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新年の「note」のはずが留学を振り返って書く「友達論」に!?

皆様、だいぶ遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。変わらず今年もよろしくお願いします!

今回のnoteはかなり気合が入った内容で、僕の感情が言葉にこもっていると思います(自分で言うな)。結論から言うと内容は、タイトルの通り「友達観」みたいな部分についてです。人間関係の温かい部分と、厳しい部分について書きました。留学中の写真も盛り込んでます◎ ※最後までこの記事を書き切ってから、上まで戻ってきてこの文章を追加しております。長いのに、なんの話が書いてあるのかわらかないnoteは読む気がしないなと思ったので笑

年末年始にはこんな挨拶をIG、FB、Twitterで投稿させて頂きました。(もうすでに読んでくださった方、何度もすいません)

2022年は、人生の本質に触れられたような一年だった。人生の妙味(醍醐味)とも言い換えられるように思う。様々な感情を味わった。幸せ、楽しさ、喜び、充実感、達成感、心地よさ、安心感…。辛さ、悲しみ、無力感、不安、恐れ、焦燥感、孤独感…。そして何より、いままでになかった「不思議な感覚」を感じることが増えた。これは必ずしも心地の良いものではないが、とても興味深い。漠然とした表現ばかりにしかならず、言語に限界を感じてしまうほどに、妙な深みがある感覚だ。これこそが人生をかけて向き合い続けていくものなのではないか?と感じている。フワッとした書き方にしかならないのが焦れったい気もするが、これが明確になってしまっては面白くない。それはさておき、2022年は自分という1人の人間に、より深みを持たせられた気がしている。これからも色々な感情、そして体験を味わい尽くし、楽しくて幸せで豊かな人生にしていきたい。ここまでの人生を振り返ってみると、全ては周りの人や環境の助けありきだったと強く感じる。素敵なご縁で多くの人と関われて、自分は本当に幸せ者だと思う。全てに感謝しています。ありがとうございます。そして、これからもどうぞ笠井康弘をよろしくおねがいします!

自分のSNS(大晦日)

あけましておめでとうございます。今年も最高な人生のレベルを更新していきましょう。みんなが 僕の人生を楽しく、幸せで、豊かなものにしてくれている。だからこそ笠井康弘も、僕と関わってくれる大好きな人たちから見て、そんな存在でありたい。これを忘れずに、今年も楽しく好きなように生きます。今年もよろしくお願いします!

自分のSNS(元日)

すごく抽象度の高い文章で、投稿しながらすごく焦れったい気持ちでした。ここで焦れったくなる人は決して多くないのかな?とは思うのですが、僕はどうやら「伝えたいし、わかって欲しい人間」だから、サクッと書いた文章に補足がしたくてしょうがないようです。僕は非常に口数が多くて、言葉にしないと何も伝わらないと思っているタイプです。だからこそ、こうして思考を文字の形にして起こす事にとても価値を感じます。

さて、悪い癖でまた文字数がすごいことになりそうなのでさっそく本題に入りたいと思います。僕がまず補足したかったのは「不思議な感覚」です。なんの?と言われると、人間関係に関しての感覚です。2021年秋からのアメリカのテキサス州ダラスでの留学中に、この「不思議な感覚」を強く感じ始めるようになりました。

留学先に飛び立つ前に、テキサス州に友達はたった一人しかいませんでした。彼とは京都で2018年に出会いました。彼はの僕の留学先の大学出身で、もうすでに卒業している3つ歳上の友達です。驚くことに、出発の日は東京から彼と同じ飛行機でテキサス州まで飛びました。彼は大学を卒業してから、英語教師としてJETプログラム(語学指導等を行う外国青年招致事業)で日本で2年間働いており、その勤務期間を終えて帰国するところでした。偶然、同じ【東京→ダラス・フォートワース国際空港】の便を予約していたのです。事前に連絡を取っていた訳ではなく、渡航日が近づいたタイミングで久しぶりに連絡して「いつの飛行機でアメリカに戻るの?」と聞いた時に同じ便だと気付いたのです。世の中ほんと面白いものですね。これは余談で、次からが本題です笑

JALのスタッフさんが優しくて友達と前後の座席に変更してくれました笑

いきなりなんですが、「留学中の孤独さ」が自分には多くを教えてくれたように思っています。僕は元々大阪で生まれて、そこで幼稚園に通っていました。しかし、父親の仕事で5歳の頃には1年間仙台におり、そのあとは札幌に6歳の時(小学校入学のタイミング)に引っ越して来ました。そこからはずっと札幌で、小中学校は地元の徒歩圏内の学校に通っていました。高校からは、地元のエリアから離れた学校に地下鉄とバスで通っていました。

大学では京都に引っ越して、人生初の一人暮らしを始めました。昔から、映画でもなんでも涙はまったく流さないタイプの僕ですが、両親が引っ越しの手伝いをしてくれて、京都の家から手を振って札幌に帰っていったタイミングでは、自然に涙が溢れ出てきたのを覚えています。別に見放された訳ではないのに、今までいつでもすぐ側にいるのが当たり前だと思っていた両親が急に遠のいていってしまったような気がして、寂しかったのだと思います。今思い返せば、人として少しは強くなれた瞬間だったと思います。

前置きがながくなりましたが、僕は「知り合いが全く居ない環境に飛び込む」という経験を幼稚園、小学校、大学で経験しているのです。だから、ゼロからでも友達を作り、居心地の良いコミュニティを見つける力はそれなりにある方だと思っています。しかし、留学は少しレベルが違った気がします。

本当にその飛行機が偶然一緒だった友達以外に誰も知っている人は居ない状態からのスタートでした。しかも、その友達も社会人で大学のキャンパスからは車で30分くらいのところに住んでいるので、そう頻繁に会える感じではありませんでした。(仕事が休みのタイミングで車で僕の寮まで遊びに来てくれましたが!京都で仲良くなった友達と、場所は違えどこうして変わらず遊べるっていうのが最高すぎます。)

少し話がズレてしまいましたが、「誰も知らない状況からのスタート」というのは心細いものです。しかし、①困った時に頼れる人がゼロだとマズい。②せっかく留学に来たのだから、こちらで生まれ育った友達とたくさん関わって色々な価値観に触れたい。この2つのモチベーションで僕はすごい勢いで人と仲良くなりにかかりました。本気でした。

入寮して初日、コロナ真っ只中で留学生が入ってくるのは珍しいということで、みんなが僕に(人として、というよりはどういう経緯でここに来たのか)に興味を持ってくれました。友達を作るので必死なので、一階のデスクに張り付いていました。1人で来たから知り合いがゼロで、とにかく仲良くして欲しいアピールを必死でしました。その思いは伝わり、初日からいきなり車でテキサスの有名なガソリンスタンド「バッキーズ」に遊びに連れて行って貰ったり、映画鑑賞会の仲間に入れてもらえました。ガソリンスタンドに遊びに行くっていう斬新なアイデアで、車社会の洗礼を受けた気分でした笑

なかなかレアなバッキーとのツーショット

みんなでパズルをしながら朝の4時まで話したり(最初は8人居て、最後まで残ったのは4人でした笑)、僕の「本気の友達作り」は大成功でした。順調に友達(定義としては、気軽にご飯を一緒に食べれるくらいの仲の人)は増えていったのですが、授業が始まると雰囲気は一変しました。

話には聞いていた通り「アメリカの大学生は忙しい」というのは本当で、みんな勉強に必死といった状況でした。それまでは、履修登録期間で特に課題もないからキャンパスでのイベントに参加し、ご飯を一緒に食べ、のんびりしたり、ジムに行ったり、スポーツしたりしていました。ですが、学期が始まるとこんな「のんびりライフ」とは縁遠い生活になりました。

かな〜り前置きが長くなってしまいましたが、これが〈人間関係に関しての「不思議な感覚」〉を感じ始めた原因の1つだったと思います。目の前の事に必死になっていると、人はやはり〈誰と「人生の中の限られた時間」を使うか〉を考えるよね、という話です。

僕にとってのテキサスで出会う人達は、自分とは違った文化的な背景を持っていて興味深い存在です。日本で生まれ育った自分の常識が通用しないからこそ、ただ話しているだけで「あ、そういう発想ね?」と言った感覚です。会話の中で、「良い意味での裏切り(面白い気付き)」が頻発するんです。

しかし、逆の立場で考えてみると、同じバックグラウンドを共有していないから、笠井康弘には多くのこと(テキサスの地名、チェーン店。そしてアメリカの著名人についてなどの、当たり前な内容)を説明しないと話が通じないんです。言ってしまえば、面倒くさいと思います。僕が、一々「イオン」とか「NHK」とか言う度に「え、なにそれ初めて聞いた…ごめんけど、それが何か説明してくれない?」って日本国内で聞かれたら、ダルいと思ってしまう気がします。つまり、色々説明するのダルいけど、「こいつと一緒にいると楽しいな!」「こいつともっと話したいな!」と思われないと、話にならないわけです。

学校の事で手一杯で多忙な状況でも、「空き時間があれば笠井康弘と話したい」と思ってもらわないと、友達(本質的な)は出来ないということです。ものすごいプレッシャーを感じました。英語は一応留学前に話せるようにしてきたけれど、そんなのは当たり前。意思疎通が出来るのは基礎中の基礎で、その上で1人の人間としてどれだけ魅力的であれるか。それが大事だと感じました。

初めてのテキサス州ダラスの街中

入寮後、友達がたくさんできた瞬間に感じた社会のあたたかさ。そして、学期が始まってから強く感じ始めた友達関係のシビアさ。今までは、こんな事を深く考えたことがなかったんです。高校までは、流れに身を任せていただけの人生でした。目の前の宿題と定期試験と部活をこなし、空き時間で自分の好きなことをする。日々に忙殺されていた、コントロール感の非常に低い人生だったように思えます。

余裕が無い中でも、人間関係は避けて通れない訳で、周りの環境(人間)に文句を言っていたこともありました。文句を言いながらではありましたが、一緒にいたくなかった人たちからは離れていましたし、「一緒に時間を過ごす友達」は無意識のうちに選んでいました。ただ、そこまで真剣には考えていませんでした。なんとなく一緒にいると楽しい。それくらいでした。

留学先ではここまで書いてきたように、寂しさから、誰でもいいから仲良くして、「友達」を増やしました。でも、「忙しくてもお互いのために時間を使いたいと思える本当の友達」が大事なんだということに気付きました。「相思相愛の仲」じゃないとダメなんだと思いました。ダメ、というか、僕が求めているのはそういう本質的な友達だけだな、と。

とてもありがたいことに、僕は留学先でとても信頼できる本質的な友達に恵まれました。最初は片思いだったかも知れません。「授業が終わるタイミングで待ち合わせて一緒に食堂で食べない?」と一方的にかなりアプローチしていました。入寮直後は4人以上の大所帯(個人的には少人数が好きなので笑)でご飯を食べることが多かったのですが、やっぱりそれじゃお互いを深く知るのは難しかったです。だから、1対1でご飯を食べることで波長の合う友達と、そうじゃない友達が分かってくるんです。残念ながら、しっくりこない友達には僕からまた連絡することはないですし、向こうも同じ感覚を持っていたのではないかな?と思います。ですが、逆に両思いな嬉しいパターンもたくさんありました。最初はとにかく寂しいから、一緒にご飯を食べてくれる相手が欲しくて自分から色々と連絡していたのに、しばらくすると、向こうからも連絡が来始めたのです。よく考えたら超当たり前なことかも知れないんですが、「笠井康弘と一緒にご飯を食べたい!」という意思表示をしてもらえた訳です。すなわち「忙しいし、日本から来てるヤツだから色々説明もしなきゃダメで手がかかるけど、それでもこいつとは仲良くしたい」と思ってもらえたのです。選ばれた瞬間、です。


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友達関係について、これほど考える事が出来たのは、留学のおかげです。勉強の量は凄くて、僕自身も疲弊していたからこそ、一緒にいてハッピーな気分になれる友達には拘っていました。ここで思うのは、友達関係ってシビア(厳しいもの)だな。という部分です。最近は同い年が社会人1年目ということで更にその「容赦なく妥協しない
シビアさ」を感じています。人生で1番自由に時間が使えるであろう大学生活と比べると、圧倒的に時間の制約が多い毎日をみんな過ごしていると思うんです。その中で選ばれないといけないプレッシャーを感じてしまいます。

その一方で、そういった厳しい条件の中でも「笠井康弘が選ばれる」となるとその喜びは半端じゃないです。忙しい中でも、自分のために時間を作ってくれる友達がたくさんいることのありがたみを身に沁みて感じます。僕は非常に恵まれています。仲良くしてくれるみんなが大好きです。noteにこんなに長い文章を書いても読んでくれる人がいる(読んでもらえているかわからないですが)ことも非常にありがたいことです。関わってくれる皆様に僕は本当に感謝しています。

だからこそ、これからも「選んでもらえる」ように人生を精一杯楽しく幸せに生きていきます。「笠井康弘との時間は有意義」と言ってもらえる事は、僕にとって最大の喜びです。だから、まずは僕が楽しさとか幸せをおすそ分けというかシェア出来るくらいハッピーじゃないとダメだと思っています。だから、僕はこんな新年の挨拶(↓)をしていた、という訳です。

あけましておめでとうございます。今年も最高な人生のレベルを更新していきましょう。みんなが 僕の人生を楽しく、幸せで、豊かなものにしてくれている。だからこそ笠井康弘も、僕と関わってくれる大好きな人たちから見て、そんな存在でありたい。これを忘れずに、今年も楽しく好きなように生きます。今年もよろしくお願いします!

自分のSNS(元日)

気付けば6000文字書いていました。2時間ほどずっとパシパシ打ってました。疲労感はあるようで無いです。書くことに没頭できているから、書くことが好きだからだと思います。読んでくださった皆様に、僕の思いが伝わっていると嬉しいです。別にメッセージを伝えよう!と思って書いた訳ではないのですが。

書くのが好き過ぎる笠井康弘は、まだ書き足りません。次は留学の学びシリーズということで「目標設定」について書こうかな?なんて思っています。今回も最後まで読んでくださってありがとうございます。また次回のnoteでお会いできるのを楽しみにしています🙌(※コメント欄でもDMでも、感想・コメント頂けると笠井康弘がとても喜びます!)


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