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夜を駆ける【短編小説】

※この小説は3分で読めます。

とある夜。空の下に
まるで沈むように、溶けてゆくように
2人だけで。


『さよなら。 』と、フェンス越しに一言。
僕はその一言で察した。
君の姿が、まるで日が沈み出した空みたいに
病んでいるように見えた。


あなたと初めてあった日、
なんていう?どこか儚い空気感がある。

あなたは、寂しそうな目で僕を見ていた。
その時、あなたに心を奪われた。


時計はチクタクと、
時間はいつものように進んでいる。

心ない言葉やアンチコメントに
泣きそうになる時もあるけど、

僕とならありきたりな喜びを
見つけられるよ!


こんな世の中、いつもどこかで
誰かが誰かを傷つけている。

そんな笑えない世の中が嫌いなあなたと
思いつく限りの眩しい明日を
一緒に過ごしたくて。

このままいても
あなたの心はずっと夜じゃん?
ほら、行こ?

本当は忘れたい凍った冷たい過去も
抱きしめた温もりで溶かすからさ。

怖くなんてないさ。
陽はまた昇るからさ。

それまで2人でいよう。

前回は、
B'sさんのいつかのメリークリスマスでした!
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