記事一覧
貧乏サラリーマンが見た世界386
世界的な猛暑の中、7月(6/25-7/24)の電気代はZEH-Mマンション(ネットゼロエネルギーハウス)に引っ越し期待通りの断熱効果が出て電力消費量が大幅に減り、7月から政府の補助金が終了し、電気代が値上がりする中、前年比マイナスにすることが出来た。日中はリビング、夜は寝室のエアコンをフル稼働しての結果に満足している。自分のような高齢者の収入は年金が太宗を占めており、増えることはほとんど期待出来な
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界385
世界銀行が定めた国際貧困ラインとは1日あたり2.15米ドル未満で暮らす人のことを言う。現在のドル円レートで換算すると330円前後となる。集英社によると驚いたことに日本人の100人に1人が国際貧困ライン以下のなんと1日210円未満で暮らしているという。そして多くのキモくて金のないおっさん達が弱者男性として女性との繋がりも全くなく独身生活を謳歌するのとは反対に貧乏な生活に喘いでいるらしい。生活保護実数
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界384
今日は朝から円高、株安である。上がれば下がるのが市場価格というものであり、驚きはないが、新NISA口座を通じて米国関連金融商品や日本株に投資した個人は預金を取り崩し、機関投資家の含み益の実現に貢献したというより自公政府と一体となった金融業者に騙されただけとなり、やはり専門家には個人はなかなか勝てないようだ。だが、ここで焦って損切りしてはならず、市場の戻りを息長く待つしかない。だから老い先の短い高齢
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界383
月曜日夜、4ヵ国を繋いでTEAMsで打合せを実施した。それを受けて今朝はプロジェクトのファイナンスモデルの検証をやっていた。もうすぐ66歳になるのに、若手平社員レベルの仕事から、このプロジェクトを如何に実現するかの具体的且つ現実的なアドバイスもやらなければお金にならないわけだが、コンサルタント契約で仕事があるだけマシだと自分を慰めている。ユーチューブ動画の贅沢で優雅な旅行記や海外生活を見ているとそ
もっとみる貧乏サラリーマンの見た世界382
外国為替市場はトランプさんの円安はけしからん発言の後押しもあるのか、いよいよ円高の流れだ。外貨をポートフォリオとして保有していると毎日円換算残高が減っていく。高齢者には市場が自分のポジションに対してマイナスの方向に進むと老後生活が破綻してしまうかのような不安に囚われるのだ。実際は上がれば下がるのが相場であり、一喜一憂しても仕方がないのはわかっているのだが、それが単なる数字に過ぎない評価損益だとして
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界381
先週末、トランプ氏の選挙集会をCNNで見ていたが、突然の銃撃による暗殺未遂事件に驚き、長い間TV画面に釘付けになっていた。その米国だが、環境を重視するバイデン政権下においても昨年は過去最高の原油生産高1,240万バーレル日を記録した。今年は更に増えると予想されている。トランプ氏は5月に米国石油産業の重鎮を集め、大統領選挙に向けた献金を要請した。暗殺を免れたトランプ氏の大統領選での勝利が確実視される
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界380
週末、八王子の東京富士美術館で米国ウスター美術館所蔵の印象派展まで足を延ばして来た。日本人は印象派絵画を好む人が多いが、御多分に漏れず自分もそうである。フランス企業研修生として留学中、ルーブルは勿論オランジェリーの睡蓮を眺めるのを楽しみにしていた。一時改修のため、閉鎖されていたが、パリを訪れる際には必ずといっていいくらい立ち寄る美術館である。印象派の絵は明るい。カンバスに描かれる絵は虚構の自然なの
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界379
最新の家計調査年報(2022年版)によれば65歳以上の高齢者2人世帯の平均月額生活費は268,508円となっている。今年は老後生活のため新居(新築マンションの一室)を購入したので、その購入費用と諸費用及び家財買い替えを除く今年1月からの平均生活費は278,370円となっており、平均より1万円程度上回っている。まずまずといったところかもしれないが、新居購入とその準備をしていたので旅行など老後の楽しみ
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界378
7月1日、今年1月~3月期の国内総生産(GDP)の第二速報値である改定値が発表された。消費及び設備投資ともに前期比マイナスであり、年換算GDPはマイナス2.9%となる。実質賃金も26カ月連続マイナスだ。経済学者は秋には実質賃金はプラスに転ずるとしているが本当だろうか。こちらは既に年金生活者であり、インフレには節約しか対抗手段がないが、当面はコンサルタントとして少々の稼ぎがあり、一息ついている。昨年
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界377
昭和の文系凡人である自分は幸運にもAI時代が本格到来する前に昨年65歳となり、長年勤めた日本企業を卒業した。今回の東京都知事選挙にはAIエンジニアの安野貴博さんが立候補されていたが、今後AI の利用が増えて行くことは確実であると同時にAIスキルによる所得格差が拡大し、社会の二極化を更に加速すると思われ、自分がまだまだ現役だったならば取り残されていただろうと冷や汗をかいている。AIが不平等を拡大させ
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界376
新紙幣が発行された。時代はキャッシュレス社会へ突き進んでいるが、自分はまだまだ現金派である。勿論、普段はカードや携帯タッチ払いを利用するが、高額の買い物、レストランやバーの支払いには現金を使う。デジタルで支払うと出金と場所の履歴が完全に当局により把握されることになるだろうからだ。その履歴金額と徴収税額が比較され、国税庁の個人銀行預金データに紐付けられたビックデータから脱税者を炙り出すといった世の中
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界375
今月26日、オリンピックの開会式を迎えるパリは政治的に揺れている。移民排斥や欧州連合脱退を掲げて来た国民連合(旧国民戦線)が6月30日の下院選挙でついに第一党に踊り出たのだ。背景にはフランスの伝統的な階級社会を受け入れて来た庶民の我慢を超えるほどの生活苦や治安悪化に庶民が見舞われているということにあると思う。国民連合の実質的なトップであるマリールペンさんはお嬢様であり、決して庶民ではないが、フラン
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界374
夜、会食がない日は何曜日であろうと夕方愛犬の散歩から帰るとバスタブにお湯を張り、ゆっくり風呂に浸かる。翌日朝の通勤を気にする必要もない年金生活者の楽しみである。ただ庶民の浴室からは夜景は見えないし、ジャグジーもミストサウナといった設備もない。せいぜいバスタブ内、足を伸ばせるくらいでテレビ画面の設置もない。風呂から上がると狭い寝室で電気代を気にせずエアコンと除湿機をフル稼働させ涼む時間が貧乏人のささ
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界373
金持ちで好き勝手なことが言えるひろゆきさんとは違いマクロ経済分析については高橋洋一先生にお任せするとして年金生活者である自分の場合はひたすら目の前で起こっている身近な経済事象にどう対処すれば良いか高齢者且つ庶民の視点から常に考えている。今朝はCNNでトランプ氏・バイデン氏の討論会を観ていた。ボケ老人の罵り合いでこれがアメリカ大統領選に向けたの討論会かと暗澹たる想いに襲われた。日本の政治家の劣化も激
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界372
インドのプロジェクトに投資マネーを集められないか?ロンドンのボスからコンサルタントとしての仕事が舞い込んだ。インドに友人はいる。彼との付き合いはもう30年になるし、彼の結婚式にも参列した。現在彼はインド在大手銀行の社長でもある。彼は頼りになる。プロジェクト実施の地域に知人はいるか?現地州政府のトップに顔が効くコンサルタントは知っている。先ずはこの辺りから周辺情報を集めることにする。42年半のサラリ
もっとみる貧乏サラリーマンが見た世界371
市場の動きは事前にはわからない。足元は円安と株安の流れである。個人的には保有金融資産の15%を占める外貨預金の円評価残高が増えている一方で保有日本株の円評価額が大幅減となっており、全体としてはマイナスである。今年5月の東京都消費者物価指数速報値は全体としては前年同月比2.2%増ながら、生鮮食料品は9.1%増であり、エンゲル係数の高い庶民にとっては生鮮食料品が物価の実感であり、インフレで生活は苦しい
もっとみる