シェア
ラルフ【歌詞短編小説作家】
2021年5月19日 23:25
※この小説は3分で読めます。※この小説は3分で読めます。今日は何だか夕焼けがすごく綺麗でオレンジ色に街が染まっている。そんな日にあなたと別れた。明日からは1人か。不安に嫌気がさす。いっそのことこの綺麗な夕焼けが僕を飲み込んでくれればいいのに。だけど現実そうはいかない。どれだけ悲しくても明日は来る。あーあ、なんだか笑っちゃう。眠たくなってきた。家に帰ろう。もう一
2021年5月18日 01:13
※この小説は3分で読めます。とある夜。空の下にまるで沈むように、溶けてゆくように2人だけで。『さよなら。 』と、フェンス越しに一言。僕はその一言で察した。君の姿が、まるで日が沈み出した空みたいに病んでいるように見えた。あなたと初めてあった日、なんていう?どこか儚い空気感がある。あなたは、寂しそうな目で僕を見ていた。その時、あなたに心を奪われた。時計はチクタクと、
2021年5月14日 18:51
※この小説は3分で読めます。とある夏の日。強い風が吹いたその時僕の心が揺さぶられた君を見ていると、だんだん恋しく思えた。毎日マンネリの日々悲劇のヒロインぶってだらだら愚痴なんか言ってみたりした分君は光って見えた。僕は幸せ者だと改めて思えた。麦わら帽子のあなたの後ろ姿が揺れたマリーゴールドに似ていた。そういえば、2人恋に落ちたのはまだ空が青い夏の日だった。『懐か
2021年5月13日 22:39
※この小説は3分で読めます。君は泣いている。なんでかはよく分からない。僕が泣くタイミングなのに。告白して、返事がない。脈ナシか?僕よりも悲しんでるように見えるから、つらいのがどっちか分からなくなる。だって、今までずっと変わりない日々が、あなたがいることで特別な日々になるから。あなたの横にいてもいいですか?あなたのために僕にできることがあるかは分からないけど。それでもただ
2021年5月9日 00:23
※この小説は3分で読めます。別れてしばらく経つ。私はドライな性格だ。自分ではそう思っている。お互い忙しくてすれ違うことの方が多く、喧嘩ばかりしていた日々を思い出した。基本的に私が悪かったと思う。『多分私じゃなくてもよかった』今ではそう思っている。ある日のこと。本当は価値観が合わないことも薄々分かっていた。ちゃんと話そうと思っていた。2人きりの部屋