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散歩と写真

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3月の五月雨、教育編-Educamp Naniwa/こどもDXシンポジウム-

3月の五月雨、教育編-Educamp Naniwa/こどもDXシンポジウム-

確定申告が終わって見事にnote更新しなくなった。なんだったんだろうね、あのやる気は。もう4月も終わる。

更新しなくなった途端、友達からは「(note更新してないね)確定申告お疲れ様!」 とメッセをもらう始末。

3月のはじめ

友人に会いに目黒へ。池尻大橋から目黒川に沿って歩く。
桜は蕾。肌寒さは薄れ、季節が移るグラデーションの中をぼうっと歩く。

年度の終わり、立ち上げた学校のことをぼんや

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散歩と写真 18/? 多摩川散歩

散歩と写真 18/? 多摩川散歩

春が近づいてきた、と何人の人が言っただろう。
そのぐらい暖かい午後だった。

普段のウィンドブレイカーではなく、パーカーで朝を散歩する。
高速の入り口のそばのマクドナルド。
たまに食べる朝マックはなぜに美味しいのか。
車の流れを眺めながらマフィンを食べる。

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再来月にCDを出すことが決まった。
リリースにイベントはつきものだ。
イベントは表現

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散歩と写真 17/? 白老、ウポポイへ

散歩と写真 17/? 白老、ウポポイへ

北海道に行ってきた。
コロナ禍になり仕事以外の遠出が遠ざかっていた。身体が忙しいわけではないが、頭がどうにもあっちこっちだったので旅に出たいモードになっていたのだろう。妻の誕生日が近かったというのも重なった。

羽田から新千歳まで一時間半。
家から新千歳まで2時間強という時間は以前行った埼玉県の小川町や長野とさして変わらぬ時間だった。この時代、想えば大体のところにはサッといける。

新千歳から苫小

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四季のイデア、彩日のかけら

四季のイデア、彩日のかけら

音楽作品集「四季のイデア、彩日のかけら」に付随するフォトエッセイを出版することになりました。
本ページではそのフォトエッセイを公開します。
ご購入をご希望の方はこちらのページよりお申し込みください。

散歩と写真 16/?

散歩と写真 16/?

絵描きの友達がいる。
ちょうど去年の7月に埼玉県の小川町に引っ越したということで休みを利用して会ってきた。久々に昔の仲間にも会う。
家から1時間半、小旅行にはいい距離だ。

絵描きの友達は古民家を改修した家に住んでいる。古いガレージをアトリエにつくりかえたらしく、お気に入りの場所で絵を描き続けている。

小川町に住んでイキイキとその才能を羽ばたかせている姿を見るのはこちらも嬉しい。彼女との付き合い

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散歩と写真 15/?

散歩と写真 15/?

葉山に行ってきた。
金曜日の朝に妻がふと「海を見に行きたい」と言ったからだ。せっかくなので夫婦で初めての経験をしようとAirbnbを使ってみた。友人とは使ったことがあったけれど、夫婦では初めて。

僕はたまたま夕方の仕事で固定のものは多くなかったし、妻も仕事が休みだったので17時ぐらいに家を出れば夕飯を挟みつつ20時手前ぐらいに着くと思ったのでそのまま予約。
予定通り17時に都内を出たが横浜あたり

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散歩と写真14/?

散歩と写真14/?

友人の作品も展示されていることもあって東京藝術大学美術館で開催されている新しいエコロジーとアート展に行った。

こういうキャプションを見るのは結構好き。文脈を与えてくれるので、「観る視点」を提示してくれる。
昔、攻殻機動隊をみて思ったことだけれど、妄想や想像、創作があるからこそ、昔と今とこれからを見る視点が生まれるのだと思う。「攻殻機動隊自体は作り話だけれど、現実にも当てはまるよな」そんな気づきを

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散歩と写真13/?

散歩と写真13/?

またも出張で山梨県は大月、猿橋へ。
サマーキャンプの受け入れをしている団体、「あばれんぼキャンプ」のリーダーまことさんに会ってきた。

宿泊施設はもともと古民家だった場所。

大月は養蚕業がもともと盛んでこういった民家で蚕を育て、絹を取っていたそうだ。

外に出てみる。

その後渓谷へ。

散歩と写真9/?

散歩と写真9/?

ちょっと前に安西三丸展に行ってきた。

僕はこの人のことを知らなかったのだけれど、妻が安西三丸が好きだったので。(後によく読んでいる村上春樹の本の表紙をやっている人だとわかる。)

この感じ、確かに見たことある。

ホリゾン(Horizon)千蔵の海の水平線がルーツだと。ルーツについて考えることが増えてきたからなんとなく言いたいことがわかる。

洒落てるなーと思う。

左利きのエレンの第一部とかに

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散歩と写真8/?

散歩と写真8/?

結構前に行ったイサム・ノグチ展。
(平日昼間の人が少ない時間に美術館に行けるのは個人事業主になってよかったところ)

22歳とかそこらに北海道に一人旅した時にであったモエレ沼公園が好きになってからずっとファン。当時はアンビエントミュージックばっかり聞いていたからそういうものからの影響が大きかったんだろう。

イサム・ノグチのイメージは作品単体で見るよりも空間の一部にあることが前提な気がしたから外と

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散歩と写真12/?

散歩と写真12/?

大涌谷
出張で小田原の大涌谷へ。
ロープウェイで山頂まで進む。

雨が続いた週だったけれど、この日はとても天気が良く「新緑」という言葉が似合う1日になった。

あるポイントを超えると目の前には火山の崩壊地形へ

大涌谷で名物の黒卵を食べたり、同行者と談笑したりしながらフィールドチェック。

その後、足湯に浸かり下山。
足湯はちょっとしか入ってないのにだいぶ長くジンジンとした。
やっぱり温泉の水だか

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散歩と写真11/?

散歩と写真11/?

ふと思い立って青梅に。家から1時間強で着くことがわかって、ふらっと山や川を見たくなったからだ。

駅に降り立った瞬間に音が消えた。気配が薄いというか、普段暮らしている都心近くの家は閑静な方だと思っていたけれど、生活音に溢れていることを自覚する。

ホテルまでの道のりで、大きな道路に出るまでは誰にも会わず。

川と丘を越えてホテルへ。

ホテルもお年寄りの方が多く、ゆっくりできた。広めの部屋をとって

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散歩と写真10/?

散歩と写真10/?

世田谷美術館の塔本シスコ展へ

正直、絵柄的に自分の得意な方ではないのだろうなと勝手に感じていた。奔放でピュアなイメージをいつも避けてしまう傾向にあるけれど、これは本当に良かった。

鳥や草花のタッチの躍動感というか。瑞々しくてあったかい。

大きな声で歌う鳥、というタイトルだった気がする。右の鳥の嘴がいいなぁと。あとそれを筆を持って描くシスコさん。

団地の四畳半がアトリエだったとのこと。家族と

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散歩と写真7/?

散歩と写真7/?

所用で浅草へ。

梅雨のしとしと雨は好きだが髪がうねるうねる。最近まで癖毛が嫌いだったけれど、もうやむなし、受け入れるほかなくセットの仕方を調べてたらうまくやる方法を発見、楽だしちょっと気に入っている。自分の癖毛を気にいる日が来るとは。人生は発見の連続です。

ピントがずれたけれどもやがかった梅雨らしくてよい

河川のそばには鳥が多い。翼の形がきれい。

川の上の線路は昼も夜も心に来るものがある。

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