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抱擁と愛

今日はクリスマスイブ。
大雪が降っている地域もありますが、東京は快晴でした。
皆様にとって、幸せな日になりますように。
 
私の好きな言葉をお届けします。

「愛をうまく告白しようとか、
自分の気持ちを言葉で訴えようなんて、
構える必要はない。
きみの体全体が愛の告白なのだ。」
“You don't have to be prepared to confess your love or express your feelings in words.
Your whole body is a confession of love.”
(岡本太郎)

ハグまたは抱擁とは?


ハグは、非言語コミュニケーション(英語:non-verbal communication)の一種です。

ハグは典型的には愛情の表現として行われます。また親密さ、愛着、友情などを表し、伝える手段です。


ハグの相手に、支え、安楽、慰めなどをもたらします。喜びで心が温まってハグをする場合も、辛い悲しみに打ちひしがれてハグをする場合もあります。

またスポーツチームが大会に勝利した時、選手や監督が互いに気持を表現するためにも用いられます。(例えばワールドシリーズの決勝戦においてチームの勝利を収めた時など)

多くの場合、ハグは愛情を示す身ぶり・動作として(接吻と並んで)最も一般的なものの一つです。

しばしば愛情を込めた視線を交わしては行なったり、あるいは頬にキスをしながら行ったり、あるいは唇はつけず頬のそばで疑似的にキスのような音(「チュ」)をさせつつ、行われます。

挨拶としてハグを行う場合、典型的には(あるいは広く行われているのは)、(ある人がある人に対して一方的にハグするだけでなく)互いにハグしあう形で行います。

(引用:ウィキペディア)


心に刺さる エーリッヒ・フロムの言葉


未熟な愛は言う、「愛してるよ、君が必要だから」と。
成熟した愛は言う、「君が必要だよ、愛してるから」と。


ドイツの社会心理学者、精神分析学者、エーリッヒ・フロムの言葉です。
 
これは、私の解釈ですが、未熟な愛は「打算」、成熟した愛は「誠実」さがあると感じています。

未熟な愛は、自分の目的のために「愛してる」の言葉を利用している感じ。

つまり、自分本位な「恋」またはそこまでいかない関係ですね。

自分本位な関係は、信頼はなく、相手を失うかもしれない不安と恐怖で、甘い言葉をかけたり、自分を誇張したりする。

そして、見事、相手の心を「愛してる」という言葉で射止めれば、「釣った魚にエサはやらない」という態度に豹変し、ただただ、自分の目的に向かって相手を利用しようとします。自分の幸せだけにね。

だから、抱擁も彼または彼女にとっては、相手に依存した、しがみつくような感覚でしょう。


成熟した愛


成熟した愛は、能動的で自分の意思で愛してる状態でしょう。

何の打算もなく、相手を愛してる、相手本位の愛です。

相手本位な愛は、相手を信頼し、相手の幸せを考えてるから、抱擁は安らぎや心地よさがあるのです。

相手のすべてを愛してますからね。

この世界を表現しているのは、美輪明宏さんの「愛の賛歌」です。


高く碧い空が 落ちてきたとしても
海が轟いて 押し寄せたとて
貴方がいるかぎり 私は恐れない
愛する心に 恐れるものはない
 
貴方が言うなら この黒髪を何色にでも
貴方が言うなら たとえ地の涯て世界の涯ても
貴方が言うなら どんな恥でも耐えしのびます
貴方が言うなら 愛する国も友も捨てよう
 
いつか人生が 貴方を奪っても
この愛があれば それで幸福
死んでもあの空で 苦しみも何もなく
永遠に歌おう 愛を讃える歌を
 
ラララ….
神よ結び給え 愛し合う我らを


最後まで読んでいただきありがとうございました。


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