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新規就農準備&北海道移住日記

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2022年就農に向けて北海道に移住し、農業の研修を受けたり、地方都市での暮らしのいろいろについての日記を書いています。
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#ビニールハウス

SwitchBotを使って、アスパラハウスの温度をいつでもどこでも確認!&Alexaに教えてもらえるようにした話

SwitchBotを使って、アスパラハウスの温度をいつでもどこでも確認!&Alexaに教えてもらえるようにした話

3年目にしてついに稼働を初めたさいこうファームのアスパラガスのビニールハウス。
ある程度収穫もすることができて、アスパラガスに対するやる気も満ち溢れてきました。
ここ2週間ほどアスパラガスを見て気づいたこと。

それは、「ハウスの温度管理、重要そう!!」

ということで、アスパラガスのビニールハウスの温度管理をなるべく良い状態で保つべく、いつでもどこでもアスパラガスハウスの温度を確認できるようにし

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愚者のぼくは経験からしか学べない、ハウスバンドを張りました

愚者のぼくは経験からしか学べない、ハウスバンドを張りました

美幌町はこの時期、南からの強風が吹き荒れる。
これは、もう毎年のことで、5年も暮らしていると「そうそう、この時期はこうだよね」という感じ。

しかし、今年は困ったことが起きた……。

先日作ったビニールハウスの巻き上げが風でバッタンバッタン、空を舞った。
挙げ句、一箇所は完全に外れてしまったのだ。

強風の中、風に舞う、ビニール。
ただ眺めることしかできないぼくたち……。

まいったなぁ。

ここ

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アスパラハウスにビニールを さいこうファームの新たな一歩

アスパラハウスにビニールを さいこうファームの新たな一歩

アスパラハウスにビニールを張った。
まだ雪が残るこの時期に張れたのは3年目にして初めてのことだ。

他の農家さんに比べるとまだまだ遅い。
でも、ぼくらに取っては画期的な進歩だ。

ビニール張りは、さいこうファームの初めてのインターン生だった、東京農業大学の女の子が後輩を連れて手伝いに来てくれた。
彼女は来年4年生、大学の最終年度だ。

彼女は、1年半前にぼくらが話していたことを覚えていてくれた。

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ついに、アスパラハウスがハウスになりました!

ついに、アスパラハウスがハウスになりました!

あれは2年前の夏。夫婦ふたりで倒れそうになりながらアスパラガスを家の裏の畑に定植した。

それからハウスのパイプを立てて、その年の冬。ついに2棟分のビニールハウスの骨組みが完成。

その後、2棟のアスパラハウスはというと・・・。営農1年目の昨年は手が回らなすぎて、結局ビニールを貼ることもできず。1年そのまま寝かせることになってしまったのでした。

「2023年、今年こそは!」と思っていましたが。櫂

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農家の冬のお仕事〜雪かき開始!

農家の冬のお仕事〜雪かき開始!

昨日のトラクターバッテリー切れ事件から一夜明け、今日こそ雪かきを開始。

朝、雪の上を前のめりで倉庫に向かう。トラクターに乗り込み、キーを回す。
ブワン、ブワン、ブワン、ブワ、ブワ、ブワ・・・
「あれ?かからない・・・」
昨日にタイムリープした気分だがぼくは動じない。おそらく充電が不十分だったのだろう。実際に充電時間も短かったし。

昨日同様フロントカバーを開ける。今回はカバーのロックに仕掛けをし

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ビニールハウスの潅水どうする問題

ビニールハウスの潅水どうする問題

注文していたアスパラハウスのビニールが農協に届いたらしい。2月から育てていたトマトやナスの苗もそろそろ定植したいくらいの大きさに。ハウスを準備しなければ。

ハウスづくりの最後に残された大きな課題。それは「潅水」だ。去年は青い灌水チューブを使っていた。等間隔で小さな穴が開いたチューブで、勢いよく水を流すとそこから噴水のようにショワーっと水が吹き出す方式だ。灌水チューブは安くて手に入りやすく便利に使

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ビニールハウスのビニールの幅が知りたくて、自分の考え方に反省した話

ビニールハウスのビニールの幅が知りたくて、自分の考え方に反省した話

雪はほぼ溶けた。そろそろハウスのビニールをはりたい、いやはらねばならない。少し焦りを感じてきた。

まずはビニールを買わねばとパソコンに向かい検索をはじめる。

「ふむふむ、農ビと農POねぇ。ほうほう、サイズはこっちで指定するのか。50mハウスだから少し余裕を持って買ったらいいかなぁ。じゃあ、54mとして。で、幅は・・・」

「幅・・・。どのくらいだ?」

3間半ハウス用とか、4間ハウス用とかいっ

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ビニールハウスのつっかえ棒が、軒並み倒れた記念日

ビニールハウスのつっかえ棒が、軒並み倒れた記念日

 美幌町は、ここ数日、ものすごい強風が吹き荒れた。築数十年は経つであろう、我が家はギシギシと音をたて、外を出ようとすると吹き飛ばされん勢い。夜もすごい風の音で不安を掻き立てられるほど。

 そんな、強風の後、家は飛ばされずに無事。ビニールハウスもなんとか飛ばされずにそのまま・・・。じゃなかった。一週間ほど前に、来たる積雪に備えてビニールハウスの中央にたてていたつっかえ棒が軒並み倒れていた。あっちこ

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引き続き晴耕雨掃からのビニールハウス

引き続き晴耕雨掃からのビニールハウス

 今日も天気は雨模様。この時期のオホーツクは雨が多いのかなぁ?昨日に引き続き晴耕雨読ならぬ晴耕雨掃に取り組む。今日の舞台は馬小屋の一階だ。

 2階は完全なる魔境だったが、1階もなかなかのもの。屋根という屋根、壁という壁に、蜘蛛の巣由来と思われる糸、そしてその糸に絡みついたホコリやらワラ。圧倒的な廃墟感。

 今日も完全防備の3人は、魔境に踏み入り、文字通り縦横無尽にほうきを振り回す。糸に絡みつい

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遅々として進まない、とはこのことか

遅々として進まない、とはこのことか

 8月末にようやく取り掛かったビニールハウスづくり。「あれ、どうなってるのかな?」「流石にそろそろできたかな?」そんな風に思ってくれている方がもしいたら、そんなあなたは「さいこうファーム通」に認定します!いつも僕らの日記を気にかけてくれて本当にありがとうございます。毎日、日記を書き続けてきたかいもあるってもんです。

 ただ、その考えは甘い、「MAX COFFEE」のように甘いです。例のハウス、ま

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ビニールハウス内の雪は溶けたが、中はびちゃびちゃ

ビニールハウス内の雪は溶けたが、中はびちゃびちゃ

2月末にビニールを張ったビニールハウス。ハウス内の雪は着々と溶けて、半月くらいですべて溶けてなくなりました。

雪が溶けた後のハウス内は、雪解け水でぐちゃぐちゃのびちゃびちゃ。ハウスを閉め切っていると室内の温度は上がるけれど、湿気は逃げていけないため蒸し風呂状態。

今度は地面を乾かすためにハウスを開け放つことにした。両妻面のドアを開け、ハウスの側面のビニールもめくる。将来的には巻き上げ機を付ける

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美幌町のラーメン館は想像の倍以上、美味しかった

美幌町のラーメン館は想像の倍以上、美味しかった

今日はセンターのハウスのビニール掛け。アスパラのハウス5棟分を5人がかりで一気にかける。

朝、まだ風の弱いうちにということで、7時集合で作業開始。センターに向かう道中、朝日に照らされる雪原の景色が美しい。

屋根のビニールをハウスの間に広げて、揚げていく方にハウスバンドを固定し、ハウスの反対側から引っ張り上げる。風がなければ結構簡単に上がっていく。屋根に上がったビニールは両妻面で引っ張りながらパ

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ビニールハウスを守るための雪かきに初挑戦

ビニールハウスを守るための雪かきに初挑戦

予報の通り、美幌では雪が深々と降り続けた。

朝食を食べたら、ビニールハウスを守るための除雪に挑戦。トラクターでハウス脇の雪をガガガっと押しのけていく。すごいパワーで一気に除雪が進む。トラクターは素晴らしい。

キャビンに雪がついたり、曇ったりすることで視界が限定されるのがかなり困る。エアコンで車内がしっかり暖まってくるとフロントガラスはだいぶましになるが、横や後ろはほとんど解消されない。みんなこ

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大雪が来てもビニールハウスを守るための準備をする

大雪が来てもビニールハウスを守るための準備をする

今晩から明日の夜にかけて、美幌でもけっこうな雪が降るらしい。せっかくビニールを張ったハウス。なんとか守らなければ。

ビニールハウスパイプはかなり頑丈なものではあるが、春先の重い雪が屋根にたっぷり積もると、あれよあれよと言う間にパイプがひしゃげて潰れてしまうらしい。ハウスの肩のあたりまで雪が積もってしまったら、屋根の雪が逃げ場を失い危険信号。そうならないためには、とにかくハウスの両脇の雪かきを徹底

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