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#キリスト教

『圧倒の摂理』(絵)

『圧倒の摂理』(絵)

タイトルはまだ仮!笑
神様の大きさに圧倒されてるイメージで。
摂理が合うかな、と
でも、「悔い改め」とかでもいいかも。
おれにとって悔い改め、「おれって助けてもらわなあかん!降参!!」って感じやから。

生まれる前から、
子として計画されて、
悔い改めに導かれ、
聖化されていく、
何一つ無駄じゃない、無駄じゃなかったと言われる導きが摂理、
とするならいい感じだ。

これは完全オリジナル。

『聖徒の堅忍』(絵)

『聖徒の堅忍』(絵)

僕が手を離しても、
あなたは決して手放さない。
それが父と子なんだ。

大嶋さんの『10代から始めるキリスト教教理』よりInspired

教理こそアートに。
アート的聖書理解を

2022年9月

2022年9月

華氏100度水よりあがれば秋の風

ぬばたまの夜わたる月をながむれば月しづむ夜に語りしを思ふ

初めての二人暮らしのアパートの窓から見えた月を見ている

今日もまたなにもなしとげなかったと囁く声がカフェインとなり

一日のパンさえあれば十分と家なきわが主の祈りはうたう

好きな歌ばかりをノートに書きつけて明日を生きる餌にしている

初めての二人暮らしのアパートの窓から見えた月が見えない

剣も盾も

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主の前に静まる② 祈り

主の前に静まる② 祈り

「祈り」を考える

主の前に静まること
それは主を「知る」ため。

そのためには「祈り」が必要なのだ。

それでは、何を祈りと言えるのか、を考えたい

「いつも喜んでいなさい。絶えず祈りなさい。すべてのことについて感謝しなさい」
「主の教えを喜びとし、昼も夜もその教えを口ずさむ(思う)」

僕は、祈りとは、
「神を思う時のこと」と定義したい。

それはもちろん、「天の神様〜」という言葉にする祈りも

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2021年8月9日(月)|聖書の翻訳比較について

2021年8月9日(月)|聖書の翻訳比較について

 聖書を読むときは、複数の翻訳を比べながら読むのがいいと思う。というのは、別に新奇なアイデアでもない。

 解釈上問題のある箇所ーー例えば、Aという解釈とBという解釈との二つの解釈がいずれも妥当な箇所があるとする。Aの解釈を採用した翻訳しか読んだことがなければ、Bの解釈を知ることはできない(良質な注解書などを参照しながら読む場合は例外)。

 「複数の翻訳を比べながら聖書を読むことで、複数の解釈を

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主の前に静まる①

主の前に静まる①

「静まること」の大事さを考えたい。
教わるではなく、勉強するではなく、「静まる」

クリスチャン、つまりイエスを自分の主と告白する者にとって、
聖霊が共にいるというイメージはとても大事だと思う。

共にいるをもっと具体的にイメージすると、
「内側に住まわれる」だ。

内側に住まわれる聖霊が、個々人にどう働かれるのかを
より具体的にイメージする。

それは「助言者」だ。

神の御心、意志、これは方向

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イエスの「ラディカル(radical)」な生き方について

イエスの「ラディカル(radical)」な生き方について

 イエスの生き方をradical(ラディカル)と呼んでいる本をよく見かける。

 なんとなく理解できる。しかし日本語でぴったり当てはまることばが思い当たらない。

 そこで某SNSにて尋ねてみたところ、数名の方がコメントをくださった。

 いずれも参考になったので、覚書としてここに記しておきたい。

「根本的」と訳されることもある。根源的?革命的?

「根本からの変革をもたらす」というのが言葉の中

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第5章 イエス③ (『名誉と恥の宣教学』)

第5章 イエス③ (『名誉と恥の宣教学』)

前回の記事はこちら → 第5章 イエス②(『名誉と恥の宣教学』)

はじめに 前回の投稿では、イエスの教えまた行動に見られる「名誉と恥」に注目し、特に「山上の説教」と「罪深い女とのやり取り」を取り上げました。

 今回もまたイエスの教えと行動に注目し、人間の名誉と恥をどのように取り扱っておられるかを学びたいと思います。

 そのなかでも特に、一般に「放蕩息子」のたとえ話として知られるルカの福音書の

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第5章 イエス② (『名誉と恥の宣教学』)

第5章 イエス② (『名誉と恥の宣教学』)

前回の投稿はこちら → 第5章 イエス①(『名誉と恥の宣教学』)

はじめに 前回の投稿では、イエスの誕生と生涯、また死と復活に見られる「名誉と恥」に注目しました。

 今回は、イエスの具体的な「教え」や「たとえ話」に注目します。

 イエスがどのように、当時常識とされていた「名誉と恥」の価値観をひっくり返したか。そのことを学んでいきたいと思います。

山上の説教と名誉のコード 「山上の垂訓(すい

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第5章 イエス① (『名誉と恥の宣教学』)

第5章 イエス① (『名誉と恥の宣教学』)

前回の記事はこちら → 第4章 旧約聖書(『名誉と恥の宣教学』)

はじめに ついに新約聖書に突入です。

 といっても、前の章が「旧約聖書」と名づけられていたのに対し、この章は「イエス(Jesus)」という題が付けられています。

 イエスの誕生、生き方、死、そして復活がいかに「名誉と恥」にかかわるものであったか。

 この章は特別に、3回(本投稿、次回投稿、次々回投稿)に分けて、より丁寧に要約

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第4章 旧約聖書 (『名誉と恥の宣教学』)

第4章 旧約聖書 (『名誉と恥の宣教学』)

前回の記事はこちら → 第3章 名誉と恥の文化の外見(『名誉と恥の宣教学』)

はじめに 今回は、旧約聖書に見られる「名誉と恥」に注目していきます。

 そもそも聖書は、名誉と恥が支配する世界のなかで記されました。

 そのため聖書には、旧約であれ新約であれ、「名誉と恥」の問題が多く取り扱われています。

 はっきり表現されていなかったとしても、その根底に、名誉と恥の価値観が前提とされている場合も

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第3章 名誉と恥の文化の外見 (『名誉と恥の宣教学』)

第3章 名誉と恥の文化の外見 (『名誉と恥の宣教学』)

前回の記事はこちら → 第2章 名誉と恥の文化の核心

はじめに 今回の投稿では、名誉と恥の文化に生きる人たちがどのような「目に見える」ふるまいを見せるのか、すなわち名誉と恥の文化の「外見」を見ていきます。

 名誉と恥の文化の“土壌”を正しく理解していなければ、そこから生え出てくる“個々の植物”(人々の行動など)を誤解してしまうことにもなります。

 以下、本の中では6つ挙げられている特徴のうち

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第2章 名誉と恥の文化の核心 (『名誉と恥の宣教学』)

第2章 名誉と恥の文化の核心 (『名誉と恥の宣教学』)

前回の記事はこちら → 第1章 恥の世界(『名誉と恥の宣教学』)

はじめに これから2回に分けて、「文化人類学的考察」の章を要約していきます。

 聖書への言及もありますが、どちらかというと「宣教の現場」に関わる内容と言えそうです。

 今回は、名誉と恥の文化の「核心」とでも呼ぶことのできる事柄をいくつか確認していきます。

「恥の文化」と「罪の文化」 まずは、「名誉と恥の文化」を「潔白と罪の文

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第1章 恥の世界 (『名誉と恥の宣教学』)

第1章 恥の世界 (『名誉と恥の宣教学』)

前回の記事はこちら → 『名誉と恥の宣教学』

はじめに 今回の投稿では、各章の内容を先取りしてざっくり紹介することになります。また、本書全体の前提となる事柄についても触れます。

 「ぼんやりし過ぎていてよく分からない」と思われるかも知れませんが、次回以降の投稿で詳しく掘り下げていきますので、ひとまずご辛抱ください。

「名誉と恥の宣教学」とは 「名誉と恥の宣教学」とは、「恥を負う人たちに対して

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