

 SNSサイトの交流を通じて、例えば小説を通じても作者と読者は、窓ガラス1枚隔てた家猫と外猫のように近い位置にいるのかもしれない。

 毎日文章で繋がっていれば、家の中で一緒に過ごしている人たちよりも、お互いに知っていることが多くなるだろう。窓ガラスを1枚隔てて毎日喧嘩をする猫たちのようなものだ。たった窓ガラス1枚しかないから外にいる猫に家猫がストレスを感じたりする。
 だからといって窓がない生活

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我が家の庭の風景 part.109「春雷に挑む」

我が家の庭の風景 part.109「春雷に挑む」

我が家の三毛猫は雷がなると窓に挑む。
雷と戦うみたいに窓をバシバシ叩く。
「うるさいぞ」と雷に文句を言っているのだろうか。
そうだとしても、カーテンの内側に隠れて窓に張り付くのはやめてほしい。
春時雨に冷えた窓のそばにずっといると風邪をひく。

我が家の洗濯機の乾燥機能が昨年から壊れている。雨が続くと家族が洗濯物をコインランドリーに持っていってくれる。
洗濯物を干さないと庭作業がより億劫になるかと

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我が家の庭の風景 part.108「二月に来た春と梅雨を呼ぶ三月」

我が家の庭の風景 part.108「二月に来た春と梅雨を呼ぶ三月」

二月末には早めの菜種梅雨がやってきた。
おそらく今年も5月と7月にまとまった雨が降って、豪雨と呼べる日があるだろう。
6月は空梅雨だ。
4月には真夏日が来て、気温が30度を超える日があると確信している。

我が家の庭の2月下旬は既に3月の景色だった。3月に咲く花が次々と開花しており、梅の花は2月中に散り終えた。
リュウキンカ、そら豆、沈丁花。
沈丁花は2月下旬にすっかり花が散ってしまった。

二月

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我が家の庭の風景 part.107「落ちる花」

我が家の庭の風景 part.107「落ちる花」

2月下旬からすっかり天気が悪くなり、朝庭に出る習慣がなくなった。
庭の様子は毎朝窓に近づいてくるらしい、庭に居着いている野良猫たちを我が家の家猫たちが観察しに窓に近づく時に観察するのが最近の習慣だ。

今年は花が落ちるのが早かった。つまり、花が咲くのが早かったのだ。早春の花はもう残っておらず、雪柳は3月はじめに真っ白に羽を広げた。春沈丁花、夏に梔子、秋に金木犀が日本の3大香木である。
考えるに、冬

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鯨や猿は自決します。この回を読んでそのことを思い出しました。私はそういう事は決してしたくありません。しかし。相変わらず我が家の庭にボスコがついています。どうやって生きているのかわかりません。我が家の猫たちには適されています。それでもボス猫は精一杯生きているのです。果たして斑入りの植物であるような猫は家猫と外猫とどちらなのでしょうか?私はやはり斑点 入りでしょうか。

我が家の庭の風景 part.106「春のヒメリュウキンカ」

我が家の庭の風景 part.106「春のヒメリュウキンカ」

1月から庭の花壇に全く虫に食われない葉っぱがあるなと思っていたら、2月中盤を過ぎたある日の夕方になって急に花が咲いた。
正確には、2月17日の土曜日の午後4時過ぎの事だ。
リュウキンカに見えますが違うだろうあ。おそらく昨年に鉢で物産館で買ってきて、植え替えてみたら地上部が枯れて、今年生えてきたのではないかと思う。
もはや昨年買ったことを忘れていたが、たぶんそうだ。種子でまいた覚えがない。
調べたら

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鉢植えの色は茶色の方が成長が良いです。実感です。一方で、トレニアは秋近くになってから芽吹くのです。種から成長しなかったと書いていますが、これから芽吹きます。7月はまだ発芽前だっただけです。

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懐かしいですね。北風と太陽は子供の頃に暗唱しました。初めて丸暗記したのは桃太郎だったでしょうかその次が北風と太陽で、翌年は「野菜の国の合唱団」でした。私はそれをメロディーで歌えませんでした。朗読と言うものに歌を混ぜると言うことに何か抵抗があるんですよね。

我が家の庭の風景 part.105「枯れない花」

我が家の庭の風景 part.105「枯れない花」

夏に寒菊の苗を買い、年末に咲いて仏壇に供えた。
そのことはnoteにも書いた。

真っ白な小菊で可愛らしかった。
この寒菊が根性があって、いまだに枯れない。

一緒に供えた千両も枯れない。
黄色がかった赤い実がまだ艶々している。
寒菊は蕾が綺麗に咲いて、花が今一番綺麗なくらいだ。
もう切り花にしてから二か月近く経っている。
南天はさすがに枯れて、これが猫たちが仏壇に侵入する原因になっていたようだか

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