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アルバムレビュー

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漫然とアルバムを聴いていると印象を忘れてしまうので、アルバムを聴きながら1曲づつ感想を書き留めてみることにしました。特にジャンルレス。その日選んだアルバムを聴いてレビューしていき…
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#ブラックメタル

Thy Catafalque / Vadak

Thy Catafalque / Vadak



Thy Catafalque(ザイ・カタファルク:意味は”汝の棺”)は、ハンガリーのマコーで結成された前衛的なメタルバンド。東欧メタルシーンから出てきたバンドですね。東欧やロシアのメタルバンドは独特なメロディセンスや空気感を纏っています。最初はバンドメンバーがいたようですが現在は中心人物タマーシュ・カタイのソロ・プロジェクトになっています。カタイはハンガリーからスコットランドのエディンバラに移

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portrayal of guilt / We Are Always Alone

portrayal of guilt / We Are Always Alone



Portrayal of Guiltは、2017年にテキサス州オースティンで結成されたアメリカのハードコアパンクバンドです。スタイル的にはコンバージやオースブレイカーなどのポストハードコアバンドと比較され、「ブラッケンド・スクリーモ」とも呼ばれています。本作はセカンドアルバム。全9曲26分と短めの曲が並んでいて激烈そうですね。ジャケットとタイトルに惹かれたので聞いてみます。

活動国:US

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Atvm / Famine, Putrid and Fucking Endless

Atvm / Famine, Putrid and Fucking Endless



UK、北ロンドンで活動するAvtmのファーストフルアルバム。初期はブラッケンドデスメタル(ブラックメタルの影響を受けたデスメタル)を演っていましたがだんだんとテクニカル/プログレッシブデスメタル寄りになってきたそう。演奏力が高いのでしょう。曲のタイトルが各国語(Ⲁⲛⲋ-ⲟⲩ Ⲙⲁⲧⲟⲩとかवाघनखとか)でどんな音像か期待が高まります。AOTYでユーザーレビューが83点。さっそく聞いてみましょ

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Panopticon / .​.​.​And Again Into The Light

Panopticon / .​.​.​And Again Into The Light



Panopticon(パノプティコン)は2007年にケンタッキー州ルイビルでオースティン・ランによって設立されたアメリカのブラックメタルバンドです。本作は2021年リリースの9作目。もともと一人ブラックメタルプロジェクトで、すべての楽器をランが演奏するスタイル。そのあと、ツアーメンバーを拡充していますが、本作も基本的に一人での作成です。

音楽スタイルはオーソドックスなブラックメタルの要素を特

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TRIBULATION / Where the Gloom Becomes Sound

TRIBULATION / Where the Gloom Becomes Sound



トリビュレーション(日本語の意味は”苦難”)は2005年結成、2009年デビューのスウェーデンのバンドです。ダークメタルと呼ばれ、ゴシックやデス、ブラックメタルなどを組み合わせた音楽性。本作が5作目で、一部エレクトロニカであったりスウェーデン語の歌詞も取り入れているそう。アルバムタイトルはドイツのダークウェイヴ・ユニット、Sopor Aeternus & the Ensemble of Sha

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Noctule / Wretched Abyss

Noctule / Wretched Abyss

UKのポストハードコア/ポストメタルバンド、SvalbardのボーカルであるSerena Cherryのソロプロジェクトで一人ですべての楽器を演奏しています。2021年リリースの1stアルバム。

出身国:UK
ジャンル:Black Metal
活動期間:2020-現在
メンバー:Serena Cherry(全楽器、ボーカル)

1.Elven Sword 05:14 ★★★★☆

喚くような金切

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Serpent Sermon / The Saurian Hymns

Serpent Sermon / The Saurian Hymns

Serpent Sermonはロシアのシンフォニックブラックメタルバンド。ジャケットに惹かれて聞いてみました。2021年に今回レビューする1stアルバムをリリース。ほとんど情報がないバンドですが、おそらくスウェーデンのブラックメタルバンドMardukによる12番目のスタジオアルバム「Serpent Sermon」からバンド名を取ったのでしょう。VocalはGrotesque Orchestra,

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Mental Cruelty / A Hill to Die Upon

Mental Cruelty / A Hill to Die Upon

Mental Crueltyは若手のドイツのバンド、おそらくメンバーはみな20代。とにかく激烈ながらしっかりとメロディもあり、デスメタルやブラックメタル、シンフォニックメタルやデスコアの各種手法を取り入れて、激烈性だけに特化するのではなくきちんと曲作り、音楽的なコンセプトを持って楽曲、アルバムを作り上げる力を持っています。激烈なメタルが好きな方にはおススメ。

出身国:ドイツ
ジャンル:Bruta

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Mister Misery / A Brighter Side of Death

Mister Misery / A Brighter Side of Death

Mister Miseryは2018年結成、2019年デビューのスウェーデンのメタルバンドで、ホラーロック、日本で言えばV系、メタルコアやラウドロックに分類されそうな音楽性です。本作は2021年リリースの2ndアルバム。前半はUSというか世界市場を意識したようなメロディで、UKメタルコア的だが、後半、スウェーデン感・北欧感が増してきて良い感じです。

1.Ballad of the Headles

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Oranssi Pazuzu / Mestarin Kynsi

Oranssi Pazuzu / Mestarin Kynsi

Oranssi Pazuzu(オランジ・パズズ)は2007年結成、2009年デビューのフィンランドのブラックメタル・アヴァンギャルドバンドです。暗黒面に突き抜けた感じがありつつ、ノルウェーほど暗黒ではない、どこかコミカルというか奇妙な持ち味があるのがフィンランドっぽい。コンスタントかつ熱心に活動を続けており本作は5作目。ボーカルは発狂的、ブラックメタル的なパフォーマンスながらバッキングが妙にクール

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Imperial Triumphant ‎/ Alphaville

Imperial Triumphant ‎/ Alphaville

単独記事でも2020年衝撃盤ベスト10でも取り上げた作品。衝撃的な出来でした。

IMPERIAL TRIUMPHANT(インペリアル・トライアンファント ≒ 帝国の大勝利)は2005年にアメリカ、NYで結成されたアヴァンギャルド・ブラックメタルバンド(カテゴライズが難しい、、、一応英語版wikiではこう書かれていました)です。2020年に4枚目のアルバム「Alphaville」をリリース、こちら

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Wayfarer / A Romance With Violence

Wayfarer / A Romance With Violence

ちょっとカントリー風味もある、アメリカのルーツミュージックを取り入れたメタルバンド。こばいあさんの記事で知りました。

カントリー・ミュージックの郷愁が神秘的な轟音によって見事に引き立っているが、これは間違いなく彼らの集大成のサウンドだ。

おお! カントリー×メタル! 聴いてみよう! ということで聴いてみました。Pride & GrolyとかOngoing Conceptみたいなアメリカのルーツ

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Hellripper / The Affair of the Poisons

Hellripper / The Affair of the Poisons

Hellripperは2014年結成のUKのパワー/ブラックメタルバンドです。TIDAL(使っているストリーミングサービス)のレコメンドで出てきたので思いっきりB級なジャケットに惹かれて聞いてみました。これがなかなか良作。全8曲、30分弱ながら激烈に駆け抜けていき爽快感があります。どうも一人プロジェクト、宅録DIYメタル系ですね。メタル好きなんだろうなぁ。こういう味わいが好きな方にはたまらない良盤

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Enslaved / Utgard

Enslaved / Utgard

Enslaved(エンスレイヴド)は1991年結成のノルウェーのバンドで、いわゆるノルウェーのブラックメタルやデスメタル、エクストリームメタルの源流や祖とされるバンドです。極端な攻撃性を求めた初期からだんだんとプログレッシブな音像に変わっていき、ほぼ同時期にデビューしたスウェーデンのOpethとも類似の音楽的変遷をたどっています。Utgardは2020年の15枚目のアルバムで、北欧神話をモチーフに

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