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悲観も楽観もしない。正しい現状把握を【八百屋からみた“食”no.25】

たまに、店先に立つ自分の感覚がオカシイのかな(ズレてる自覚あるし直す気もない)とは感じますが…

同業やお客さんで
「安くないと困るし、物価安定(≒安値安定)に補助金出ないと困る」という昭和思考&国や政治が何とかしてくれる思考(私に言われても困る)の人や
「これまでが大丈夫だったから、これからも大丈夫」という思考の人や
「戦争のセイ・コロナのセイで石油危機肥料危機食料危機」だと捲くし立てる人もいて、セケン話を聞く(オカシナ)私がびっくりしちゃいます。

そのどちらでもなく、楽観でも悲観でもない現実を見ましょう。

再三再四投稿しているように
【もう潤沢に常時常在にモノは揃わない。これまでが異常だった】
【今まで通りに作り、今まで通りの量で売る食材は、必ず値上がりする】
【今後、安さは誰かを苦しめ滅ぼし、商品がなくなる】

この3つは忘れることなく持ち続けてほしいですね。食べきる買い物・目的のない買い物をしない意味でも。

お客さんが目の前にある食材を買った時、
“食”や“農”や“生産者”や“製造者”の想いが過不足なく伝わり、〈美味しい〉という評価と共に買い続けて欲しいな、作る皆さんを買い支えて欲しいなと常に思っています。

そのために始めた産直屋・八百屋ですから。

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(参考)
↓↓食の無関心/鈍感さは、5年経たずにしっぺ返しが来るという話

↓↓値上げを悲しまない。必要なモノだけ買う。食べきる量を買う。という話

↓↓続けたい店は値上げする。売り続けたい商品は値上げする話

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