記事一覧
スキーパトロールは警官でなく料理人である
1月と3月の2回に分けて、スイスの山岳リゾートヴェルビエの安全管理の総責任者と、白馬村のパトロール2名との交換研修プログラムを白馬村観光局から受託してコーディネートしている。
日本とスイスの環境、法律、文化の違いが大きすぎて、勉強すればするほどパトロールとフリーライドというある意味「混ぜるな危険」という組み合わせは、日本では本当に混ぜてはいけないものなのかもしれない気がしてくる。ただ、現にヨーロ
FWTの「2つの責任」
今日ある人にこの話をしたら、「それどっかに書いたほうが良いですよ」と言われたので、書いてみることにする。
ぼくの上司であり、Freeride World Tourのニコラス会長は、24年前に「The best riders on the best mountains」というコンセプトでフリーライドの世界選手権を立ち上げた人だ。
ビジネスとカルチャーのバランスがすごく良い、とてもリスペクトできる
スキー休眠者を復活させるための施策
星野リゾートの星野社長が、「スキー休眠者を復活させる」ことがスキー業界再生のキーだとおっしゃっているそうだ。
確かに、20年前は今より1000万人以上多くの人がスキーをしていたわけなので、そこには大きなポテンシャルがありそうだ。
ターゲットは、35〜40歳以上で、バブル時代にスキーをしていた人たちといったところだろうか。
実際、私もいろいろなひとに日本のスキー業界の現状について話すと、「昔は
スキーをお金にする場所
一本目:スポーツとしてのスキーの限界
二本目:旅としてのスキーが持つポテンシャル
ときたスキービジネスシリーズ。
三本目からは、具体的にどうやって「旅」としてのスキー、スノーボードがお金を稼ぐのかを考えてみたい。
賛否両論いろんなご意見を頂けたら嬉しい。
観光業界の大きなトレンドから話をスタートしてみたい。
観光のマーケットは大きく分けて、
①飛行機や電車、クルマの移動、
②宿泊、
③