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友達なんていなくてもいいよ

学校に居場所がないと感じている人に、
元ブルーハーツの甲本ヒロトさんが
されているコメントを見て、
私は激しく共感しました。

ヒロト

居場所あるよ、席あるじゃん。
そこにだまって座ってりゃいいんだよ。

友達なんていなくて当たり前なんだから。

友達じゃねえよ、クラスメイトなんて。

たまたま同じ年に生まれた近所のやつが
同じ部屋に集められただけじゃん。

趣味も違うのに友達になれるわけないじゃん。

山手線に乗ってて、
ハイ、この車両、
全員仲良く友達ねって言われても、
いや、偶然今、
一緒に乗ってるだけなんですけど・・・って。

友達じゃねえよ。

ただ、友達じゃないけどさ、
ケンカせず自分が降りる駅まで、
平和に乗ってられなきゃダメじゃない。

その訓練じゃないか?学校は。

友達でもない。仲良しでもない。
好きでもない連中とケンカしないで平穏に
暮らす練習をするのが学校じゃないか。

だからいいよ。

友達なんかいなくても。

ロックですね。

私が昔から薄々感じていたことが、
モロに言語化されている気がしました。

もちろん、
学校にも良いところはありますし、
友達がいてみんな仲良くできれば、
それに越したことはないと思います。

ただ、
どうしても一定数の子どもは、
孤独な想いをしたり、
つらい目にあっていると
思うんですよね。

もし周りにそんな子がいたら、
無理に仲良くするようにすすめたり、
自分にも原因があるとかないとか、

そんな話をせずに、
この甲本ヒロトさんの話を
聞かせてあげたいなと思います。

私も8月にこんな学校あったらいいなぁ、
という気持ちで「完全個室の学校」
という記事を書きました。

こんな考え方は世間では、
あまり受け入れられないのかもしれませんが、
個人的には個室で過ごせる学校があれば
最高だなと今でも思っています。

たまたま集められた世界というのは、
世界中色んな所にありますよね。

会社組織もその一つかもしれません。

好きな人たち、
気の合う人たちだけで、
仕事ができれば最高ですが、
現実はそんな都合よくいかないものです。

でもそのたびに、
逃げたりケンカをしていては、
それこそ居場所がなくなって
しまうかもしれません。

だからこそ、
甲本さんのお話のように、
気の合わない人ともある程度
平和に過ごせる訓練をする。

そんな気持ちで学校生活をとらえられたら、
少なくとも群れて強がっている人たちよりは、
ずっとタフな人間になれると思います。

たまたま、
集まったメンバー

運が悪ければ、
とても苦しい状況になるかもしれませんが、
そこで自分を責める必要はありません。

環境が変わればすべては変わります。
今すぐに環境が変えられない人は
とても辛いかもしれませんが、
そんな時は甲本ヒロトさんの話を
ぜひ思いだしてください。

現在のつらい経験は、
いつか必ずあなたの貴重な武器へと
昇華させることができるはずです。


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