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新しいこと記録帳

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40代に向けてほそぼそと、少しずつやりたいことをやってみる。そんな自分を勝手に応援、ときに反省。覚書のようなnoteです。
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#ぼちぼちいこか

わたしの「負けへんで」宣言

わたしの「負けへんで」宣言

「負けへんで」はポッドキャストOver the Sunのパワーワード。ナビゲーターはジェーン・スーさんと堀井美香さん。noterさんから教えていただいたこの番組を聴き始めたのは休職中だった数年前。今でもちょくちょく聴く。(ヘビーリスナーでなくて、互助会員の方々、すみません。)今は元気をもらいたい時や、金曜日の配信後に声から力をもらっている。

私は彼女たちのように精力的に何かに取り組んでいるわけで

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どっちでもいいのだけれど

どっちでもいいのだけれど

久々に実母と連絡を取った。
あまりにも連絡不精だったが為に、泣かせてしまうという親不孝者、それが私だ。なんならいつもの事なのではないかとすら思えてしまう。(ひどく嫌なやつだな、と書いていて実感)

ただ、確かに母と私の間には目に見えない心理的な溝があったが為に、このような事態になっている。

どちらかが謝るまでは、という意識が互いの意識の中に存在するのだろう。論点をそこに持っていった時にはやはりま

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鉛筆と紙の薫り

鉛筆と紙の薫り

(ヘッダーの画像は我が家ではなく、拝借したものである。なんて素敵な空間だろうか。)

暖色の灯りと壁に囲まれた空間で、小さく音楽を流しながら、小机に座る。部屋が温まり、心が落ち着いて寝るまでのひと時を過ごす場所として、先日秘密基地をウォークインクローゼットの中に作った。

普段は閉ざされている場所であるので、私にも特別な場所であるし、猫らにとっては、とっておきの遊び場となったようだ。
(時々、頭上

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休み方に惑う

休み方に惑う

「計画的に休む」という行為が苦手だ。何かをしていないと不安で仕方がない。だから「休む」という行為は、何かの行動の途中や終わった後に必要に迫られて行うことが多い(力尽きるように‥)。
もしかしたら、メリハリをつけて取り組むことが苦手なのかもしれない。

故に、一人住まいの何の予定もない週末はとても不安だ。制約は「休日の時間」だけだからだ。その時間の中で何をするのも自由、しないのも自由。

これがお子

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「怖い」の正体を内に見た

「怖い」の正体を内に見た

「怖い」と思って足がすくんでしまう経験はないだろうか。対象は必ずしも、暴力的なものや、恐怖心を煽るものとは限らない。
例えば、私は高校で習ったはずの理系科目に対して苦手意識を持っている。そう、「理解出来ないこと」が「怖い」のだ。

その次に、高校を出た人であれば出来るであろう、と思われていることを基盤として生計を立てているにも関わらず、「出来ないかもしれない自分」が露見することが「怖い」。

いや

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家篭りの日々

家篭りの日々

家に引き篭もる自分を責めた日々。
雨降る中を心を奮い立たせて、合羽を着て傘をさして、近くのスーパーまで行った日々。
そういう思考や行為が「チャレンジしている自分」、「現状を打開しようと足掻く自分」のシンボルであるかのように縋っていた。
けれど、現実は甘くなく、揉み返しのような反動にいつも敢えなく撃沈したのだった。

家に篭るということは、決して悪いことではない。でも、たとえば、台風の日にわざわざ用

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『不合格』の受け止め方

『不合格』の受け止め方

朝、なんとなく開けた扉からハラリと落ちた受験票を見て、後先考えずWEB合否発表ページを見てしまった、といです。
いや、何も考え無かったわけじゃないのです。(言い訳)
もし、落ちていたら、受かっていたら。
でも、結果ってもう変わんないよね!とページを開いてしまったのです。

結果は、『不合格』。
結果は確かに変わらなくとも、気持ちは変わります。
そりゃそうか。
合格率8割、と見て更にどんより。
あれ

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「大丈夫、気にしてないよ」が私のサイン

「大丈夫、気にしてないよ」が私のサイン

身体の不調は心の不調の兆し(サイン)かもしれない。そういう感覚は、適応障害で休職するまで、私には無かった。身体は身体だし、休めば治る、寝れば治ると思っていた。でも、本当は違う。心の中のモヤモヤが身体の不調に関係してくる場合だってある。当たり前のことのようで、当たり前じゃないことって世の中沢山ある気がする。

私のサインの一つは、虚勢を張ることだ。全然大丈夫じゃないのに「大丈夫」、めちゃくちゃ根に持

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欲が出るんです

欲が出るんです

新しいことに挑戦したり、今まで出来なかったことができるようになったりすると、「次」を求めてしまう。「次、〇〇をやってみたい。」「次、〇〇が出来るかもしれない。」「次、〇〇ができたら最高!」という具合に。そう、欲が出る。

詳細なやりたいことリストを書いた訳ではない。これくらい、ざっくりしている。

それなのに、それなのに。家の中という限られた範囲でも、「次」を見つけ出してしまう。こういうときが一番

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出来なかったことを少しずつ。

出来なかったことを少しずつ。

20歳の時、早く「大人」になりたいと思った。それは、まだ発言権が弱く、自分の中の軸になる部分が新芽みたいに柔らかかったから。
25歳の時、自分の中の可能性を見つめた。がむしゃらに何でもトライした。結果は直ぐに付いてくるものではなかったけれど、この下積みこそが今の私にはなくてはならない経験、血肉になっている。
20代後半、「30歳にならないと落ち着かないよ」という言葉がリフレインし、「どうしろってん

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