クリスマスカラーできらきら星クッキー

じゃがいも鱗120枚からのマカロン100枚焼きからの、ここ最近狂ったようにクッキーを焼いている酔狂の酔拳の北斗のユイシロウだ。
冒頭、QOLのぽなちゃんを意識しているだけで、頭がおかしくなったわけではない。

ギンガムチェック、ヒョウ柄、お花柄と、マイ・クッキーをアップデートし続けてきたわけだけど、欧州ご近所、ウィーンのPezioさんが作るようなザ・クリスマス仕様なクッキーを作っていないことに気づいた。

フランスではクッキーを作るのが習慣というわけではどうもないらしい。
クリスマス前にやることといえば、サパン（ツリー）の飾り付けとCalendrier de l'Aventと呼ばれるチョコレートやボンボン（キャンディー）の入ったアドベントカレンダーを、毎朝子どもたちが楽しみに開封するくらい。

日本でも徐々に流行ってる？のかもしれないけど、子どもたちに限らず、大人たち用のアドベントカレンダーも多数。リュクス系のブランドからビオのブランドまで、化粧品メーカーもこぞってアドベントカレンダーを出すし、面白いものだとビールのアドベントカレンダーなんかもある。

クリスマスまでの24日間、毎日世界のどこかの地ビールを楽しめるとはなんともオツだ。いつでもいいから安くならないかな、欲しい。

Calendrier de l'Avent bières du monde

（画像は上記リンクより拝借）

今年は買いそびれたけど、前は毎日ちがうオヤツが入っている犬用のアドベントをみるぅのために買っていた。自他共に認める犬バカですからね。

今年はなんだか気乗りしなくて、アドベントカレンダーも一切買わなかったし、重い腰をようやくあげてサパンを飾り付けたくらいなので、よっしゃここらでいっちょ、クリスマスっぽいクッキーでも焼いてみるかと思った。

先週頭にコンフィヌモンがちょい緩になったときに、パリの合羽橋まで馳せ参じてクリスマスケーキ用の必要物とクッキーの型を探したのだが、殊、クッキーの型についてはなんだかグッとくるものがない。浅草の合羽橋に飛んでゆきたい。

しかたないので、鉄板の星形だけ買ってとぼとぼ帰ってきた。ここはもう、形でなく柄で勝負するしかない。

カラーはクリスマスを意識して、赤と緑、ゴールド（プレーン）もしくはマロン（ココア生地）。
なんかこうキラキラ系を意識して、ギンガム柄の組み合わせを意識した模様にしよう・・・と画策して、とりあえずipadでラフなお絵かきをして、色の分配とか仕上がりイメージを比較。

なんかココア生地じゃないなということで、このお絵かきでいうところの右上を採用することにした。いつものレシピで生地を作り、赤：緑：プレーンを1：1：2になるように計測して調色。赤は食紅的パウダー、緑は一保堂の抹茶。

ちなみに前回お花柄を作ったときに元祖レシピが粉糖だったところをグラニュー糖に変えてみたら後者のほうが好みだったので、今回もグラニュー糖を採用した。

冷蔵庫で1時間以上休ませたら、ギンガムチェックの時同様に5mm幅に均等に切る。肩と腰にくるぅ・・・。興味のある方は、ここからの過程はギンガムチェックの記事に詳しいので、そちらをご覧ください。

伸ばしたときに若干厚みがない感じになってしまったが、まあ気にしないでおこう。

均等に切れたら、いよいよ組み立て。スケッパーをこまめに使いながら、きっちりと整列させるイメージ。生地がすぐだれてくるので、使わないときはこまめに冷凍庫にいれるか、アイスノンみたいなものを下に置き、冷やしながら作業すると生地が扱いやすい気がする。

整列完了。こういうときは時間が過ぎるのをまったく忘れる。
下に敷いていたクッキングシートでくるんで冷凍庫に入れて凍るまで放置。

かちこちに凍ったら、いよいよ入刀！

おっなかなかいいんじゃないの？

目がチカチカするけど、これが狙いだったから、よいよい。

上にクッキングシートをのせて、麺棒で伸ばす。
あら、ちょっとゆがんでしまったわい。まいっか。

星形でくりぬく。

くり抜いたあまりは例の如く合わせて伸ばして無駄なく全部型抜き。
今日はなんというか、こういうスカーフ売ってそうな柄に。

170度のオーブンで13〜15分ほど焼いたら、完成。

焼けたァ！！

こちらはあまりものたち。マーブルもかわいい感じだな。

ふたつ並べてみた。
うーん、ギンガム技術を使えるっちゃつかえるけど、ギンガムっぽく同系色の濃淡で作ったほうがガラとしては可愛いのかもしれない。

とにもかくにも、お星さま効果でなかなか可愛らしいんではないでしょうかね？

ま、世界で一番カワイイお星さまは、
俺なんだけどね⭐️🐶