【洋画レビュー】『アウトブレイク(1995)』はまるでコロナ蔓延時!?
今回は、洋画『アウトブレイク(1995)』を見た感想をまとめます🐵作品を一言でまとめると、一匹の猿からはじまった致死率100%のウイルスの蔓延を阻止する話。キャストも豪華な作品で1995年のいい味が出ている映画でした!
私は、ウイルスなどの感染系の映画が好きなんです。特に『コンテイジョン(2011)』がとっても印象的で、それに似た作品がないかなと思い探したらこの作品に出会いました。
結論、この作品は感染系の面白いでしたが、話の内容的にはウイルスの感染についてが大半かと思いきや、政府や軍隊などの国の圧力についても焦点の当たっている作品でした。いかにも「アメリカ」を感じる映画だったと思います。
今回の推しポイントは、この作品を1995年に作っていた凄さ、緊張感とハラハラをリアルに感じさせる、の2つ!
この作品を1995年に作っていた凄さ
私は、この作品が1995年に出来ていたのか、という衝撃が強かったです!私の中でのウイルス感染といえばの映画は『コンテイジョン(2011)』と『新感染(2016)』だったので、90年代にこの感染系の映画が作成されていたこと、特殊メイク、話の展開などにも感動しました。同じ年に作成された『セブン(1995)』の特殊メイクはグロが強めだったけど、この作品では、徐々に感染されていくという、患者の感染状態に合わせた濃さの特殊メイクを微調整しているのが分かり、同じ年の作品でもテイストの違う特殊メイクも見れてとても興味深かったです!
私は個人的に、作品中のヘリコプターのシーンと国や軍隊との各々の「正義」についてぶつかる面でとても 1995年の「アメリカ感」を感じました(笑)
緊張感とハラハラをリアルに感じさせる
皆さまも体験したことのあるであろう、「ウイルスに感染したらどうしよう」という恐怖が終始ある映画だったので、映画が映像として与えるハラハラだけでなく、実際に我々がコロナウイルスで体験しているからこその恐怖感が感じられる作品でした。感染リスクを知っているからこそ、作品内に込められている「感染」に対しての恐怖心を奮い立たせる要素で思わず見ていてのめり込んじゃいます。
【グロ度、オロオロ場面の有無】
■グロ度 ★★★☆☆
感染系にしては血は少ない方。多少の出血と顔が赤い場面あり。
■オロオロ場面 なし
私自身が嘔吐恐怖症のため、オロオロがゼロなのは本当にポイントが高い。そして感染系の作品でこれがないのはかなりありがたい。同じく恐怖症で苦しんでいる人がいたらこの評価がためになると嬉しい。
☆彡付録:ポスター一覧
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【作品詳細】
1995年製作/127分/アメリカ
監督:ウォルフガング・ペーターゼン
キャスト:ダスティン・ホフマン、ルネ・ロッソ、モーガン・フリーマン
英題:Outbreak
参考文献:
https://www.imdb.com/title/tt0114069/mediaindex/?ref_=tt_mv_close
https://video.unext.jp/title/SID0013676
https://eiga.com/movie/41872/
https://filmarks.com/movies/11336
https://filmarks.com/movies/69390