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抑うつ状態とは、どういうものか。

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自分自身へ、同じような症状で悩まれている方、またその周りの方々へ。 私が自分の抑うつ状態と向き合った日々のnoteをまとめます。「素敵な向き合い方」だと感じた時には他のnoter…
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2022年7月の記事一覧

共に歩こう、と思った。緊張とは違うそわそわ感が私を覆っても、それはその時に出てきた私の一部。だから、慌てないで、共存する日々を重ねていけば良いのだと。自分のペースでゆっくりと。周りに分かって欲しくないわけではないけれど、分かりきることは難しい。だから私が私を分かっていこうと思う。

葛藤は、蔦のようにずるずるとクネクネと形を変えて私の周りを這う。なんでこんな風に考えてしまうのだろうか、もう少しどうにかならなかっただろうか、と。
でも、そう考えれるようになった自分に自信を持ちたい。変化していきたい。
だから、この感情も切り捨てずノートに切り取っておこう。

処方薬の量を調整してもらった。それだけで視界が晴れた。つい最近までイライラしていた場面でも、特に何も感じない。あぁ、なんて小さな考え方をしていたんだろう、とすら思える。
でも、その時私の中に負の感情があったことは事実なのだ。
「症状に起因する」というのは結果論に過ぎない。

いつぶりだろう、生野菜を買ったのは。
「食べる」ことが作業になってきてからは、「1日3食食べること」「野菜も出来ればバランスよく摂ること」「無理して料理をしないこと」を念頭に置いてきた。
でも、野菜や手料理が美味しいと感じられるようになった今、食品売り場がワンダーランドに見える。

心の栄養を摂取する

心の栄養を摂取する

「栄養」というのは、食べ物だけから摂れるものではない、と私は思う。それは、形を変えて、姿を変えて、私の中に染み込んでくる全てのものを指しているのではないか。

誰かと交わした温かく何気ない言葉たち。
擦り寄ってきてくれる、モフモフの猫の姿をした師匠。
自分の好きな髪型や服装。
自然の中で地形に足を合わせながら歩く時間。
家族で過ごす無防備で気の許せる空間。

いろんなものに身を浸すと、ひとりで暮ら

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とごった夜を掻き混ぜる

とごった夜を掻き混ぜる

午後20時、もわっとした夜に包まれる。熱気が風に乗って私を覆う。停滞した空気から逃げ出したくて、外へ足を踏み出したのに、これではもわもわを纏ったまま帰宅することになってしまう。

向かった先のスーパーは閉店間際の様相。何が並んでいたのかすら分からない空の棚と対照的に、いいお値段のスイカ達が買われる時を待っている。

とごった空気の部屋から這い出した私には、サクサク買い物をすることなんて出来なくて、

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(嬉しい)と感じた。

身内以外の人と食事を共にすることを(楽しい)と感じた。

感じた分だけ、家の中の無音の空間にアテラレル。急いで薬を飲む。ざわざわと押し寄せるそわそわ感を部屋の隅に追いやる。

今夜も私は凪を待つ。

七夕は寝ている間に終わってた。お腹が空いて眠れなくて、ご飯を少し食べながらテレビをつけた。ノイタミナ枠の「よふかしのうた」という番組が放送されていた。
夜更かし?私か?!さっき起きたとこだけど。
下降気味のQOLを睡眠で補う私には、平日の夜ふかしは難しい。七夕は旧暦でいこう。

いつの間にか目指してる

いつの間にか目指してる

私には、自分ではない人には素直に言えるのに、自分から自分へ言うことを忘れてしまいがちな言葉がある。
「最初から100点を目指さなくてもいいんじゃない?」だ。

何かを生み出すとき、目標を掲げてそれを目指すとき、
その目標の100%が出来ていないと、と考えてしまう。

けれど、本当にそうだろうか。
休職明けから2ヶ月経つ私は、一生懸命な新入社員のフォローをする時、いつもそれを考えている。
真面目な人

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私は2年前のこの日を忘れない。初めて登録したときの情景も、心情も。こうして知らせてくれる度、私はあの日に想いを馳せる。お疲れさま私、noteに出会えて良かったね。背負っていたものを少しずつ下ろしていこうよ。
登録から2周年に寄せて。とい。