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【レフンvs小津=冗長の美学】
ニコラス・ウィンディング・レフン監督「ドライヴ」(2011年)元来、現実世界の人間って、必要以上に誰かとずっと会話したりなんかしないし、
日本の民放のドラマみたいに、不自然にテンポのいい「掛け合い」みたいな会話なんか、なおさらしないわけです。
当たり前だけど、一日のうち、人はしゃべってる時間より、沈黙してる時間の方がはるかに長い。
じゃ、沈黙してる時、人は何を考え、どんな表情をし、それが他人
グザヴィエ・ドラン監督「わたしはロランス」
この映画でモチーフになったと思われる画家・絵画の一覧です。 マネ
モネ
ドガ
マティス
ルノワール
ユトリロ
バルテュス
ピカソ
ゴッホ
ロートレック
マグリット
デ・キリコ
ホアキン・フェニックス・ベスト10
昨2019年は、DVD・ネット配信・劇場合わせ、映画を200本見ました。
その中で、ダントツでベスト1だったのは「ジョーカー」でした。
映画館で2回見ました。
予告だけなら、ネットで数十回は見てると思います。
主役のホアキン・フェニックスの演技に圧倒されまくりでした。
昔から彼の出演作は見てきましたが、この映画での彼の演技は、キャリア・ハイだと思いました。
でも「ほんとにキャリア・ハイ
【オスカー総括!!】
アカデミー賞、今年の予想的中率は、全24部門中17部門で7割超えでした。
それにしても、自分である程度予想しておきながら、実際「パラサイト」が作品賞まで取っちゃうと、さすがに驚きましたね。
これで今後、英語以外の言語の映画が作品賞を受賞することが続くようになるかもしれません。まさに壁を破る一点突破の役をパラサイトは果たしたわけです。
というか、外国語の作品が作品賞を獲る可能性が低いから
第92回アカデミー賞全部門受賞予想!!
1.作品賞『パラサイト 半地下の家族』
2.監督賞ポン・ジュノ『パラサイト 半地下の家族』
3.主演男優賞ホアキン・フェニックス『ジョーカー』
4.主演女優賞レネー・ゼルウィガー『ジュディ 虹の彼方に』
5.助演男優賞ブラッド・ピット『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』
6.助演女優賞ローラ・ダーン『マリッジ・ストーリー』
7.脚色賞スティーヴン・ザイリアン『アイリッシュマ
★アカデミー賞ノミネート発表!!
OSCAR NOMINATIONS 2020
■作品賞:BEST PICTURE①「フォードvsフェラーリ」/ FORD V FERRARI
②「アイリッシュマン」 / THE IRISHMAN
③「ジョジョ・ラビット」/ JOJO RABBIT
④「ジョーカー」/ JOKER
⑤「ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語」/ LITTLE WOMEN
⑥「マリッジ・ストーリー」
ゴールデングローブ賞結果でたー
ゴールデングローブ賞(Golden Globe Awards)
Golden Globe Winners 2020
【映画部門】■作品賞(ドラマ部門) Best Motion Picture - Drama
「1917 命をかけた伝令」
■主演女優賞(ドラマ部門) Best Performance by an Actress in a Motion Picture - Drama
レネー・ゼルヴ
『容疑者、ホアキン・フェニックス』レビュー
ーホアキン・フェニックスのフィルモグラフィーの中では、異質な作品ですね?異質というより、おふざけ系の珍品といったほうがいいでしょう。この作品は2010年製作ですからホアキンが36歳時です。キャリア的にもいよいよこれから、という時です。
彼のフィルモグラフィーの時系列でみると、本作が製作されたのはオスカーで初の主演候補になった『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』から5年後。
また、本作の直前に