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ことばつむぎ

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心の琴線に触れた出来事を綴っています。ほっ、としたい時にどうぞ♡
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#日記

東京ブルー

東京ブルー

わたしは東京・世田谷の下高井戸という街で生まれ育った。

高校は、渋谷と恵比寿と代官山の真ん中にあって
制服もなければルールも特にない、とても自由な学校だった。
毎日、痴漢が多いと言われる井の頭線(なのに一度も遭ったことがない)で渋谷まで通い、個性的な人たちに囲まれて過ごした3年間だった。

在学中も、卒業してからも昼も夜も渋谷や新宿が遊び場だった。

エンジョコウサイをふっかけてくるオジサンもい

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シャボン玉のように

シャボン玉のように

日本からカナダに戻りました。

わたしと子供達は、朝4時に眠り午後1時に起きるような、
ひどい時差ぼけ。

もうあとも数日すればこの時差ぼけも治り、
それとともに日本にいたという実感が遠のいていくようで
なんとなく惰性で過ごしている。

今回の日本滞在は”The 家族”だった。

数年前までは、
帰国といえば自分と親だけの関係で、興味の赴くままに飛び回わり家にいるのなんて数日。

だけど、今回はわ

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エネルギーの余韻

エネルギーの余韻

よい人にバッタリ会った。
もう会えないとおもっていたのに、まさか会えるなんて!というサプライズだった。

その人に会うだけで、いい気持ちになれる。
元気が出る。落ち着く。迷いが晴れる。
その人の美しいエネルギーの余韻がしばらくのあいだ心を温めてくれる。

これまでのあいだ、何人かそういう人に巡りあってきた。
内面の美しさを理解するのに、言葉はいらない。
ハグで十分だと、出会うたびに思う。

そして

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Forest Healing

Forest Healing

シンクロニシティーに気づくことが増えた

シンクロにシティーのささやきは小さくて、
耳を澄ませたとたんにふっと消えてしまう。
面影がかげろうのようにゆらゆらと揺れて、わたしの心をくすぐる。

わたしを取り巻くエネルギーの”雰囲気”が変わったのが自分でもわかる。
”自分の人生を創造したい”という氣力が湧いてくる。

そういう流れが来ていると、足は自然と森に向かうものなのだ。

Waldorf Sch

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みどりのひみつ

みどりのひみつ

今年はわたしのまわりで(自分も含めて)新しい命がたくさん誕生した年でした。

そして、まわりの人の生き方をみていて、自分もたくさん学んだ年でした。

自分のことではないのに、やきもきしたりして。

わたしがやきもきしようがしまいが
人はみな、その時、その人の人生を生きている。
わたしができることは、見守ることぐらいなんだな。
そして、”見守る”ってかなり深い。
揺れる。飲み込む。そして伝える。無力

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近所のおじさんにまつわる話

近所にとても人のいいおじさんがいる。

押し付けがましくもなく、
ごく自然な感じで息子の遊び道具を自分の家の倉庫からもってきてくれたり、”◯◯に困っていない?”などと声をかけてくれる。
ホームステイの受け入れもしてるみたい。

とりわけ深い話をするわけじゃないけど
気にかけてくれる人がいるんだなあ と心の芯がぽっと温かくなる。

わたしはまだまだ気の使い方がへたくそ。
(まあ、”気を使おう”と思う

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35歳を過ぎて記憶力が低下するのは神様からのギフトかもしれない

35歳を過ぎて記憶力が低下するのは神様からのギフトかもしれない

先日、”最近、記憶力の低下すること著しい”というお友達のブログを読みました。

ちょうど、安住さんのラジオの中で、同じテーマの放送を聴いたばかりだったので、タイムリーだなーなんて思ってました。

ラジオでもお友達の日記でもどうやら35歳をすぎたあたりから
ものごとを鮮明に覚えたり、記憶することが以前ほど容易ではなくなり、
どうでもいいことは覚えているのに、肝心なことを忘れてしまい日常生活や仕事に差

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