見出し画像

【嵐山/旅】百花繚乱の着物の世界

美しき哉、京都・嵐山ー

四条河原から嵐山方面の電車に乗り換えるとき、いや、やはり嵐山に行くのは止めようかなという思いがなくもなかった

嵐山は観光地としてあまりに有名で、だから俗化されすぎで、加えて、世界中の観光地にいる大多数の中国人と自撮り棒には、もういささか幻滅しきっていた部分があったからだ

だがー

実際、嵐山駅から渡月橋を渡り、竹林の小径に向かっていると、京都はやはり他の観光地とは一線を画す独特の深い魅力があるように思えてならない

それは観光地を彩る、日本人女性の着物姿だ

美しい着物を着て、恋人や友人たちと連れ添う、いわば、日本の伝統的な観光地に着物を着て遊びに行くという彼女たちの極めて女性的で、且つ、素朴な願望が、文字通りに古い小径に一抹の華やかさを添えてこの土地をさらに魅力溢れるものにするのだ・・・

古都に、複雑精緻な着物の柄と、百花繚乱の色彩

それらを纏った彼女たちの姿は、カメラの画面に小さく映し出しても、不思議とその場を持たせてしまう強い魅力がある

写真はすべて日頃はほとんど使わないブルートーンを基調に撮影

満足のいく、嵐山ー

この記事が参加している募集

旅のフォトアルバム

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?