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架空の犬をなでる日々

noteをきっかけにデビューしたライター・吉玉サキの日記です。「できごと」より「考えていること」多めの思弁的な日記。たまに、あまり多くの人には読まれたくないエッセイも。仕事、家庭… もっと読む
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#マンガ感想文

自分に100%を注がれるの、有り難いけど重い

自分に100%を注がれるの、有り難いけど重い

6/20(日)

読んだ漫画。

たかこは母とふたりで暮らす、45歳のバツイチ。趣味もなく友達もいなく、パート先でも誰とも喋らない。

そんなたかこはある日、バンド「ナスティインコ」のボーカル・谷在家のラジオをたまたま耳にする。気になって番組を聴くうち、谷在家に恋をし、自分の殻を破り捨てる。また、河川敷で声をかけてきた美馬の店に通うようになり、退屈だったたかこの世界が少しずつ広がっていく。

元夫

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少女漫画と現実の相違

少女漫画と現実の相違

6/19(土)

リモートで取材を受けた。

午後は、小雨の中TSUTAYAに行って漫画をレンタルしてきた。帰りにドラッグストアでポテトチップスを買った。



最近読んだ漫画。

まんが編集者同士の恋愛もの。

主人公・結芽の恋人である敏腕編集者の成川さんがかっこいい。仕事できるし正直だし、誰に対しても誠実。後輩のことも「さん」付けで呼び、恋愛面でも強引なことはしない。逐一、同意を確認する。

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男の子が泣くシーンが多い

男の子が泣くシーンが多い

すでに日記が1週間遅れになっている。時空にゆがみが……。でも、一日も漏らさず全部の日のことを書くんだ。

6/11(金)

ゆうべのYouTube配信イベントで「方向音痴って、なおるんですか?」については一区切りついた心地。いや、まだまだPRしていくけど、とりあえずは。

区切りがついて気が抜けたのか、異常に眠くて起き上がれない。

今日は急ぎの仕事がない。来週からはかなり取材の予定が詰まっている

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誰かの傷に対して、私はなにもできない

誰かの傷に対して、私はなにもできない

また単位が足りないかもしれない夢を見た。高校の夢だ。

私は高校が通信制で、授業ごとに定められた回数出席しレポートもすべて提出しテストで一定ラインをクリアすると、単位がもらえる。4年分の単位を3年で取ったため、3年で卒業させてもらえた(そういう制度があったのだ)。

実際には、単位がヤバかったことはない。なのにいまだに、「単位が足りないかも! どうしよう!」の夢を数ヶ月に1回は見る。フロイトならど

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今日は短めですみません!

今日は短めですみません!

ゆうべは原稿書いてたら夜中になって、明け方に寝た。

眠いのに眠れなくて大変だったな。



今日はずっと仕事してたので日記に書くことがない。

9時頃に起きる。

コーヒー飲んで、昨日干した洗濯物たたんで、原稿の続き。

「タイムラインのみんな」

「タイムラインのみんな」

夫と別れる夢を見た。私がふられるのだ。

こんなに悲しいことがあるだろうかというほど悲しくて、目が覚めてもなお、悲しみに包まれていた。でも、隣の部屋に夫の姿を見てほっとした。よかった、夢で。

私はもともと依存的な性格の上、夫と10年以上一緒にいることで、もうすっかり「ひとりで生きる自分」のイメージが湧かない。今だって大黒柱をやりつつ家事もしているわけで、経済的にも生活能力的にも可能なんだろうけど

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自分でも、自分のタイミングがよくわからない

自分でも、自分のタイミングがよくわからない

ゆうべは仕事を終えてから、深夜におかずの作り置きをした。

別に作り置きしなくてもいいんだけど、好きなんだよね。深夜にお酒飲みながら、ラジオ聴きながら料理するの。

前に料理人の友達が、「家では料理しないって料理人多いけど、俺は休みの日も家で料理してる。仕事と違って、酒飲んだり音楽聴いたりしながら料理すんの、最高に楽しいんだよね」と言っていた。私も、仕事で文章書いて、息抜きに趣味の文章書いたりする

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「あなたのデビュー作がこれである必要はない」

「あなたのデビュー作がこれである必要はない」

昨日、ふと思い立って昔書いた小説(の冒頭)をnoteにアップした。

昔も昔、二十歳のときに書いた小説。当時通っていた専門学校の学内コンクールで最優秀賞に選ばれている。新人賞では、一次選考で落選してるけどね。

小説ゼミの先生には、「あなたはいずれプロになる人だと思ってるけど、あなたのデビュー作がこれである必要はない。この作品のことは忘れて、次を書きなさい」と言われた。結局プロの作家にはなれなかっ

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個体差って概念知ってる?

個体差って概念知ってる?

鼻の毛穴から汚れがにゅ~っと出まくる夢を見た。夢で見るほど、鼻の毛穴について考えてるんだな。

そういえば一昨日だったか、ひとりで視聴覚室にいる夢を見た。

スクリーンには、画質の粗い洋画が映し出されている。外国人の渋いおじさんが、夜の街でタクシーを拾う。哀愁漂う切なげな表情。

しかし、なぜか主題歌が華原朋美の『I'm proud』だ。映画の内容そのものも、歌詞とリンクしている。監督が曲にインス

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「好いた惚れた言ってる場合じゃないでしょ」の世の中

「好いた惚れた言ってる場合じゃないでしょ」の世の中

今日はずっと仕事してたから日記に書くことがないな……。



朝、『猫のお寺の知恩さん』読了。

恋愛って特別なことのように感じるけれど、実際は人間関係の一ジャンルなわけで、日常の延長線上にあるものだと思う。

この漫画の中では、暮らしの中で恋が芽生えて実って、そのあともひたすら暮らしが続いていく。その様子がゆっくり丁寧に描かれていて、とてもいい。

最近、「ときめき」や「胸キュン」に頼りすぎな

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誰かが誰かを深く肯定しているさまを見るのが好き

誰かが誰かを深く肯定しているさまを見るのが好き

note公開した。

実際にあった一日をあまり感情を交えずに淡々と描写するの、好き。

人のnoteも、抽象的な話より、具体的なできごとについて書かれたものが好きだ。すいすい読めてしまう。

でも、熱心に書いている人ほど「抽象」に寄りがちだよね。私も抽象に寄せたほうが読まれるし。もっと「具体」に重心おきたい。



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