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「常識を変える地図」

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小学校で先生をしていた私が、「学校現場のなかなか変わらない常識を変えたい」という思いで書いた記事をまとめています。 「学校の常識を変えるには、自分自身の常識を変えるところから。」…
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#教師

【先生の自由研究】〜学校におけるリーダーシップの研究(2章)〜

【先生の自由研究】〜学校におけるリーダーシップの研究(2章)〜

時刻は午前3時。
昼寝をしすぎて完全に眠れなくなってしまい、何をしようかと迷った挙句、この記事を書き進めることに。(大学の卒論を書いている気分ですね…)
前回も少しずつ書き進めたので、投稿するのは時間が空いてからになると思いますが、眠くなるまで頑張ります。

こちらの記事からご覧いただいた方は、ぜひ「まえがき」と「1章」からお読みください。

2章 学校におけるリーダーシップ1章では、リーダーシッ

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小学校の教員が、あるバリスタのカフェ経営哲学から学んだこと

小学校の教員が、あるバリスタのカフェ経営哲学から学んだこと

小学校の教員をしている私にとってコーヒーは単なる趣味の一つに過ぎないのだけれど、大学時代にスターバックスでバイトをしていたことから、働くことにつなげて考えやすい分野でもあります。

前回、コーヒーに関する記事を書いてから約3ヶ月。

カフェを巡ったりネットで検索したりして収集した豆を、毎日のように挽いてからハンドドリップをするくらいにはコーヒーが生活の一部となっています。

今回の記事では年末年始

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先生が身に付けるべきなのは時短術ではなく、「仕事」をデザインする力である?〜『先生が知っておきたい「仕事」のデザイン』を読んで小学校教員が考えたこと〜

先生が身に付けるべきなのは時短術ではなく、「仕事」をデザインする力である?〜『先生が知っておきたい「仕事」のデザイン』を読んで小学校教員が考えたこと〜

「わからないことがわからない」

これは、初任時代に仕事を進める中で自分が感じていたことです。

教師として仕事を進めていく上で、授業自体は自分自身が生徒として経験してきたこと、そして教育実習で体験してきたことを通して、なんとなくイメージができている。
しかし、教師になって初めて授業以外の業務量の多さに圧倒されました。

週案、学年(学級)だより、会計…
毎週のように繰り返されるタスクに加え、毎日

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学校の常識は社会の非常識?

学校の常識は社会の非常識?

「教員は世間知らず」

学校現場にいる人もそうでない人も一度はそんな言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。

私自身、大学卒業後に教員としてしか働いた経験がありません。直接言われたことはありませんが、教員経験しかない自分にとって、「教員は世間知らず」という言葉は常に付き纏います。
「一度社会に出て(一般企業で働いて)から教員になった方がいいのではないか」と考えたことのある人は、進路を考える学

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