見出し画像

貧乏サラリーマンが見た世界373

金持ちで好き勝手なことが言えるひろゆきさんとは違いマクロ経済分析については高橋洋一先生にお任せするとして年金生活者である自分の場合はひたすら目の前で起こっている身近な経済事象にどう対処すれば良いか高齢者且つ庶民の視点から常に考えている。今朝はCNNでトランプ氏・バイデン氏の討論会を観ていた。ボケ老人の罵り合いでこれがアメリカ大統領選に向けたの討論会かと暗澹たる想いに襲われた。日本の政治家の劣化も激しく他国の指導者について云々出来る立場にはないことは重々承知ながら一言言いたくなる。ただ、そんな事は自分にはどうしようもないことで先ずは自分の生活に直結する日々の収支の管理の方が重要である。先ずは円が全面安の展開になって来た。もう少し外貨を保有しておけば良かったなと円高の展開になるという読みが外れたが、一応毎日評価益が出ている。また日経平均株価も反転気味であり、保有株の評価額も上昇している。ただあくまで評価益であり、売れば税金を取られるので真に生活に困るまでは手は付けない。東京都知事選を前にして発表されたが、小池知事は1万円の商品券を配ってくれるそうで、ならば今後ともバラマキを期待するかと思う。自分が都に取られる税金額を考えれば、公金チューチューや小池さんの如何なものかと感じている都政運営には腹は立つが目をつぶるかということである。また岸田さんも秋の経済対策としての住民税非課税世帯には追加給付金5万円を出してくれそうな気配だ。昨年帰国するまで日本での稼ぎはなかったので今年度までは自分も非課税世帯で有り難い話だが、こちらは流石にもう自民党には投票はしない。貧乏な自分は自分でも嫌になるくらい性根が腐った程度が低い人間でバラマキにコロリと転ぶが、自民党はもう駄目だ、転べない。今週はコンサルタントの仕事で外出予定があったが、猛暑を理由にWebinar面談の形にしたので都心には出て行かず、面談後の会食もなくなり、少し節約が出来た。会食の費用はコンサルタント料込みなので人間関係を構築済みの相手とは出来るだけ会食はしないのだが、それでも6月の会食費とタクシー代で合計22万円になる。まあコンサル料の範囲内ながら7月は半分くらいに減らしたい。今年で66歳、もはや人間的な成長はないだろうし、無理して新しい人間関係を作る必要もないだろう。自分としては一族郎党の世界でのみ助け合えば良いと思っているが、今朝見たトランプ・バイデン討論会を観ても地政学的リスクが益々高まっていると感じるし、いつ第三次世界大戦が勃発してもおかしくないと思う。そうなれば万事休す、その覚悟をもってこの先の老後生活を送っていく。自分が逃げるとすればコンサルタントをやっている外資の会長宅のあるワシントン郊外で、そこに置いて貰うつもりで彼のために働いている。ロシアと対峙する西欧や中国と対峙する日本は本当に危険だ。現役時代、ソウルに出張するたびにいつ北が攻めてくるかわからないと感じ、ビクビクしていたし、モスクワのソ連国家保安委員会の建物の前を通るたびに胸が締め付けられたものである。台湾有事はあり得ないと思っている多くの日本人は何なのだろうか、同胞ながら理解を超える存在である。自分は憲法9条が日本を守るとは思わない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?